静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

ベートーヴェン「荘厳ミサ曲」(71年、タングルウッド)

2008年10月14日 00時01分16秒 | バーンスタイン(ベートーヴェン)
三連休の間は、中日に「けん」とカラオケ&外食した以外は、ほとんど家にいた。溜まりに貯まったCD-R、DVD-R盤を整理したり、机周りを片付けたり、そんなこんなでけっこう時間を費やした。その合間に聴いたのがこれ。随分前に買ったDon Industriale盤の2枚組。CD-R盤であります。






ベートーヴェン/ミサ・ソレムニス

フィリス・カーティン(S)、モーリン・フォレスター(Cont)
ウィリアム・コクラン(T)、シェリル・ミルンズ(B)

タングルウッド祝祭合唱団、タングルウッド合唱団
ボストン交響楽団

指揮:レナード・バーンスタイン

1971年、タングルウッドにおけるライヴ録音




「BERNSTEIN REMEMBERED」日本版(アルファベータ)によると、このコンサートの期日は「7月25日」らしいが、CDのカードや本体では「6月25日」となっている。アルファベータの方が正しい気がするけども・・・・詳しくは不明。

タングルウッドでのライヴだから、例によって聴衆ノイズがザワザワだけども、演奏は白熱している。炭酸飲料の泡が一気に溢れるかのような、レニーのミサ・ソレ冒頭。荘重と言う感じじゃないが、ホントに溢れんばかりの意気込みが伝わってくる。それに呼応する合唱も熱っぽい。4人の歌手も、練習が足りない分(勝手な想像ですけど・・・)、すごい集中度で全曲を乗り切っているみたいだ。濃い表情付け、それにダイナミックな部分での湯気が立ち上るような迫力で、一気に全曲を聴かされてしまった。こういうアプローチでも極めて自然に感動させてくれる、懐の深い名曲だとあらためて思った。

バーンスタインのミサ・ソレ、映像版がもうじき届く。あれは、かつてBSで放送されたが音声がダメだったからなぁ、楽しみだ。


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