静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

三男の現場実習

2015年07月01日 20時57分34秒 | 家族(こども・しょうがい・学校・介護他)
 今日は、三男の「現場実習」でした。
 送迎は保護者がすることになっています。
 高等部になると「(卒業後の)将来を見据えて」他施設に出向いて「実習」をします。
 と言っても、療育手帳A1のリュウには、できる作業もまだ限られており、また、今回は初めての「実習」ということでもあり「施設に馴染む」ことが主目的だったようです。

 いつも、センターに迎えに行くと「家に帰れる」と思うのか嬉しそうな顔を見せますが、今日は、ナースや先生から「今日は家に帰るんと違うのよ。『実習』よ、『実習』。また、センターに戻って来てね。」と聞かされて、それなりに分かったようでした。
 でも、道中、ニコニコ顔でキョロキョロと景色を見たり、好きな歌に反応したりしていました。

 今日訪れたのは1年ほど前に移転新築されたばかりのピカピカの施設。
 実は、私たちがリュウの将来の入所先として第一候補に考えている施設です。
 市街地から少し離れた山間部の自然に恵まれたところにあります。

 午前9時にセンターに迎えに行き、10時前に施設に到着、待っていてくれた担任の先生に後をお願いして帰ってきました。
 迎えは午後3時。
 リュウはリラックスして機嫌よく過ごしていたそうです。
 午後4時前にセンターに送り届けて帰宅しました。

 
 「将来を見据えて」、そうです。
 将来のことを考えなければいけません。
 かつて二男、三男が同じ学校に通っているときに、妻は校長先生に言われたそうです。「(障がいのある子が)2人いるのだったら、一人は早いうちに手放さなくてはいけません。」
 それから(2人とも手放さずに)10年近く経ちました。
 5年半前に私が病気から復帰した後、入れ違いに妻が倒れ、そして去年、私の新たな病気治療が始まって・・・と、いうことで、今、「手放す」ことは切実な問題になっています。

「将来」は、かなり近い将来になると思います。



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