静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

ヤング・ピープルズ・コンサートより「ベルリオーズの“幻想”」を観る

2013年10月14日 21時46分36秒 | バースタイン(ドキュメント)
 今日はバーンスタインの命日ということで、訳あって早起きしたこともあり、夜明け前から古いビデオテープをひっかき出して観ていました。


ヤング・ピープルズ・コンサート

「ベルリオーズの“幻想”」
(原題≪BERLIOZ TAKES A TRIP≫)



管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック



指揮と話:レナード・バーンスタイン



録音:1969年収録








 ヤングピープルズ・コンサート、1969年5月25日に収録された「ベルリオーズの“幻想”」。
 これは、20年以上前にNHK衛星第2で放送されたものの録画です。



 私はLDもDVDも、このシリーズは持っていません。当時、NHKが放送したものは全部録画しましたが、VHSのテープの整理はかなりイイカゲンで散在してしまったものがあるかも知れません。

近々、DVDの続編が出るそうで、謙一さんにうかがったところ、既出のセットとは別プログラムとのことで大いに期待したい、と言いたいところですが、このDVDは既出のセットと同様、リージョン1となっており、もちろん字幕も無し、と言うことで残念極まりないものです。
 一応、全リージョン対応のDVDプレーヤーを持っていますが、それにしてもねぇ・・・・・。
 こういう番組ですから私のような者には字幕もぜひ欲しいところです。国内仕様あるいは日本語字幕付きで、全巻出してくれないかなぁ・・・・出たら、必ず買うのに。

 さて、今朝、視聴したのはシリーズも終盤に近い1969年の録画です。






 彼は1968年に「幻想」を再録音していて、私の初買い「幻想」もそれだったのですが、そのレコードにオマケとして付いていた17㎝盤 「ベルリオーズのサイケデリックな旅行」と、当番組はほぼ同内容となっています(当たり前ですが、演奏部分がTVの方が長い)。
 それにしても、いつも思うのは、この種の番組での無駄のないスピーチの素晴らしさです。レニーに限ったことではないですが、あっちの国の番組構成と、よく練られたシナリオの中身の濃さには感心させられます。
 そして、その喋っている内容は、とても「子ども相手」だとは思えないもの。
 子ども(青少年)相手だからこそ、「子ども騙し」なパフォーマンスは断じてやってはいけないという、これは見本みたいな番組であります。






 NHKが放送した分を、も一度全部見直したい、そう思いました。
 また(オンエア)やってくれないかなぁ・・・・できれば、続編も含めた残っているの全部を・・・・。

 今夜は諸般の事情により、いつもにも増して薄味エントリで御免!


参考→iwalinさんのHPより





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2 コメント

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Unknown (モト)
2013-10-14 22:47:01
これからフランス国立管との「幻想」を聴くところです。
EMI原盤を日本ビクターでXRCD盤にしたものが発売され、最近毎日聴いています。
演奏は、LP時代にあまり名演と思わなかった理由がわかりました。1楽章と3楽章が止まりそうなくらい遅い部分があるのです。言わば「幻想」の怪奇的側面を強調した演奏と言えます。その分、2・4・5楽章は、結構派手に音を鳴らしています。レニーらしい「幻想」だと思いました。
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モトさん (親父りゅう)
2013-10-15 18:24:29
EMI録音もXRCD化で音質向上素晴らしいでしょうね。ビクターのXRCDは、ライナー盤とかマタチッチN響とかくらいしか聴いていませんが、いずれも旧プレスより良かったです。
ところで、レニーのEMIへの一連の録音は立て続けに行われ、本人も精神的に苦しい時期であったこともあってか、オケの明らかなミスでスタッフが録り直しを進言しても彼は受け付けず、そのままリリースされた、とバートンの伝記にありましたが、どこが、その箇所なのか私は調べてないので分かりません。ベルリオーズらしいので幻想か「ハロルド」なんですが・・・。
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