初心者の方からご質問を頂くことがあるのですが、パソコンを起動すると、こんな画面が表示されることがあります。

これは、
Adobe Reader (旧名:Adobe Acrobat Reader) の、アップデートを促す画面です。
・同様事例記事:
最近のAdobe Flash Playerのアップデート(2011年Windows版)
Adobe Readerは、ホームページその他で公開される、PDF形式の書類ファイルを閲覧&印刷する為のソフト。
PDF形式ファイルの特徴は、
・基本的には改変不能
・閲覧ソフト(=Adobe Reader)が無料
であることから、官公庁や企業のホームページ等の公開資料などに用いられます。
例) 鴨川市ホームページ
広報かもがわ
ホームページ作成者にとって非常に便利なのですが、
インターネットに関連し利用されるプログラムである分、ハッカーなどの不心得者が悪用するケースがあります。
(前記事の
Flash Playerと同様ですね。)
そこで、問題点が見つかる度に、不具合修正のアップデートが行われるのです。
先の画面ですが、特にお急ぎの仕事でもなければ[インストール]を行ってください。

[インストール]をクリック
10分程度で終わると思います。

お使いのパソコンの設定によっては、画面のように再起動を勧められることがあります。
このアップデートですが、2か月に1度程度は発生すると思われます。
面倒であればAdobe Readerの設定を変更すればアップデートのチェックを停止させることもできますが...
しかし、その分、PDFを悪用したホームページ(例:個人情報流出、パソコン内保存情報消去 等)の危険性が高まります。
堪能でない方は、アップデートお勧め画面がでたら実行したほうがいいでしょうね。
なお、
Adobe アドビシステムズ 日本(http://www.adobe.com/jp/)のホームページを開けば、Adobe Reader最新版のインストールを任意に手動で行うことができますよ。
パソコン購入直後の初期設定時や、年に1度程度は利用されると良いかもしれません。
※現在インストールされているAdobe Readerのバージョンによっては、本記事掲載の写真とは違う画面が表示されることが多々あります!
※詐欺業者の手により、将来的に、Adobe Readerのアップデートを装った偽プログラムがインターネットで配信させる可能性もあります。 不正サイトを検知できる環境は構築しておきましょう。
→ 有名メーカーの総合セキュリティソフト(例:ウイルスバスター2012、Norton Internet Security2012 等)導入が無難です。
関連記事
・2012.07.12
よく相談を頂く「アップデートできます」表示、 Adobe Reader,Flash Player,JAVA Runtime
・2011.10.28
JAVA Runtimeのアップデート画面がでたら
・2011.11.02
JAVAをアップデートしてしまった為に、ちば電子調達システムが使えなくなったお客様の例
・2011.11.02
ちば電子調達システムを利用されるなら、専用パソコンを用意したほうがいいかも。
・2011.10.13
Adobe Flash Player 11.0の配信が始まっています。
・2011.10.05
最近のAdobe Acrobatのアップデート(2011年Windows版)
・2011.10.03
最近のAdobe Flash Playerのアップデート(2011年Windows版)