二男は一泊ショートステイの二日目で留守の今日、墓参に出かけようと外に出たら雨。
仕方なく延期となりました。
昨日と今日、仕事もありましたがふだんよりたくさん鑑賞タイムがとれました。
二男が留守のときにゆっくりと音楽が聴ける、ってなんだかなぁ・・・・。
さて、不人気シリーズですが続きです。
大腸癌(直腸がん)編(2009年~2013年)
その3 術後の通院や検査のこと
私のがんは、最初の診断では「S状結腸がん」と聞かされていましたが、手術以降は「直腸がん」ということになっていました。
手術では、肛門から10数センチのところ、ちょうど直腸とS状結腸の境目あたりを含む腸管を13センチ程度切除されました。
家族は切除された部分を見せてもらったとのことです。
手術のあと、しばらくして2か月毎の通院となりました。
「術後1年は特に再発に注意。再発の場合、術後1年以内が多い。」と聞かされていましたので、受診時、血液検査の結果を待つ間はいつも緊張したものです。
家で待っている妻も同様でした。
結果が判明するとすぐにメールで伝えていました。
血液検査で特に着目していたのは当然ながら腫瘍マーカー(CEAとCA19-9)です。
おおかたの人が健康診断などで一喜一憂するような項目は多少の基準値外であっても「通常の範囲」ということでほとんどスルーしていました。
もちろん、毎回高値であったり右肩上がり傾向の場合は、それなりに「指導」がありました。
1年に1回はCT、腸カメラによる検査を受けました。
CEAの値は2年目ぐらいから基準値を超えることがたびたびありました。
大きく基準値を超えたときはCT検査を受けることになります。結果は、だいたいが「問題なし」。
マーカーの数値は一方的に上昇している訳ではなく上下行しており、最終的には「偽陽性」とのことで経過観察となりました。
CA19-9は一度だけ高値を示し、そのときもすぐにCTを撮りました。
結果は「異状なし」。
CTの画像で「喉の下部(食道の上部)が腫れている」との所見が出たことがありました。
そのときは耳鼻科、内科と回され内視鏡検査をうけました。
「ついに食道に転移か???」と腹をくくったものでしたが、結果は「異状なし」。
ちょうど風邪で喉の内壁が腫れていたときにCT検査を受けたのが「まちがい」の始まりだったようです。
内視鏡検査のときに、組織を採るために喉の粘膜をガリッと削られて、それで余計に腫れてしまい、しばらくは全く声が出ない状態になってしまいました。
術後4年目の8月にCEAが基準値内に「戻り」、以降は4か月毎の診察となりました。
「次の診察は12月27日。そこで問題なかったら5年目ということで半年ごとの診察にしてもいいかな。」
と、当時の主治医先生が仰ったような記憶があるのですが、実際はどうだったかな?・・・・もう、忘れてしまいました。
とにかく、血液検査やCTの結果に一喜一憂しながら幸いにも再発・転移はなく、2013年12月、手術後5年目に入りました。
そして12月27日の受診日がやってきました。
いつもの血液検査と年一回のCT検査がありました。
検査のあと、いつものように長時間待たされて診察室へ呼ばれました。
先生との会話・・・
「最近、腰が痛むとかないですか?」
「えっ、腰?ないですけど・・・。」
「あのね、今から整形外科へ行ってもらいますね。」
「???」
以上で、大腸癌(直腸がん)編は終わり。
次回からの「多発性骨髄腫編」へと続きます。
写真は、蜘蛛の巣と水滴(妻撮影)
仕方なく延期となりました。
昨日と今日、仕事もありましたがふだんよりたくさん鑑賞タイムがとれました。
二男が留守のときにゆっくりと音楽が聴ける、ってなんだかなぁ・・・・。
さて、不人気シリーズですが続きです。
大腸癌(直腸がん)編(2009年~2013年)
その3 術後の通院や検査のこと
私のがんは、最初の診断では「S状結腸がん」と聞かされていましたが、手術以降は「直腸がん」ということになっていました。
手術では、肛門から10数センチのところ、ちょうど直腸とS状結腸の境目あたりを含む腸管を13センチ程度切除されました。
家族は切除された部分を見せてもらったとのことです。
手術のあと、しばらくして2か月毎の通院となりました。
「術後1年は特に再発に注意。再発の場合、術後1年以内が多い。」と聞かされていましたので、受診時、血液検査の結果を待つ間はいつも緊張したものです。
家で待っている妻も同様でした。
結果が判明するとすぐにメールで伝えていました。
血液検査で特に着目していたのは当然ながら腫瘍マーカー(CEAとCA19-9)です。
おおかたの人が健康診断などで一喜一憂するような項目は多少の基準値外であっても「通常の範囲」ということでほとんどスルーしていました。
もちろん、毎回高値であったり右肩上がり傾向の場合は、それなりに「指導」がありました。
1年に1回はCT、腸カメラによる検査を受けました。
CEAの値は2年目ぐらいから基準値を超えることがたびたびありました。
大きく基準値を超えたときはCT検査を受けることになります。結果は、だいたいが「問題なし」。
マーカーの数値は一方的に上昇している訳ではなく上下行しており、最終的には「偽陽性」とのことで経過観察となりました。
CA19-9は一度だけ高値を示し、そのときもすぐにCTを撮りました。
結果は「異状なし」。
CTの画像で「喉の下部(食道の上部)が腫れている」との所見が出たことがありました。
そのときは耳鼻科、内科と回され内視鏡検査をうけました。
「ついに食道に転移か???」と腹をくくったものでしたが、結果は「異状なし」。
ちょうど風邪で喉の内壁が腫れていたときにCT検査を受けたのが「まちがい」の始まりだったようです。
内視鏡検査のときに、組織を採るために喉の粘膜をガリッと削られて、それで余計に腫れてしまい、しばらくは全く声が出ない状態になってしまいました。
術後4年目の8月にCEAが基準値内に「戻り」、以降は4か月毎の診察となりました。
「次の診察は12月27日。そこで問題なかったら5年目ということで半年ごとの診察にしてもいいかな。」
と、当時の主治医先生が仰ったような記憶があるのですが、実際はどうだったかな?・・・・もう、忘れてしまいました。
とにかく、血液検査やCTの結果に一喜一憂しながら幸いにも再発・転移はなく、2013年12月、手術後5年目に入りました。
そして12月27日の受診日がやってきました。
いつもの血液検査と年一回のCT検査がありました。
検査のあと、いつものように長時間待たされて診察室へ呼ばれました。
先生との会話・・・
「最近、腰が痛むとかないですか?」
「えっ、腰?ないですけど・・・。」
「あのね、今から整形外科へ行ってもらいますね。」
「???」
以上で、大腸癌(直腸がん)編は終わり。
次回からの「多発性骨髄腫編」へと続きます。
写真は、蜘蛛の巣と水滴(妻撮影)
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