この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

1人の反対があれば橋は掛けません

2022-12-13 09:04:10 | 意見がありますけど
タイトルは美濃部元東京都知事の名言である。民主主義はサイレントマジョリティーを切り捨てないという理念である。
長野県の青木島遊園地の廃止について一世帯からの苦情だけで廃止が決まったということから話題になっているが、一であろうが、多であろうが、数の問題ではないと思っている。しかし、市の検証がなかったようでそれはそれで、拙速の誹りを受けても仕方ないだろう。。

ニュースを見て、子どもの声がうるさいという苦情にまず驚いた。
子どもたちの歓声は「ああ、生きているな」、「元気だな」とむしろ和むはずなのだが、それがうるさいとはちょっと変わっているなぁと思った。酔っ払いの大声や工事の騒音と比べて全然いいと思うのだが、おそらく子どもを育てたことがない夫婦なのかもしれない。

近くの児童センターや小学校、保育所では遊ばないように指導していたので、公園の利用者は去年の3月からいなくなっていた。
利用者がいないので区長会は廃止を市に進言した。市は借地だったからこれ幸いと廃止を決めた。
その手順に瑕疵はない。苦情からとはいえ利用されない公園をそのまま借りるほどのムダはないから廃止でいいと思う。

わたしのマンションでも隣接する内科・整形外科のクリニックがあるが、駐車場で誘導する係員の「オーライ、オーライ、はい!オッケーです」という声がうるさいから何とかしてくれと管理人に苦情を入れた人がいる。また、6階の工事の音がうるさいからなんとかしろと7階の住人が理事長(管理組合)に文句を言った。わたしも7階に住んでいて確かにうるさかったが、仕方ないと我慢していた。
権利意識が強まって我慢が足りない人間が増えてきたこともあるのだろう。

苦情を言い続けた長野市その住人は勝利を勝ち取ったつもりかもしれないが、市が借地を返したら、持ち主は大手デベロッパーに売るかもしれない。すると、隣に高層マンションが建つかもしれない。そうなれば、景観や日当たりは損なわれるだろう。
「禍福は糾える縄の如し」の教えじゃないが、静かな環境を手に入れた代わりに、さらなる被害を被るはめになりそうな気がするのだが。

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