わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

ゲーム禁止

2015-05-24 | 生活
お菓子禁止と並んで、ゲーム禁止の家庭の子も何か、よそのお宅で、「普段できないからゲーム機に熱中」をやらかしているという噂がありますが、うちの息子はゲーム機を所持せず小学校生活を送りました。

どこかでご迷惑をおかけしたかもしれません。こういう話を聞くとどきっとします。そして、お菓子の話同様、ああ、我が家は付き合いにくい家だったのかもしれないとも。

何度か、ゲーム機は要らないのかと聞いたのですが、「要らない」というので、こちらから、押しつけて買うようなものでもないので、そのままにしておきました。

ゲーム機は持っていないけれど、パソコンでゲームをしたりしていたので、ゲーム禁止ではありませんでしたが、小学生男子がゲーム機なしでよく乗り切ったなあと思います。

ゲーム機なしの息子でありながら、一番の仲良しだったのがゲーム大好きな少年で、私はゲーム機なしで友情が築けないというのは大人の思い込みだと知りました。そして、ゲームをどんなに愛する子であっても、ゲーム機なしで、ゲーム機を持っていない子と友人関係は築けるものなのですね。

息子が幼稚園の頃、どこかの高校で漢字の学習にDSを取り入れているという話を聞きました。確かに、DSでならば、漢字を覚えられそうです。が、紙に向かって鉛筆で書くという作業はまたオンライン上とは違うということに最近気づきました。

書くという作業は人間のほかの感覚にも働きかけ、思いがけない効果があるように思います。メールだけではなく、時に手紙を書くという作業は大人にも必要なのではと思い始めています。

お菓子

2015-05-24 | 生活
子育て論でよく話題になりますが、お菓子を禁止しているご家庭のお子さんが、よその家でお菓子を貪り食べ、「もっとないの?」と要求までするようになるという話があります。

お菓子禁止のご家庭は周囲にいませんが、手作り派はいました。

理想を言えば、お菓子は手作りがいいのでしょうが、子どもが何人かいるとお菓子を作っている暇もない時もあり、そんな日でも子どもは遊びたいわけで、ぱっと市販のお菓子を出したり持たせたりします。→幼稚園の頃はそう努めていましたが、今では市販のお菓子がベースで、時々時間がある時に手作りお菓子です。

正直、遊びに来た子どもが市販のお菓子をもって来たら、私はほっとしてしまいます。「うちは手作りお菓子しか食べさせていない」とか宣言されたら、やはり、遊びの際に色々と考えてしまいます。そして、何となく気づけば、強硬な手作り派とは距離ができ、気楽な手作り派と市販派が集っているような感じになっていました。

お客様が来た時にお菓子を出すように、子どもが遊びに来た時には歓迎の意味も込めて、お菓子を出します。また、相手のお宅へ行く際にも、大人が手土産を持っていくように、子どもにも持たせています。

子どもが生まれた頃は、体によいものを子どもにはと思っていたはずなんですが、なかなか実行は難しく…。それは自分自身の弱さだけでなく、周囲との調和という意味でも、ごく普通にすることが一番落ち着いていったような気がします。

幼児の頃、手作りお菓子に拘っていた人と久しぶりにあったら、今ではあらゆることにゆる~くなっていたりすると、お互いに、「あの頑張っていた頃が懐かしいなあ」そんな思いを感じたりします。

さて、息子が中学から私立に行くことになりました。中学受験をさせるご家庭って、何だか子育てが周囲の流れに沿って行われるのではなく、主義主張があるこだわりの育児をされているイメージがあり、きっとお菓子は手作り派なんではないかと勝手に思いこみ、お弁当もすごいのではと。

最初の一週間、かなり頑張ってお弁当を作ったところ、
息子:「あ、凝らなくていいから」
私:「でも、他の子たちのお弁当、すごいでしょ。」
息子:「卵焼きだけとか、みんな、簡単な弁当だから」
私:「えっ、本当なの?」

ということで、無理しない普通のお弁当に戻しました。よく考えてみれば、中学受験をするにあたって、塾弁が無理な時(夏などは腐る可能性があるから、凝った弁当ものは危険!)にはコンビニで買ってしまうなど、中受生たちは、アバウトでなければやっていけません。

小学生がコンビニで買い食いなんて!とか、小学生が町中まで一人で行くなんて!というタイプのご家庭にとっては、なかなか難しいかもしれません。

日本ファンが増えている

2015-05-24 | その他
日本ファンの外国人が書いた日本礼賛の著作が出版されています。ついこの間まで、日本人は自虐的で、自国は悪く、海外はこんなに素晴らしいという風潮だった気がします。海外在住の日本人妻も「うちの国はこんなに素晴らしいのに、日本と言ったら…」という書籍を書くことの方が目立っていたような気がします。

気づけば、今の時代は、日本大好き、素晴らしいという日本人も増え、海外の日本ファンからも支持されているという状況。改めてそのことを新鮮に感じています。

確かに日本のサービス業ってすごいです。そこに「お客様道」があるかのように忍耐強いです。サービスを受ける側ならば絶対に日本がいいと思いますが、サービスを提供する側だとしたら、日本は最悪かもしれません。あんなお客の暴挙に忍耐強く対応しなければならないのだとしたら、労働者としては恵まれない立場にあると思います。

そういう意味で、サービスを受ける側の外国人にとって日本は素晴らしい国かもしれないですが、提供する側の日本人としては、果たしてそうなのか?考えてしまいます。

が、日本ファンが増えてくれるのは嬉しいことですし、やはり日本人ってすごいなあと感じることが多々あります。

一つだけ不思議なのが、赤ちゃんや子どもに対して不寛容なこと。一部の人の声なのかもしれませんが、何故に赤ちゃんや子どもにあんなに厳しいのだろうかと思うような意見があり、がっかりしてしまうことがあります。

日本人もいつもいい人では疲れてしまい、きっとそのストレスが小さいものに向けられるのかもしれません。