静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

バースタインの指揮でガーシュウインとグローフェを聴きました。

2018年01月10日 14時29分32秒 | バーンスタイン(アメリカ音楽、現代音楽)
バーンスタイン・リマスター・エディションからの1枚。
今日はDisc10です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1.ガーシュウイン/ラプソディ・イン・ブルー(※)

2.同/パリのアメリカ人


3.グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」(大峡谷)




管弦楽:コロンビア交響楽団(※)、ニューヨーク・フィルハーモニック

指揮、ピアノ:レナード・バーンスタイン

録音:1959年1月23日(1)、1958年12月21日(2)=セント・ジョージ・ホテル(ニューヨーク、ブルックリン)
1963年5月20日(3)、フィルハーモニック・ホール(ニューヨーク、リンカーン・センター)


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 

 ジャケットのように、もとはガーシュウインの2曲のみで1枚のLPだったのですね。
 グローフェの初出LPの写真は分厚い解説本に載っていました。

 私がクラシックを聴き始めたころは、デザインは違いますが、ガーシュウインの2曲を収めたレコードをよく見ました。
 グローフェの方は、WSSシンフォニック・ダンスとのカプリング盤が出ていました。
 この中で最も早く聴いたのは「パリのアメリカ人」で、それは「新世界より」とのカプリング盤でした(1971年、当時中学2年)。



 でも、私は長い間「つまらない曲」と思ってきました。
 だから、そのレコードは「新世界より」ばかり聴いて「パリのアメリカ人」の部分は「ほとんど未通針」みたいなものでした。
「聴きたい」という気持ちが起こるようになったのは、ここ10年くらいでしょうか。


「ラプソディ・イン・ブルー」の方は、曲自体を聴くのがずっと後でした。
 たぶん、TVコマーシャルで例の魅力的な部分を聴いて好きになったのだと思います。
「グランド・キャニオン」も遅駆けの出合いでしたし、知ったあともかなり長い間「どうってことない曲」という認識でした。
 LP時代には1枚も買っていません。
 CD時代初期にカンゼル盤を買ったのが最初です。

 どうもアメリカ音楽は食わず嫌いだったようです。


 さて、3曲の演奏ですが、いずれもピチピチと活きのいいライヴ感あるものです。
 聴いていて気持ちいいことこの上なし(感想、それだけ???)。

「ラプソディ・・・」の方は「コロンビア交響楽団」となっていますが、主体はニューヨーク・フィルでしょう。
「グランド・キャニオン」の手持ち、当盤とカンゼル盤以外では、モートン・グールド盤がいいですね。







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5 コメント

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これらの曲 (モト)
2018-01-10 20:08:55
私はソニー「音のカタログ」で、これらの曲の聴きどころ(と言っても、アメリカ人の冒頭と山道を行く)を知りました。

ご承知のとおり、バーンスタインは、「ラプソディ」のみ再録音し、アメリカ人と大峡谷は取り上げませんでした。なぜだったのでしょうかね。
「つまらない曲」と思ったか、1960年ころの躍動感はもう表現できないと思ったか。
このCDは、初期にSACD化もされましたし、最近は、他の指揮者もこれらの曲をほとんど取り上げませんね。
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>モトさん (親父りゅう)
2018-01-11 20:10:03
レニーの(主にDGへの)再録音は、会社の方針もあったのでしょうが、「有名曲路線と自作」と言う感じですね。
NYP時代(CBS)だけの録音ってけっこう多いように思いますね。
しかし、「大峡谷」とか実演でやったのでしょうかね?

ガーシュウインも、ひとむかし前は新録音けっこう出ましたが、おっしゃるとおり、最近はあまり見かけません(知らないだけかな?)。
私の「ラプソディ・イン・ブルー」CD初買いはレニーの再録音盤でした。
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Unknown (モト)
2018-01-12 10:59:06
バーンスタインがラプソディを再録した前後、「大峡谷」では、優秀録音をうたったアンタル・ドラティ盤(デッカ)が出ていました。また、シンセの冨田勲も取り上げていました。

人知れずでは、失意のマゼールがピッツバーグ響と録音(ソニー)しています。併録がビクター・ハーバートというマイナー作曲家の「ヘーローとレアンドル」という曲だったので、ほとんど話題になりませんでした。(国内未発売?)

欧州にわたった「大家」が取り上げる曲ではなくなってしまったのでしょう。昨夜は、ソニー盤を久々に聴きました。
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追記 (モト)
2018-01-12 11:04:40
ヴィクター・ハーバート(1859-1924)は、グローフェの遠縁かつピッツバーク響創設初期の音楽監督ということでマゼールが取り上げたのでしょう。
ハーバートは、ウィーンでヨハン・シュトラウス2世の楽団員をしたり、メトのチェロ首席を務めたとのことです。
マゼール30CDBOXに収録されていますので、今度、聴いてみましょう。
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モトさん (親父りゅう)
2018-01-12 23:17:07
そういえば、ドラティ盤、最近200円くらいで入手したところでした。まだ聴いてません・・・。
マゼールの30CDも持っていたのですが、半分くらい聴いて手放してしまいました。
私の初買いてあるカンゼル盤(テラーク)は、自然の落雷音をミックスしたもので、なかなかの迫力ですよ。
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