
いまさらですが、ひさしぶりに「ここでカルロス火を吹いた!」体験。
ベーートヴェン/交響曲第4番
管弦楽:バイエルン国立管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー
録音:1982年5月
カルロス・クライバーを「すっげぇ指揮者だなぁ」と実感したのはいつだったろうか?
DGに録音したベートーヴェン2曲は、リアルで買ってないから、FM皿回し番組エアチェックではイマイチ、インパクトを感じなかった。何しろ、当時は「第5」「第7」と言えば、クレンペラー、フルヴェンの世界にどっぷりと浸かっていたからなぁ。
「魔弾の射手」も、やはりFMで序曲と「狩人の合唱」を聴いて、これは圧倒されて、その年の暮れにレコードを買った。
テレビでは74年のミュンヘン・オペラは記憶無く、81年のスカラ座との「オテロ」と「ボエーム」ではKO食らった。あれは、ベータに録って、あとでVHSにコピーしてあるけど(一部テープ破損)ハイファイじゃないから、正規盤を早く出して欲しい。
CD時代になって、ベト7とブラ4を1枚3千円くらいで買って、特にベートーヴェンには惹かれた。レコード時代にFMで聴いたのって、こんなんだったかな?て戸惑った。以前は、ダイナミックスの変化にミキシング・ルームで操作しているような不自然さを感じたのだが、CDでは、そういう感じは無かったし、何より音の活きの良さにシビれた。最近、聴いてないな・・・。
で、1984年に、この4番のレコードが出た時は、もちろんすぐに買った。輸入盤に国内製の帯兼解説書がついていた。初回限定2千5百円で「完売後は通常価格\2800になります」なんて但し書きもあった。
パンフもカッコよかった。

これじゃ見にくいね。
ホンマにカッコよかったんだから・・・。

ね。
これはベーム追悼コンサートのライヴで、このとき一緒に演奏された7番も、ずっとあとになって出たけど、アンコールで演奏された「トリスタン」前奏曲は、まだ出ていないのではないかな?録音、残っているのだろうか?
演奏の印象については、書いても空しいだけだ。あちこちで既に語りつくされているし・・・。
まだ聴いてない人には、必ず聴いてほしいと言うしかない演奏。これが絶対とは言わないけど、ワルターのもセルのも、その他いろいろ好きな演奏はいっぱいあるけども、カルロスの4番はカルロス独特の世界で、表面的に(たとえばテンポとか)似ている演奏とは全く違う世界に誘ってくれる。
カルロス・クライバー・・・・ああ、実演聴きたかったな。チケット買ったのに代わりに来たのはシノポリさんだった・・・。
仕事済ませて東京までかけつけて「ばらの騎士」の3幕だけ聴いて帰ってきた伊勢のGさん、あなたは幸運でしたね。
you-tubeにいっぱい動画(未発売)あります。
↓




ベーートヴェン/交響曲第4番
管弦楽:バイエルン国立管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー
録音:1982年5月
カルロス・クライバーを「すっげぇ指揮者だなぁ」と実感したのはいつだったろうか?
DGに録音したベートーヴェン2曲は、リアルで買ってないから、FM皿回し番組エアチェックではイマイチ、インパクトを感じなかった。何しろ、当時は「第5」「第7」と言えば、クレンペラー、フルヴェンの世界にどっぷりと浸かっていたからなぁ。
「魔弾の射手」も、やはりFMで序曲と「狩人の合唱」を聴いて、これは圧倒されて、その年の暮れにレコードを買った。
テレビでは74年のミュンヘン・オペラは記憶無く、81年のスカラ座との「オテロ」と「ボエーム」ではKO食らった。あれは、ベータに録って、あとでVHSにコピーしてあるけど(一部テープ破損)ハイファイじゃないから、正規盤を早く出して欲しい。
CD時代になって、ベト7とブラ4を1枚3千円くらいで買って、特にベートーヴェンには惹かれた。レコード時代にFMで聴いたのって、こんなんだったかな?て戸惑った。以前は、ダイナミックスの変化にミキシング・ルームで操作しているような不自然さを感じたのだが、CDでは、そういう感じは無かったし、何より音の活きの良さにシビれた。最近、聴いてないな・・・。
で、1984年に、この4番のレコードが出た時は、もちろんすぐに買った。輸入盤に国内製の帯兼解説書がついていた。初回限定2千5百円で「完売後は通常価格\2800になります」なんて但し書きもあった。
パンフもカッコよかった。

これじゃ見にくいね。
ホンマにカッコよかったんだから・・・。

ね。
これはベーム追悼コンサートのライヴで、このとき一緒に演奏された7番も、ずっとあとになって出たけど、アンコールで演奏された「トリスタン」前奏曲は、まだ出ていないのではないかな?録音、残っているのだろうか?
演奏の印象については、書いても空しいだけだ。あちこちで既に語りつくされているし・・・。
まだ聴いてない人には、必ず聴いてほしいと言うしかない演奏。これが絶対とは言わないけど、ワルターのもセルのも、その他いろいろ好きな演奏はいっぱいあるけども、カルロスの4番はカルロス独特の世界で、表面的に(たとえばテンポとか)似ている演奏とは全く違う世界に誘ってくれる。
カルロス・クライバー・・・・ああ、実演聴きたかったな。チケット買ったのに代わりに来たのはシノポリさんだった・・・。
仕事済ませて東京までかけつけて「ばらの騎士」の3幕だけ聴いて帰ってきた伊勢のGさん、あなたは幸運でしたね。
you-tubeにいっぱい動画(未発売)あります。
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それまで4番なんて真剣に聴いたことがなかったので、なおさらですが、第1楽章冒頭からフォルテッシモになる部分、しびれましたね。
ベートーヴェンの5番・7番は後で聴きましたし、ブラ4もすでに発売されていましたかね。発売と同時に聴いた最初の、しかも、ほぼ最後のクライバーでした。
4番・7番、ブラ2などを持ってきた86年の来日コンサート、体験しました。(うらやましがらせて申し訳ないけど)
この4番、CD化されたときも買いましたし、数年前にシングルレイヤーのSACDも発売されました。
でも、あの日、コンポセットのちゃちなLPプレイヤーで聴いた感動は蘇りませんでした。
以前の記事を読んでいただき嬉しく思います。
来日公演、もう本当にうらやましい限りです
カルロス・クライバーは、新譜が出るたびにワクワクさせられました。LDなども、ほぼすぐに買っていたと思います。
いつだったか、「英雄の生涯」の発売告知があり楽しみにしていたらボツになりましたね。あのときは本当にがっかりしました。ずっと後でFMでのライヴと同じ演奏のCDを入手しましたが、あれは本人が演奏に満足していなかったのでしょうね。