世界柔道(タシケント)大会3日目。
男子73キロ級橋本壮一は銀メダル。女子57キロ級の船久保遥香初出場で銀メダルだった。
大会4日目。
81キロ級永瀬貴規と藤原崇太郎は決勝戦に行けず3位決定戦で共に争い、永瀬貴規が銅メダルを取った。63キロ級堀川恵は2012年グランドスラム東京で高校生ながら優勝したことがある逸材だったが、その後伸び悩み一旦引退している。その後結婚して復帰。この大会で金メダルを取った。
外国勢の優勝者の喜びようが半端ない。こんなに喜ぶのなら上げても気持ちいい。
でも日本選手がこんなにはしゃいでいたらちょっと引く。日本選手に求める変な美意識があるのかな?
大会5日目。
90キロ級増山香補は2回戦敗退。
70キロ級は東京五輪金メダルの新井千鶴の引退を受けて、新たに新添左季と田中志歩が選出されたが、ともに準決勝で敗れた。3位決定戦゛新添左季が銅メダルを取った。
6日目。
100キロ級はウルフ・アロンに替わって飯田健太郎が出場したが、2回戦で技ありを先取するも、すぐに一本を返されて逆転負け。
東京五輪金メダルの78キロ級濱田尚里が登場したが、準々決勝でブラジルのアギラール(コリン3度優勝)に返し技で鮮やかな一本負け。敗者復活戦を経て3位決定戦に向かうも、ウクライナの18歳リトヴェネンコに開始10秒で一本負けとなってしまった。
残すところあと二日。日本勢の奮闘を期待したい。
大会7日目。
78キロ超級に冨田若春は準決勝でブラジルのソウサと対戦。いきなりお互いが指導ふたつを受けているところから始まった。
「こりゃ、負けるな」と思ったら、案の定、指導3つを受けて反則負けとなってしまった。
なんとか、3位決定戦は韓国のキム・ハウンに足車で一本勝ちして銅メダルとなった。
100キロ超級の斉藤立は2回戦からの放映だったので、これも決勝までいけなかったのかと思ったら、準決勝を反則勝ちで勝ち上がった。
しかし決勝進出も、逆に指導3つを受けて反則負け。銀メダルに終わった。
斉藤立はもう少しスタミナをつけた方がいいね。すぐ息が上がっていた。
しかし、この柔道の世界ルールの指導の取り方に疑問がある。
わたしが見ていて、相手の隙を狙って拮抗している場面で、審判から「待った」がかかり両者に指導が与えられる。
「おまえ、柔道を知らないんじゃないか?」と腹が立つ。
日本選手は概ね組み手をしっかりと取りたがるところがあるのでなかなか技が出ない。外国選手は不利な組手になった途端、無理な体制からも技を出してくる。いきおい日本選手が指導を受けるはめになる。
最近は「かけ逃げ」という反則を取るようになってきているが、もっとしっかり有効な技だったのかどうかの判定してもらいたいものだ。
また、指導3つで一本というのも疑問だ。反則負けも反則勝ちも見ていて気持ちのいいものではない。せめて「技あり」ぐらいでいいと思う。試合は続いて逆転のチャンスも生まれるだろうから。より強いものが勝てるシステムにして欲しいのだ。
柔道の醍醐味は鮮やかな一本勝ちだからね
世界柔道最終日。男女混合団体戦が行われた。
日本チームは初戦の2回戦ドミニカ共和国、準々決勝オランダ、準決勝ドイツのすべて4勝先取で下し決勝に進んだ。決勝の相手は東京五輪決勝で敗れたフランスである。
90キロ級の田嶋剛希とA・マシューの初戦田島の袖吊り越しで決まったかと思ったら技ありの判定。残り47秒に小内刈りで一本を決めてまず1勝。
続く70キロ超級は今大会銅メダルの冨田若春と金メダルR・ディッコの闘い。開始42秒で内をすくわれて押さえ込まれ合わせ技一本で1敗。
90キロ超級は太田彪雅とJ・テルヘックの闘い。58秒のところで太田が小内刈りで技ありを取った。そして残り1分40秒あたりに太田の袖釣り込みは決まらなかったが、押さえ込みにつなげて合わせ技一本で2勝目をあげた。
57キロ級は今大会銀メダルの船久保遥香と東京五輪で銀メダルのS・シジクとの対戦。
開始10秒でシジクに技ありを取られた。船久保は何度か寝技に入ろうとするが交わされる。船久保の対落としが交わされ技ありを取られて一本負け。2勝2敗のタイになった。
73キロ級は原田健士とJ・ギャバの闘い。残り20秒のところで原田の抑え込みが決まり。3勝2敗となった。
70キロ級は新添左季とМ・ガビーの対決。今大会個人戦で新添が勝った相手だという通り、危なげなく試合を進めて残り1分のあたりで締め技が決まり、4-2で日本の優勝が決まった。
日仏どちらも一本勝ちで制しており、反則負けは全くない気持ちのいい試合となっている。
やはりこれでなくちゃいけないよね。
最後はいい結果になって良かったが、2年後のパリ五輪も頑張って欲しいね。
男子73キロ級橋本壮一は銀メダル。女子57キロ級の船久保遥香初出場で銀メダルだった。
大会4日目。
81キロ級永瀬貴規と藤原崇太郎は決勝戦に行けず3位決定戦で共に争い、永瀬貴規が銅メダルを取った。63キロ級堀川恵は2012年グランドスラム東京で高校生ながら優勝したことがある逸材だったが、その後伸び悩み一旦引退している。その後結婚して復帰。この大会で金メダルを取った。
外国勢の優勝者の喜びようが半端ない。こんなに喜ぶのなら上げても気持ちいい。
でも日本選手がこんなにはしゃいでいたらちょっと引く。日本選手に求める変な美意識があるのかな?
大会5日目。
90キロ級増山香補は2回戦敗退。
70キロ級は東京五輪金メダルの新井千鶴の引退を受けて、新たに新添左季と田中志歩が選出されたが、ともに準決勝で敗れた。3位決定戦゛新添左季が銅メダルを取った。
6日目。
100キロ級はウルフ・アロンに替わって飯田健太郎が出場したが、2回戦で技ありを先取するも、すぐに一本を返されて逆転負け。
東京五輪金メダルの78キロ級濱田尚里が登場したが、準々決勝でブラジルのアギラール(コリン3度優勝)に返し技で鮮やかな一本負け。敗者復活戦を経て3位決定戦に向かうも、ウクライナの18歳リトヴェネンコに開始10秒で一本負けとなってしまった。
残すところあと二日。日本勢の奮闘を期待したい。
大会7日目。
78キロ超級に冨田若春は準決勝でブラジルのソウサと対戦。いきなりお互いが指導ふたつを受けているところから始まった。
「こりゃ、負けるな」と思ったら、案の定、指導3つを受けて反則負けとなってしまった。
なんとか、3位決定戦は韓国のキム・ハウンに足車で一本勝ちして銅メダルとなった。
100キロ超級の斉藤立は2回戦からの放映だったので、これも決勝までいけなかったのかと思ったら、準決勝を反則勝ちで勝ち上がった。
しかし決勝進出も、逆に指導3つを受けて反則負け。銀メダルに終わった。
斉藤立はもう少しスタミナをつけた方がいいね。すぐ息が上がっていた。
しかし、この柔道の世界ルールの指導の取り方に疑問がある。
わたしが見ていて、相手の隙を狙って拮抗している場面で、審判から「待った」がかかり両者に指導が与えられる。
「おまえ、柔道を知らないんじゃないか?」と腹が立つ。
日本選手は概ね組み手をしっかりと取りたがるところがあるのでなかなか技が出ない。外国選手は不利な組手になった途端、無理な体制からも技を出してくる。いきおい日本選手が指導を受けるはめになる。
最近は「かけ逃げ」という反則を取るようになってきているが、もっとしっかり有効な技だったのかどうかの判定してもらいたいものだ。
また、指導3つで一本というのも疑問だ。反則負けも反則勝ちも見ていて気持ちのいいものではない。せめて「技あり」ぐらいでいいと思う。試合は続いて逆転のチャンスも生まれるだろうから。より強いものが勝てるシステムにして欲しいのだ。
柔道の醍醐味は鮮やかな一本勝ちだからね
世界柔道最終日。男女混合団体戦が行われた。
日本チームは初戦の2回戦ドミニカ共和国、準々決勝オランダ、準決勝ドイツのすべて4勝先取で下し決勝に進んだ。決勝の相手は東京五輪決勝で敗れたフランスである。
90キロ級の田嶋剛希とA・マシューの初戦田島の袖吊り越しで決まったかと思ったら技ありの判定。残り47秒に小内刈りで一本を決めてまず1勝。
続く70キロ超級は今大会銅メダルの冨田若春と金メダルR・ディッコの闘い。開始42秒で内をすくわれて押さえ込まれ合わせ技一本で1敗。
90キロ超級は太田彪雅とJ・テルヘックの闘い。58秒のところで太田が小内刈りで技ありを取った。そして残り1分40秒あたりに太田の袖釣り込みは決まらなかったが、押さえ込みにつなげて合わせ技一本で2勝目をあげた。
57キロ級は今大会銀メダルの船久保遥香と東京五輪で銀メダルのS・シジクとの対戦。
開始10秒でシジクに技ありを取られた。船久保は何度か寝技に入ろうとするが交わされる。船久保の対落としが交わされ技ありを取られて一本負け。2勝2敗のタイになった。
73キロ級は原田健士とJ・ギャバの闘い。残り20秒のところで原田の抑え込みが決まり。3勝2敗となった。
70キロ級は新添左季とМ・ガビーの対決。今大会個人戦で新添が勝った相手だという通り、危なげなく試合を進めて残り1分のあたりで締め技が決まり、4-2で日本の優勝が決まった。
日仏どちらも一本勝ちで制しており、反則負けは全くない気持ちのいい試合となっている。
やはりこれでなくちゃいけないよね。
最後はいい結果になって良かったが、2年後のパリ五輪も頑張って欲しいね。
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