★ニューヨークシティ・マラソンのEXPO会場
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今年も巡ってきた年に1度のお祭り、ニューヨークシティ・マラソン。
スタート時は快晴。気温も寒すぎることはなく、絶好のレース日和となった。
当初の目標は、先日のサブ4達成の勢いで、一気にPR更新。あわよくば3時間45分近辺のタイムを目指したが…やはり、NYCMのコースは手強かった。
今回は、グリーン組がヴェラザノ・ブリッジの工事のあおりを受け、1000人ごとのブロックに分かれて、時差スタート。午前10時10分に号砲が鳴り、橋の上をランナーが続々と走っていくのが見えるが、列はさっぱり動かない。およそ25分経って、ようやくスタートラインを越える。そのせいもあって、前半は、遅い集団にハマッてしまい、かつてない混雑を掻き分けながらの展開になった。
それでも、5km、10kmまでのラップは、先日のトロントと同じペース。このまま加速体勢に入りたいところだったが、3つのカラー(グリーン、オレンジ、ブルー)が一緒になる8マイル(約12.8km)地点あたりから、混雑が最高潮に達してきた。場所によっては道幅が狭く、ほとんど壁になって追い抜けない始末。こういう状態が10マイル(16km)地点まで続き、想定外のペースダウンになってしまった。
05km 27分04秒
10km 54分06秒 (05kmから10km 27分02秒)
15km 1時間21分33秒 (10kmから15km 27分27秒)
20km 1時間50分11秒 (15kmから20km 28分38秒)
ハーフの通過タイムが、1時間56分23秒。当初の思惑より5分くらい遅い。
今ひとつスピードに乗れず、脚もなんとなく重くなってきたので、この時点から、目標を「サブ4死守」に切り替える。
14マイル過ぎのクイーンズ地区、この近所に在住しているラン仲間、ニャーママさん親子の掲げる巨大日の丸を発見。やはり日の丸を見ると元気が出るのは、大和魂を保持している証拠か。思い切りハイタッチして、エネルギー補充。
しばらく行くと、旅行会社の同僚がツアー客を応援しているポイントに差し掛かる。てっきり、昨年と同じように、左側に待っているものと思い込んでいたので、突然右側に応援の旗が見えた時にはびっくり。急遽進路を変えて、どうにか、自分の存在を知らせることはできた。
シティバンク前では、やはり同業者の知人が、カメラを構えている。この時のショットは、下にも紹介しているように、なかなかナイスなタイミングだった。
25km 2時間19分20秒 (20kmから25km 29分09秒)
30km 2時間47分09秒 (25kmから30km 27分49秒)
35km 3時間16分29秒 (30kmから35km 29分20秒)
40km 3時間46分54秒 (35kmから40km 30分25秒)
難所のクイーンズボロ・ブリッジを越えると、マンハッタンに突入。ここから1番街を北上するあたりで、起死回生の挽回を試みる。大声援を力にして、25kmから30kmまでは27分台に持ち直し、終盤に向けて希望をつないだ。
サブ4達成のバロメーターとなる20マイル(32km)地点。ここを3時間をわずかに切るペースで通過。だいぶ疲れてきたが、今後の頑張り次第では、まだまだサブ4が可能だ。ここでパワージェルを補給し、終盤の追い込みに入る。
ブロンクスから、ハーレム地区に入り、セントラルパーク東側を南下。このあたりも、脚にジワジワとくるアップダウンに耐えながら、失速を最小限に抑えるペースを維持。最後の最後まで気を抜くことのできない、ハラハラドキドキの闘いが、23マイル、24マイル、25マイルと続く。最後の1マイルは、文字通り、死力を尽くした力走でゴール。ネットタイムはなんと、
→→→ 3時間59分45秒
わずか15秒差で、かろうじてサブ4を守り抜いた。
PRには及ばなかったものの、NYCMでは自己最高記録。2004年の初マラソンから3年がかりで、どうにか3時間台を達成。
綱渡りの闘いで、苦しい場面も多かったが、ラン仲間、知人、会社の同僚を始めとして、懸命な大応援に支えられたのが大きかった。
◆総合順位 38676人中 11704位
◆男女別順位 26142人中 9472位
◆年齢層別(45-49歳) 3919人中 1392位
★レース前に勢揃いした「素顔の寿司レンジャー+α」。
★クイーンズ地区のシティバンク前で、知人が撮影。
★レース後の夜、スペイン料理店で打ち上げパーティ。右からオケさん、akiさん、シゲトさん。自分も含めて、4人とも3時間台で完走。(パーティにはラン仲間計13名が参加)
★EXPO会場で行なわれた、グレテ・ワイツさん(NYCM 9回優勝)のサイン会。
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来年も一緒に走るのを楽しみにしています^^
あ、その前に東京でお会いできますね。
果たして、どんなドラマが待っているのでしょうか…。
走っている姿。
私も友人が取ってくれているようで
楽しみにしている所です。
来年も一緒に走りましょう!!!
しかし、歓声とボランティアの皆様に心から
感謝です^^
その代わり、NYCM特有の感動とドラマがあるので、やはり、毎年出たくなりますね。
次は、いよいよ日本デビュー。
また一緒に、楽しみましょう!
やはりタフなコースですよね。それに、人数の割には道幅が狭いところがあって、ブルックリンでの合流直後などはかなりタイトでしたね。
それでも、沿道の観衆の人数は圧倒的ですし、知人友人の皆さんの応援には本当に力づけられました。
次は東京ですね。
また一緒に走れるのを楽しみにしています!