この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

終わりよければすべて良し、有馬記念はブエナビスタだ!!

2009-12-27 10:28:32 | 競馬 加屋凡男の挑戦
有馬記念の前に、行きがけの駄賃でホープフルSのアリゼオを買う。

ホープフルSのアリゼオは、ラジオNIKKEI杯で狙えると考えていたぐらいだから、ここでは問題ないだろう。新馬戦しか勝っていないし、タイムも並、上がりも34.2秒はとてつもなく速いわけではない。着差もクビと接戦だったので、疑問を感じる向きもあろう。しかし、感じるのだ。強いて理屈をつければ、新馬戦は重馬場のなかでのタイムであり、中団から34.2秒の強烈な脚で差し切ったこと。そして2着、3着だったヒルノダムールやミカエルビスティーらが次戦であっさり勝ち、しかも強い勝ち方だったことである。
10時現在1番人気であるが、3.6倍とかぶりそうにもないので大丈夫と見る。
単複(2万/3万)とする。

有馬記念は今年一年の出来事が象徴されることがあるが、今年はいったいどんな一年だっただろう。
考えつくのは世界的な新型インフルエンザぐらいしかない。後は直近の話題に天皇の誕生日があるから、御年76歳から枠連6-7に注意とか。まあ、タカモトしてもあたればいいが、外れたらほんとうに悔しいから、まじめに検討しよう。

有馬記念の1着候補はブエナビスタとイコピコに絞った。
アンライバルドは菊花賞で狙った馬だが、15着(2.7秒)と大敗を喫した。いくらマイラーだとしてもリーチザクラウンに及ばないのではちょっと困る。ダービー馬だった半兄フサイチコンコルド(父カーリアン)でさえ菊花賞は3着だった。カーリアンの産駒にはイブキパーシヴ、ダイワカーリアン、ビワハイジ、エルウェーウィンらがいるが、みなマイラー系だ。どちらかといえば快速系である。にもかかわらず、菊花賞で3着になっている。
ネオユニヴァースに変わったアンライバルドが、兄より適性がないというわけはない。ただ、菊花賞3着の後5戦目で引退している兄のように、皐月賞で眼の覚める差し脚をみせたアンライバルドも、素質抜群ではあるが成長力のないタイプかもしれない。デムーロなら侮れないが果たして。

菊花賞上位組のスリーロールスとイコピコであるが、菊花賞は逃げたリーチザクラウンをはじめ、先行勢が残っている。5着までの馬の通過順位である。

1着 スリーロールス(3-3-5-4)
2着 フォゲッタブル(9-7-9-7)
3着 セイウンワンダー(7-7-9-7)
4着 イコピコ(16-16-16-16)
5着 リーチザクラウン(1-1-1-1)

イコピコはスタートが悪かったのか、作戦なのかわからないが終始最後方だった。直線で伸びるも4着が精一杯だった。このレースだけみたらスリーロールスよりイコピコを買いたくなる。気になったのが鳴尾記念の負け方だ。よくわからない。
ただ、この馬は渋った馬場がどうも苦手のようで、雨の稍重の新馬戦で15着と敗れている。鳴尾記念は良馬場発表だったが、じつはその日の第一レースまで雨だった。良とは言えいくらか滑るようなところがあったかもしれない。データが少ないから断言はできないが、そう考えれば神戸新聞杯や菊花賞の走りに対して鳴尾記念の不甲斐なさに整合性が出てくる。人気がないから注目して損はない。

何よりもブエナビスタである。ハイレベルの新馬戦と言われているが、今回調べてみたら、1着アンライバルド、2着リーチザクラウン、3着ブエナビスタの他に、新たに、4着にスリーロールスがいるのに気がついた。相当レベルの高いレースだったのだ。
そのレースでブエナビスタは小雨交じりの京都1800mを33.5秒の上がりで走っている。ローズキングダム以上ではないか。そして、エリザベス女王杯では、直線で、気が遠くなるほどはるか彼方にいる2頭を追って次元を超えた走りを見せた。彼女に二度も敗れたレッドディザイアはジャパンカップで3着して3歳牝馬のレベルの高さを証明してくれている。他に骨のあるメンバーはいないからブエナビスタを狙いたい。
秋華賞は安全策が裏目に出て、エリザベス女王杯は慎重さが裏目に出た。それを避けるためか陣営は安勝を降ろして、横山典に変えてきた。近頃は世知辛いね。
横山典が勝負は時の運と達観し、自在な対応ができたら勝利が見えるが、ガリガリの1番人気になりそうもないからきっと平静を保つことができるだろう。
問題は勝利の女神だ。この不運はまだまだ続くのか、それともここで微笑んでくれるのかだ。

イコピコが菊花賞で不利を押しのけて勝ち負けしていたら、単まで狙えただろうが、4着では狙いを下げざるを得ない。

たとえ中山2500m小回りのコースで先行断然有利と言われても、ブエナビスタで今年一年の集約とする。
勇気を持ってブエナビスタの単(10万)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒルノダムールで火中に栗を... | トップ | 今年の有馬は3歳馬のワン、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

競馬 加屋凡男の挑戦」カテゴリの最新記事