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たまにはゲンダイオンガクも聴かないとね。えっ、こんなのゲンダイオンガクじゃないって???まあ、いいじゃないですか。そろそろ、バーンスタインのお誕生日も近づいて参りましたことですし・・・・。
コープランド/管弦楽のための「コノテーションズ」(内包)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1989年
題名“connotations”はものごとの暗示的な意味、含蓄といったことで、論理学でいう「内包」にあたる。曲の作りの骨子は、第1小節に提示されるそれぞれ4音から成る3つの和音(それらの中に12音すべてが含まれる)が、その内包するものを5つの部分から成る全曲にわたって展開していくところにある。曲はほぼ対称形をとり、第2と第4の部分にスケルツォふうの、激しいリズムが現れる。中間の第3部は抒情的で、両端の第1、第5部は緊張感により支配されている。オーケストレーションにピアノが加わり、ときにはソロをとるのは、あくまでその響きにより緊迫感を強めるためで、装飾的な意図はまるで感じられない。たとえコープランドの手になる他の“有名曲”のように人好きはせずとも、幾度でも聴き返し味わいたくなる巨匠の作である。(文:濱田滋郎~CD:POCG-1423の解説より抜粋)なんだって。ふむふむ、こういう文を読まなくても、聴きながらいろいろと想像して楽しめる曲でもありますね。「幾度でも聴き返し味わいたくなる」、その通りです。「1962年、ニューヨーク・フィルの本拠地がリンカーン・センター内のフィルハーモニック・ホール(現エイヴェリー・フィッシャー・ホール)に移ったことを記念して委嘱され、バーンスタインの指揮で初演された曲」(前掲解説書による)だそうです。なるほど、たしかにコープランドの他曲に比べると、「無調」「12音」っぽいです。(コープランドを、そんなにたくさん聞いてるわけじゃないけど・・・・)でも、適度に抒情味有り、耳障りな音響も無くて、ゲンダイオンガク苦手の私にもよろしいです。収録順じゃなく、この曲を最初に聴いて、次いでクラリネット協奏曲、劇場のための音楽と聴き進め、最後に「エル・サロン・メヒコ」を聴きました。この順番、ワタクシ的には正解!
コープランド/管弦楽のための「コノテーションズ」(内包)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1989年
題名“connotations”はものごとの暗示的な意味、含蓄といったことで、論理学でいう「内包」にあたる。曲の作りの骨子は、第1小節に提示されるそれぞれ4音から成る3つの和音(それらの中に12音すべてが含まれる)が、その内包するものを5つの部分から成る全曲にわたって展開していくところにある。曲はほぼ対称形をとり、第2と第4の部分にスケルツォふうの、激しいリズムが現れる。中間の第3部は抒情的で、両端の第1、第5部は緊張感により支配されている。オーケストレーションにピアノが加わり、ときにはソロをとるのは、あくまでその響きにより緊迫感を強めるためで、装飾的な意図はまるで感じられない。たとえコープランドの手になる他の“有名曲”のように人好きはせずとも、幾度でも聴き返し味わいたくなる巨匠の作である。(文:濱田滋郎~CD:POCG-1423の解説より抜粋)なんだって。ふむふむ、こういう文を読まなくても、聴きながらいろいろと想像して楽しめる曲でもありますね。「幾度でも聴き返し味わいたくなる」、その通りです。「1962年、ニューヨーク・フィルの本拠地がリンカーン・センター内のフィルハーモニック・ホール(現エイヴェリー・フィッシャー・ホール)に移ったことを記念して委嘱され、バーンスタインの指揮で初演された曲」(前掲解説書による)だそうです。なるほど、たしかにコープランドの他曲に比べると、「無調」「12音」っぽいです。(コープランドを、そんなにたくさん聞いてるわけじゃないけど・・・・)でも、適度に抒情味有り、耳障りな音響も無くて、ゲンダイオンガク苦手の私にもよろしいです。収録順じゃなく、この曲を最初に聴いて、次いでクラリネット協奏曲、劇場のための音楽と聴き進め、最後に「エル・サロン・メヒコ」を聴きました。この順番、ワタクシ的には正解!
初演の批評は、いつものコープランドのようなことが書かれたようですが、明らかに違いますよね。
学生時代、実家でこの曲をかけてたら「これ音楽なの?」と言われ、変な方向に行っているよう思われました。(笑)
分かります、分かります。
無調の音楽をじっと聴いてると、一種異様なものを見るかのようなまなざしを向けられるものですね。
車でも、人を乗せてる時には、こういう音楽が鳴らないように気を配ったりしますよ(苦笑)。