静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

アンチェルのこと(2)・・・と言うか、自分のささやかなアンチェル盤購入歴です。

2015年02月15日 18時06分38秒 | その他(指揮者)
 アンチェルの音盤で最初に買ったのはリヒテルと競演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲でした。
 1971年6月頃のことでした。
 ダイヤモンド1000シリーズ(ダイアモンド1000シリーズ)の1枚で、シリーズ中珍しく演奏者(リヒテル)の写真がジャケットに使われていました。
 同シリーズで同様にアーティスト写真が使われていたのはデル・モナコのカルメン(抜粋)が記憶にあります。
 そのチャイ・コンのレコードは一時期、聴き倒しました。
 カラヤン盤とは全然違って、速い目テンポで颯爽と始まり、オケの音も甘美ですこぶる気持ち良かった。
 そのレコードを友人に貸してあげたのはいいのだけど、返ってきたら、ターンテーブルのゴムシートが溶けたとかで、直径18センチあたりに丸くゴムがへばり付いて、もう聴けなくなっていました。
「弁償して!」とは、とても言えず「いいよ」と快く返してもらったのでした(?)。
 今は、もう手元にありません。
 ・・・というお話を前回に書き忘れていました。

 
 さて、81年の終わりごろ、「ロメオとジュリエット」「タコ5」を聴きたいと思っても、どうやら当時は入手難のようでした。
 で、当時、ミュージック・カセットで発売されていたアンチェルの演奏をいくつか購入。
 タコ5、「巨人」「展覧会の絵」そして、リヒテルとのチャイ・コン(買い直し)など。
 でも、カセットでプロコは出てなかったようでした。
 都市部に住んでいたら中古屋回り、輸入盤漁りもできますが、地方住まいでは叶わぬこと。
 特に82年からは職場が地方のやや奥まったところであったこともあり、思うように大阪詣でもできなくなっていました。
 しかし、84年に出張で神戸市に出向いた際、帰りにワルツ堂(堂島店)に立ち寄り、たまたまスプラフォン盤がどっさりと入荷していたのを見て狂喜。
 念願の「ロミ・ジェリ」を見つけた時の嬉しさと言ったらなかった。



 最近はそういう喜びってあまりないですね。
 オークションでもそれほど熱くならないし・・・。

 (つづく)
 

 最近、勝手に字数制限しているので・・・ダラダラ続きます。すみません。


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