途中経過は知らないが、プーチンの末路はわかっている

マリウポリは数日内に陥落すると言われながら、2000人余の兵士と住民がアゾフスタリ製鉄所地下に潜んでいる。日光と食料が乏しく苦しんではいるが、今もって陥落していない。
また、ロシアによる東部ドンバス地方の総攻撃も大きな成果が上がっているように見えない。
プーチンの強気発言のわりにウクライナ侵略は足踏み状態だ。
5月9日に戦勝パレードをする計画らしいが、大丈夫かい？

ロシアの兵士が死傷や逃亡などで4万人を失っていると言われている。募集をかけているようだが、こんな大義のない戦争に志願する者はいるだろうか？
オリガルヒの一家心中が何件も起こっている。ＩＴ技術者や科学者、芸術家などの頭脳集団の流出が止まらないようだという。
また、スウェーデン・フィンランドに続いてモルドバもＥＵやＮＡＴＯ加盟に動いている。

一週間くらいで成果を収めると踏んでいたプーチンだったのだろうが、終わりの見えない戦争になってしまった。東部のドンバス州や黒海沿岸の南部を一時的に陥落させたとしても、維持するには軍隊やお金がかかる。ウクライナも徹底抗戦するだろう。
どっぷりと泥沼にはまったままになるだけだ。

どんな形でこの戦争が収束するのか見えないが、たとえ核を使ったとしてもウクライナが白旗を上げるとは思えない。むしろその暴挙に、アメリカや西欧諸国の本格的な介入を招くことになるだろう。
行くもならず、退くもならず、暴挙にも出られず、プーチンに残っているのは敗北と滅亡しかないと思うのだが、みなさんはどうどう考えるだろうか？