静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

入院中の音楽

2022年01月29日 13時07分21秒 | 音楽
今、昨年8月以来の入院中ですが、例によっていろいろ持ち込んでいます。
CDは箱もの5つ、バラで10数枚。家族が着替え等を持ってきてくれる時に適宜入れ換えることにしています。





家の机上に、持ってきて欲しい順にCDを並べて置いてあります。かさばるので、いろんな箱ものから数枚ずつ抜いて並べてきました。
にしても、今回持ってきたバラCD、クレンペラーとフルトヴェングラーの、ほとんどベートーヴェンということで、かなり被ってしまいました。全然、意図していなかったのですが・・・。



クレンペラーはコンセルトヘボウ箱から1956年ベートーヴェン・チクルスのライヴ。7曲の交響曲(1番、3番以外)にピアノ協奏曲3番(アニー・フィッシャー)、「プロメテウスの創造物」の音楽(抜粋)、レオノーレ3番。それに、チクルスとは別企画だったようですが、「ミサ・ソレムニス」。第9の音質がすばらしかったです。演奏は、もうクレンペラーのクレンペラーたるもの。推進力と脱力の絶妙な共存。



フルトヴェングラーの方は、例のワーナーBOXよりお馴染みの演奏ばかり。

ほかに、書籍2冊。これも適宜入れ替えます。


「フルトヴェングラーを追って」(平林直哉著)は読み終えて、今は「アルジャーノンに花束を」です。これも、間もなく読了するでしょう。



と言っても、私、どちらかというと遅読でして、おまけに読書やスマホ閲覧の時は右眼だけを使いますので長時間は目に負担がかかります。1時間くらいで中断し、音楽を聴いてからまた再開したり・・・。音楽と読書の同時はしません、というかできません。





他に、今回はポータブルDVDプレーヤーを持ち込んで、録画ディスクを観ています。枚数節約のため画質を落としてLPモード(1枚4時間)で収録。



「不滅のあなたへ」、全話再放送のとき録画したのを持ってきましたが12話を録り損ねたのが発覚。退院後にオンデマンドで観るまでおあずけとしました。
他には、VPOニューイヤー・コンサートも観ました。バレンボイムも、なんか変わったというか、程よく脱力してウィーン・フィルと融合しておりまたね。時節柄、フェニックスものが採り上げられてたのはいかにもですが、中東ものが目だったのはバレンボイムならではだったのでしょうか?あと、妖精ものもいくつかあったのは、日本のアマビエ・ブームに共通するものがあったと思うのは考え過ぎか(笑)。


入院中ですから普段より時間はあるのですが、思ってるほど「あれにもこれにも」浸ってられませんね。耳も目も休ませないといけませんし、外の景色をぼうっと眺めるだけの時間も大事です。
点滴してるとトイレ回数も多くなりますし、車椅子の私は病室のトイレではなく、ちょっと離れていますがストレスなく使える多目的トイレを利用することが多いです。点滴繋がったままのトイレへの移動は、最初はわずらわしかったのですが、工夫を重ねて、今は点滴スタンドの5つキャスターのひとつを足置きに挟み、残りのキャスターを履き物で固定して両手で漕いでいます。それまでは、左手で真横にスタンドを持ち、パラリンピックの聖火ランナーみたいな姿で、右手左足で漕いでいました。これもまあまあ良かったのですが、幅を取ってしまうので職員さん患者さんに気を遣わせていました。その点、今の両足固定方式はスリムに動けていいあんばいです。

これはいつものウォークマン。






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