規定打席数に達した大谷翔平

8月27日（日本時間）のオリオールズ戦で大谷翔平が規定打席数（502）に達したとの報道があった。
日ハム時代を含めて7年目で初めてのことだという。規定打席ってそんなに大変なの？と、ちょっと驚いた。彼の場合二刀流だからということらしい。日ハム時代は登板の前後は打席に立っていなかったので、足りなかったのだろう。エンゼルスに移ってからも最初のシーズンはそうだった。その後肘の手術や膝の手術でようやく今季フル出場となったからだろう。それも登板の前後も打って、投手を降りた後もライトに回って打たせてもらった結果である。

それで大谷翔平の疲れた表情の原因が分かった。大谷翔平にとっては未知の領域だったのだ。
日本と違って大リーグは西海岸のロサンゼルスからフロリダそしてニューヨークと長距離を遠征してすぐ試合ということがざらにある。
規定打席に達しなければホームラン王も打点王も取れないとなったら困るが、規定打席に関係なければ（規定打席に達しないのにホームランの数が一番という方が凄い）、大谷翔平もうまく休みを入れた方がいい。登板翌日は完全休養にあてるといい。練習はするがその後返ってテレビを見ながら応援すればいい。（ポテトチップスは身体に悪いから食べない方がいい）

ホームランを41本打って現時点でリーグ１ではあるが、ちょっとスランプだと思う。
シーズン前半は右に左にまたはセンター方向に自由自在にホームランを打っていた。最近それがない。普通にライトセンター間に飛ぶホームランだけになっている。これがスランプと言う所以だ。
球界の至宝である。擦り切れるまで必死になることはない。