一日も早く薬価収載を

国がなかなか検査を許可しないのは、検査体制が整っていないからだとしていた。しかしテレビ各社の報道で民間の検査会社を使えばいくらでも増やせるといわれて、ようやく薬価収載への動きが出た。先週の末２１日あたりだったと思う。
ところが昨日(２８日)に厚労大臣は「週明けにも薬価適用を検討」とまだ暢気ことを言っている。「３月２日から薬価収載」とだけ言えばいいのだ。

これまで、政府や官僚がアホやから悪手を打っていると思っていたが、ひょっとすると、なんらかの意図があって検査をせず感染拡大の実態を隠蔽しようとしているのではないかと考え始めた。
その理由は何か？

医療崩壊？
いやいや、検査をひっぱればひっぱるほど感染は爆発的に広がっていくだろう。無症状の感染者が無自覚のまま行動し、どんどん感染を広げていくのだから。沸騰点に達したときにはもう遅い。完全に医療は破綻する。

では、何？
経済への悪影響を恐れているのではないだろうか？
韓国のように感染爆発してしまうと、国際社会からホットスポットと見なされ交通は遮断、物流も滞り、企業活動は停滞、経済が破綻してしまうと考えているのではないだろうか？
もしそうだとしたら、最優先すべき国民の生命をまったく軽視していることになる。

イベントの中止・延期や小中高の休校要請は悪手ではないと思うが、それより検査を徹底して陰性と陽性を多くの国民が知ったら各々が自粛するから、休校もイベントの中止もテレワークも操業停止もしないですむ。
経済への悪影響は最小限に抑えられると思うのだが。