成人の日

誕生日はまだだけど二男けんは今年が成人を迎える年。

ちゃんと覚えててくれた友から早々とメッセージ(メール)も届いたりしてうれしかった。

「成人」っていう言葉は、我が家的感覚で考えると、なんとなくヘンだなぁ・・・・まあ、いいか。あんまりごちゃごちゃ考えないでおこう。


２０年かぁ。


いろいろあった20年。




最近の成長と言えば、「痛い」「悲しい」「嫌だ」って思ったときに「泣く」ということを覚えたことかな。

二十歳前にして涙を流すことに開眼した「けん」。

(これは、前に書いたように、私の入院による不在中から始まった)

感情の出しどころ、出し方を会得しただけでも、彼がちょっとでも楽に過ごせることにつながるのかな？

しばらく様子見だな。


この前カラオケに行ってから３日間行っていないので、今日はかなり不機嫌であった様子。
「そんなに毎日は行けないよ」ってことが理解できるのはいつのことかな？

朝食後からずっと「奥の院」にこもってるので、昼前に見に行ったらビデオ見ながら涙を流してた。

ちょっぴりほろ苦く切ない「成人の日」になったね、「けん」よ。

そんなけんを見ていたら、シューベルトの「孤独な男」とか「笑いと涙」が無性に聴きたくなってきて、横で聴いてた。

「笑いと涙」は、恋愛シチュエーションの歌だが、悲喜こもごもをシンプルに、あまりに明るくさらりと歌う曲調が、かえって涙をさそう。「孤独な男」のラストも然り。

シューベルトに慰められたダメ親。