昭和の日。好天であった。
午後から、またまたプチ・ドライブ。
最近、流行の「度会町縦走」であった。
茶畑と、その向こうの山々の木々が織り成す実に多様な緑のはあもにい・・・なんて感じで目の保養がてらハンドルを握った。
さて、写真は昨日、仕事で立寄った外宮、勾玉池(伊勢神宮)。
良い所である。
近くに居るのに、久しぶりでやってきた。
子ども時代の私達の恰好の遊び場でもあった。
池は水棲生物の宝庫、タガメ、コオイムシ、ゲンゴロウ、ヤゴ、タイコウチ、ミズカマキリ、スッポン・・・もちろん、鯉、鮒も。
いつのことだったか、巨大なスッポンが数尾、そのクビを持ち上げて、岸辺の我々を嘲笑うかのように数メートル沖を周回していたのを覚えている。
昨日は、同僚と3人で池の周囲をウォッチしたのだが、大きなヘラブナ(25センチ以上はあろうか)が、つうと銀の色の腹をギラリとひるがえして水面上に現れたかと思うと、すぅっと消え、はっと見ると、いつの間にか市街地へと流れていく水路に堰を超えて流れていた。
(どうやらかなり弱ってて、流されていったようだ)
鯉達は、ずいぶんと人慣れしていて、人影を見ると媚びるように集結してくる。
ふん!昔の鯉はこうではなかった(ような気がしますです)。
しばらく訪れないうちに、いつの間にか当局はフェンスや柵を張りめぐらして、このワクワク感いっぱいだった沼地をコギレイな公園みたくしてしまったのだ。
鯉達も努力しないで餌にありつける、なさけねぇ奴になっちまったのだな。
まあ、そうは言っても、全体的にはほぼ当時のままの姿であり、いつから生えているのか分らない木々の配置も懐かしい。
池周囲の斜面には所々にほら穴(「防空壕の跡」と聞いたが真相は知らない)があるが、今はフェンスに阻まれて近づけない。
子どもの頃は、時にはそっちの方に若い男女の寄り添う姿を認め、近づかなかったものだ。
林に点在するコナラの木の実は、我々は「テッポウどんぐり」と呼んでいて、「坊っちゃんドングリ」(クヌギの実)と人気を二分するドングリの雄だった。
その木が衛士(見張りの人)の建物の近くにあり、我々は、敵の目をごまかしつつドングリ奪取に精を出したものであるが、一喝されて退散することの方が多かった。
ここは、我々が通う小学校からほど近く、夏場の夕刻前はトンボ獲りの連中で賑わった。
夕方前の赤青い空を見上げると、空が隠れるほどのトンボの乱舞。
我々は、その群れに向かって「ブリ」と呼ぶ優れものの兵器を投じた。
狙うのはオニヤンマとギンヤンマ。
小さいバケツに捕獲した水棲昆虫を入れ、水をこぼさないように家路をとぼとぼ歩いた日々、ああ、懐かしいなぁ。
久しぶりに「のすたる爺」モードにひたったひとときであった。
8日に、またこの地を訪れる予定。
午後から、またまたプチ・ドライブ。
最近、流行の「度会町縦走」であった。
茶畑と、その向こうの山々の木々が織り成す実に多様な緑のはあもにい・・・なんて感じで目の保養がてらハンドルを握った。
さて、写真は昨日、仕事で立寄った外宮、勾玉池(伊勢神宮)。
良い所である。
近くに居るのに、久しぶりでやってきた。
子ども時代の私達の恰好の遊び場でもあった。
池は水棲生物の宝庫、タガメ、コオイムシ、ゲンゴロウ、ヤゴ、タイコウチ、ミズカマキリ、スッポン・・・もちろん、鯉、鮒も。
いつのことだったか、巨大なスッポンが数尾、そのクビを持ち上げて、岸辺の我々を嘲笑うかのように数メートル沖を周回していたのを覚えている。
昨日は、同僚と3人で池の周囲をウォッチしたのだが、大きなヘラブナ(25センチ以上はあろうか)が、つうと銀の色の腹をギラリとひるがえして水面上に現れたかと思うと、すぅっと消え、はっと見ると、いつの間にか市街地へと流れていく水路に堰を超えて流れていた。
(どうやらかなり弱ってて、流されていったようだ)
鯉達は、ずいぶんと人慣れしていて、人影を見ると媚びるように集結してくる。
ふん!昔の鯉はこうではなかった(ような気がしますです)。
しばらく訪れないうちに、いつの間にか当局はフェンスや柵を張りめぐらして、このワクワク感いっぱいだった沼地をコギレイな公園みたくしてしまったのだ。
鯉達も努力しないで餌にありつける、なさけねぇ奴になっちまったのだな。
まあ、そうは言っても、全体的にはほぼ当時のままの姿であり、いつから生えているのか分らない木々の配置も懐かしい。
池周囲の斜面には所々にほら穴(「防空壕の跡」と聞いたが真相は知らない)があるが、今はフェンスに阻まれて近づけない。
子どもの頃は、時にはそっちの方に若い男女の寄り添う姿を認め、近づかなかったものだ。
林に点在するコナラの木の実は、我々は「テッポウどんぐり」と呼んでいて、「坊っちゃんドングリ」(クヌギの実)と人気を二分するドングリの雄だった。
その木が衛士(見張りの人)の建物の近くにあり、我々は、敵の目をごまかしつつドングリ奪取に精を出したものであるが、一喝されて退散することの方が多かった。
ここは、我々が通う小学校からほど近く、夏場の夕刻前はトンボ獲りの連中で賑わった。
夕方前の赤青い空を見上げると、空が隠れるほどのトンボの乱舞。
我々は、その群れに向かって「ブリ」と呼ぶ優れものの兵器を投じた。
狙うのはオニヤンマとギンヤンマ。
小さいバケツに捕獲した水棲昆虫を入れ、水をこぼさないように家路をとぼとぼ歩いた日々、ああ、懐かしいなぁ。
久しぶりに「のすたる爺」モードにひたったひとときであった。
8日に、またこの地を訪れる予定。
田植えの記事は貴HPで知って、あっ、同じ日にあったんだぁ~って思ってたんですよ。
いい日でしたね。
私もカメラ持って行ってみようかな?
例のとこ、木曜日に田植え終わりましたが、今年は○○さん任せ。
美味しいとこだけの米作りだそうです。
ところで、米作りですが、例のとこ、田植えと稲刈りとあとちょこっとだけするのでしょうかね?
上っ面だけのかかわりを残してもねぇ・・・・。
でも、○○さんはそれだけでもうれしいかも?
そうだとしたら余計に寂しい話です。