「りゅう」入院

昨日の朝、「りゅう」はなかなか起きてこず、病院に連れて行こうと、カミさんが11時ころ起こしにかかったのですが、フラフラでした。
お茶を飲ませようとしたら、見ただけですぐに嘔吐しました。
で、結局、入院となりました。
前晩は、比較的元気でしたが、やっぱり、こういう子は急降下してしまうのですね。血糖値も「30」と、かなり下がっていたようです。

昼過ぎに必要なものを届けに行った時は、まだ、ぐったりとして、いつもの声も出ていませんでした。

夜、二度目に病室を訪れた時は、やや元気を取り戻し（でも、まだ尿は出ていなかった）、ベッドに座ったり、私やカミさんに「家に帰して～」と言うように泣いて抱き付いてきたりしていました。
胃腸炎ではないので、夕食から普通食で薬も服用させるとのことでしたが、やはり、ご飯を見ただけで「オェ～」としていたようです。
菓子パンは五分の一ほど食べました。
やっぱり、ご飯が嫌なのかと思います。
朝夕のご飯に薬（セレニカ）をふりかけて服用させているのですが、味はないものの、独特の発泡感のような食感が口に残りますから、それが嫌で、ご飯自体が嫌になっているかと思われます。

が、お医者様の協議では、「なるべく、薬は飲ませる方向で」となったようです。
医師によって意見も違いますからね。
退院がいつになるのかも気になるところです。
来週はいろいろと忙しいからなぁ・・・・。




私が家に戻ってから暫くして「オシッコ出た」との報せがありましたが、「まだケトン値はプラス３！」とのことで、まだまだです。
これから、次第に元気回復してくるでしょうが、ベッドの上で、どう過ごすかが難題です。
それから、食事摂取と薬のことも・・・・。

それからそれから、数日後に、また新たな障壁が我が家を待っています（不確定ですが）。
まあ、そのことは、またそのときに・・・。

というわけで昨日はバタバタして、夜も10時過ぎには寝てしまいました。
マタチッチのＤＶＤやブリュッヘンのベートーヴェン、大植さんのマーラー９番など、届きましたが鑑賞している暇がありません。
「けん」がおとなしく機嫌よくしているのが助かります。食欲もあり三食ともちゃんと食べてくれました。
母親が居ない時に「お利口さん」になるのは毎度のことで、このあとの反動が怖いのですが・・・・。

夕方、「けん」の通う介護事業所の職員さんが、手作りの餃子（生）を届けに来てくださいました。「みんなで作りましたので・・・」とのことでした。
さっそく焼いて、夕飯で食べましたが、なんとも温かみのある味で美味しかったです。職員や利用者さんの気持ちが味に表れている、そんなふうに感じました。