白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

jouer

2006-03-15 | 音について、思うこと
「詩を書く人は いつも宙に浮いている どこにいったいそんな浮力があるのか だれにも分らない     詩を書く人は ピアノを弾く人に少し似ている かれの頭脳がキイを選択するまえに もう手が動いているのだ     手がかれを先導する 手は音につかまれて遁れられないのだ それで手はあんなにもがいているのさ      音が手をみちびき 手は音から遁れようとしながら 彼を引きずって行く どこへ     い . . . 本文を読む