ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

ローストチキンガーリックライス詰め

2006年12月07日 | メニュー紹介
毎年恒例になった




言っても

実は一年中承っている

『ローストチキンガーリックライス詰め』

しかし

毎年 ティキンの数が増すノエル



繰り数増す!


メルシーです

その為集中してしまいますので

この時期には

限定数とさせていただいております

去年は24日が土曜日ともあって

24日に集中!!!!!

100羽以上

朝から夕方まで

ロースト 

ロースト

ロースト

その合間を縫って

オードヴル 

オードヴル

オードヴル



手は二本しかないのです

したがって

今年も限定数でお願いね

一応 

追加でティキンたのんでみました


だって

私のチキン











自然塩と胡椒で下味をつけて一晩ゆっくりと味をなじませ

皮目にこんがり焼き色を付け

もう一度

自然塩を皮目にふって

オーブンへ

鶏肉から出た脂でオーブンの中から幸せな

音が聞こえます

ちょうどコンサートホールの拍手がドア越に聞こえるかのように

では

ちょっと扉を開けてみましょう



聞こえてきました

炎に焼かれ

黄金色に輝くティキン









テンパンに滴り落ちた脂を

レードルでさらにティキンさんに廻しかけてあげると

さらに拍手の音が拍車をかけます



拍手に拍車がかかってハックシャン!

私は調理界のマジシャン!

なぜかラップしてます

えっ 

食品のラップではなく

ミュージック系のラップ!

話を戻しまして

こんがり焼きあがったティキンさんからは

ローストした香ばしい香りが白く立ち上る湯気が

鼻腔を突き

その香りの中に

食欲を刺激するガーリックの香りが・・・


んん~~~~~~


そして

ティキンのお腹の中には

ガーリックライス

もてぃろん

つ魔の実家の8分つきにした














ピカリン!!!!







焼きあがったティキンにフォークをあて

ティキンの腿の付け根にナイフを入れると

ジュウワーと肉汁が

ちなみにホテルでデクパージュ(テーブルでギャルソンさんが切り分ける事

今では殆ど高級なレストランしかしませんが)

するときには

腿肉は味はありますがかたいほうなので

男性に取り分けます

そして

やわらかくさっぱりした胸肉は

女性に取り分けます

私もフランスでの賄いで

「マサ エール? キュイッス?」(胸の方? 腿の方?)と

聞かれ

もちろんエール!

あっ

キュイッスでいいっすと

それって?    まあいいや

それでもって胸肉をはずすと白く三角形になったやわらかい骨

これが焼き鳥屋さんでいう軟骨。

これをコリッ  といっちゃってください。

そして

ティキンンの旨みを吸ったガーリックライスを

召し上がってください

その美味しさ

わかります~

お米の一粒一粒が

おいちいんです

これでお客様から

「一年中 食べた~~~~~~~~い!」

の声に焼き上げている

ローストチキンガーリックライス詰め

今年のノエルも

貴女を

虜にする私?じゃなかったティキンでした

おまけにもう一つ

残ったガラでスープを取って

作ったラーメンがこれまた

あ~~~た

たまらないんです

それに

リゾットなんか作った日には

泣いて喜びます

1羽   ¥3,360(税込) となっております



ァ~~~ウマ