LOVEかごしま_鹿児島情報

鹿児島で出会った野鳥や桜島・自然などをご紹介します。

鹿児島の野鳥19 ウソ 2017/12/31

2017年12月31日 | 【ア行の野鳥】

 

今日は晴れの予報だったのですが、鹿児島は曇っていますね。桜島も見えません。明日は良くないかな?と思っていましたが、少し早めに天気が悪くなるようです。ということで天気の悪い日の「鹿児島の野鳥」シリーズです。アイウエオ順に紹介予定ですが、今年は「ウ」まで行きました。最後に「ウソ」はなんか縁起が良くないような気がしますが、この「ウソ」は「嘘」ではなく「口笛を意味する古語のうそ(鷽)」です。ウグイスの「鶯」と漢字が似ていますが、上のかんむりが「學校」の冠に同じですよね。覚えてください。だからか、太宰府天満宮や亀戸天神社では「天神様の使い」とされ、鷽を模した木彫りの人形「木鷽」が土産の定番となっているようです。鳴き声がヒーホーと口笛のようなので名付けられた名前のようです。我が皇徳寺の公園にもやってきますが、桜の蕾が増えた頃だけ見ることができます。口いっぱいに桜の蕾を入れて大食漢のようですね。
目:スズメ目
科:アトリ科
属:ウソ属
種:ウソ



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鹿児島の野鳥18 ウグイス 2017/12/30

2017年12月30日 | 【ア行の野鳥】


ウグイスは有名ですから、結構知っている気になっていますが、案外見た事のない方が多いんじゃないですかね?花札で「梅に鶯」が書かれていますが、「梅にとまる鳥はメジロがほとんど」日本三鳴鳥のウギウイスは「ホーホケキョ」という鳴き声で有名ですが、その鳴き声で鳴くのはオスです。「ホーホケキョ」は他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもあるんです。この写真は我が家の餌台にやってきたウグイスなので、もちろんホーホケキョと鳴く前の地鳴きの季節です。地鳴きは「チャッチャッ」。林の中や竹やぶの中でこの「チャッチャッ」が聴こえたら、その辺にウグイスがいると思います。見つけるのは容易ではないけど。(笑)ちなみに3羽同時にやってきて、みかんを啄むウグイスを見た時は夢か幻か?と思いましたが、皇徳寺はそんな場所ってことですかね?野鳥好きには良い街です。

:スズメ目
科:ウグイス科
属:ウグイス属
種:ウグイス


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鹿児島の野鳥17 イワツバメ 2017/12/19

2017年12月29日 | 【ア行の野鳥】


今日は曇って桜島は見えません。ということで今日は鹿児島の野鳥を紹介します。今日の野鳥はツバメの仲間ですが、微妙に違うの分かりますか?日本では夏鳥として渡来し、全国で繁殖しますが、九州では越冬するものもいます。山地や海岸の崖地、洞窟の入り口あたりが本来の営巣場所ですが、橋などの人工物にも巣をつくります。群れて飛んでいるので注意してみたら気付くと思います。空中を飛行する虫類を食べながら、「チリリッ」あるいは「ジュピッ」などと聴こえる声で、飛びながら鳴いているので、そちらからも気付くことができるかも。
目  :スズメ目
亜目 :スズメ亜目
科  :ツバメ科
亜科 :ツバメ亜科
種  :イワツバメ




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鹿児島の野鳥16 イソヒヨドリ 2017/12/19

2017年12月19日 | 【ア行の野鳥】


イソヒヨドリは名前はヒヨドリとついていますが、どちらかというとツグミの仲間。ま、鳥を知らない人にはどっちでも良いんでしょうが。アフリカからユーラシア大陸に広く分布していて、標高2,000-4,000mの高山の岩石地帯に生息する鳥らしいのですが、日本ではなぜか磯や港など海岸周辺で良く見かけます。私の住んでいる皇徳寺にも晩秋から四月頃までやってきます。やはり高山に住む鳥ということで、屋根や電柱の一番高いところで鳴いていることが多いです。とても美しい声で鳴くので春になったら探してみてください。に比べては地味ですが、やや暗青色を帯びた茶褐色で、鱗のような模様があるのでそれはそれで魅力的?
目:スズメ目
科:ヒタキ科
属:イソヒヨドリ属
種:イソヒヨドリ

オスです。凛々しく色合いが良いですね。



メスです。見ようによっては美しい。


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鹿児島の野鳥15 イソシギ 2017/12/17

2017年12月17日 | 【ア行の野鳥】


『いそしぎ』というとエリザベス・テイラーとリチャード・バートンが結婚後に初めて共演した映画を連想するのは私の世代?主題歌『シャドウ・オブ・ユア・スマイル』が素晴らしく当時多感だった私は何度も聴いた覚えがあります。美しい女流画家と、妻子ある学校長との半年間の恋を描くメロドラマです。題名の『いそしぎ』は、ヒロインが海岸で保護した幼鳥の磯鷸ということで今日ご紹介する鳥です。羽の折れた幼鳥をヒロインが手当てし、大空へ飛び立たせるエピソードは二人の心情の変化を象徴しているようですね。
昨日、家内と近所の川に散歩がてら野鳥を観に出かけましたが、ちゃんとイソシギも来ていました。自由に川の上を飛び周り、堰のところで餌を啄んでいるちっちゃなシギがいたらイソシギです。羽の前に大きくくい込んだ白い羽毛が特徴的ですぐに分かります。
目 :チドリ目
科 :シギ科
属 :
種 :イソシギ




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鹿児島の野鳥14 イカル 2017/12/16

2017年12月16日 | 【ア行の野鳥】


みなさん、今日も天気が悪い。そんな日の鹿児島の野鳥シリーズです。今日は先日紹介したアトリ科のイカルという鳥を紹介します。名前の由来は奈良県の斑鳩からきたとか、鳴き声が「イカルコキー」と聞こえるからとも言われていますが、なぜ斑鳩?なんて疑問も湧きます。漢字では「斑鳩」ではなく、「鵤」と書きますが、この硬そうな黄色の嘴を見ると角と鳥で出来た名前も納得です。地面に降りているイカルの写真、なにか一生懸命啄んでいましたが、落ちた木の実だったのかもしれませんね。

目 :スズメ目

科 :アトリ科

属 :イカル属

種 :イカル


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鹿児島の野鳥13 アマサギ 2017/12/15

2017年12月15日 | 【ア行の野鳥】


みなさん、改めて「おはようございます」。今日も天気が悪い・・・・ってさっきも書きましたが。そんな日の鹿児島の野鳥シリーズです。
今日の鳥はサギの仲間です。振込サギとかではないですよ~とりあえずアイウエオ順に鹿児島で出会った野鳥を紹介していますので、アオサギを先日紹介しました。
アオサギと一字違いのアマサギですが、アオサギと違ってなかなか出会えません。
冬はアフリカ大陸やオーストラリアやニュージーランド、フィリピンなどで暮らしているアマサギは夏場になるろ朝鮮半島などに北上して繁殖します。日本には、亜種アマサギが夏季に繁殖のためやってくる夏鳥です。九州以南では越冬もする(留鳥)そうなので、注意して探せば鹿児島にもいるかもしれませんが、コサギと同じ真っ白の冬羽になるので、区別をつけるのがむつかしいかもですね。。

                         : ペリカン目

                         : サギ科

亜科                     : サギ亜科

                         : アマサギ属

                         : アマサギ


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鹿児島の野鳥12 アトリ 2017/12/12

2017年12月12日 | 【ア行の野鳥】

みなさん、改めて「おはようございます」。今日も天気が悪い・・・・ってさっきも書きましたが。そんな日の鹿児島の野鳥シリーズです。
今日の鳥はスズメサイズです。この鳥も渡り鳥で大陸北部の亜寒帯で繁殖して、日本には冬鳥として秋にシベリア方面からやってきます。山形県や富山県等にやってきた鳥が鹿児島を選ぶ確率は低いですが、それでもそこそこ大きな群れでやってきます。それから各地に散らばるということで日本海側では何千羽もの群れが見られることもあるようです。
ここにアップしている写真は2箇所で撮っていますが、群れで撮影している写真はそれでも30羽くらいの群れでした。
目:スズメ目
科:アトリ科
属:アトリ属
種:アトリ






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鹿児島の野鳥11 アカガシラサギ 2017/12/11

2017年12月11日 | 【ア行の野鳥】


雨の日の定番ということで、鹿児島の野鳥です。今日の野鳥は珍しいので簡単には見ることができません。
夏羽が頭部が赤っぽい色をしていることから付いた名前だと思うのですが、夏季は中国東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下して越冬するそうです。
英名はChineseということで、中華人民共和国で繁殖する事からついたようです。日本には冬季に越冬するため、主に南西諸島に少数飛来してくる冬鳥です。
ということで、残念ながら出会えて嬉しかったですが、夏羽の赤い頭はみたことがないです。見たい方は野鳥図鑑をチェックしてみてください。
目 : ペリカン目
科 : サギ科
亜科 : サギ亜科
属 : アカガシラサギ属
種 : アカガシラサギ



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【ア】アオバト 鹿児島の野鳥10 アオバト 2017/12/07

2017年12月07日 | 【ア行の野鳥】

名前のとおり、青い(野鳥の色を言うとき青は緑の場合が多いです)鳩です。広葉樹林や針広混交林を好んで、霧島神宮の杜にも住んでいるようです。森林に住んではいますが、夏から秋にかけて海岸に現れることもあり、大磯海岸での集団で海水を飲んでいる姿は良く紹介されていますので見られた方もいらっしゃるかもしれません。このアオバトも水を飲んでいましたが、海水ではなかったと思います。

 

目                         :                           ハト目

科                         :                           ハト科

属                         :                           アオバト属

種                         :                           アオバト

 

 

 

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鹿児島の野鳥09 アオジ2017/12/05

2017年12月05日 | 【ア行の野鳥】

天気の悪い日の鹿児島の野鳥シリーズ。今日は「アオジ」です。あまり見かける機会はないと思います。アオジは大陸で暮らしていますが、亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。少数が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のために、九州にもやってきます。ということで、出会うチャンスは冬場。実際、この3枚の写真のアオジはあったのは全て違う場所ですが2月と3月初旬にあいました。アオジといっても青くないな~って思われるかもしれませんが、青い鳥は「ルリ」がつきます。オオルリとかルリビタキとか。「目に青葉」ということばがあるように、古語には「緑色」も「アオ」と表現しているので、この少し黄緑っぽいオスの色が「アオジ」という表現につながったようです。

目 : スズメ目
亜目 : スズメ亜目
属 : ホオジロ属
種 : アオジ


 

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【ア】鹿児島の野鳥08 アオサギ 2017/11/30

2017年11月30日 | 【ア行の野鳥】

今日も雨が降っています。桜島も見えません。ということで、桜島の見えない日の鹿児島の野鳥シリーズです。鹿児島の川に行くと結構どこでも目に付く鳥なので、鳥好きでない貴方(貴女)もきっと見たことがあると思います。

: ペリカン目
: サギ科 
: アオサギ属
: アオサギ
夏季にユーラシア大陸中緯度地方で繁殖して冬季になるとアフリカ大陸中部、東南アジアなどへ南下し越冬する旅鳥ですが、日本では亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖のため飛来し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来します(冬鳥)。
本州・四国では周年生息する留鳥です(Wikipedia)が、鹿児島でも周年生息している方もいます。()
一枚目の写真は平川動物園、アフリカ園で与えられる餌を狙って集まっているようです。

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【ア】アオアシシギ

2017年11月29日 | 【ア行の野鳥】

鹿児島の野鳥07 アオアシシギ
昨日は良い天気でしたが、今日は雨が降っています。桜島は霧の中に沈んで何も見えません。ということで、桜島の見えない日の鹿児島の野鳥シリーズ。南日本新聞にも毎週載っていますが、こちらは気まぐれの投稿です。
目 : チドリ目
科 : シギ科 
属 : クサシギ属
種 : アオアシシギ 
ユーラシア大陸北部で広く繁殖し、冬季はアフリカ、インド、東南アジア、オーストラリアへの渡りをおこなって越冬する途中、日本へ旅鳥として、春と秋の渡りの時にやってきます。鹿児島でも今の時期、干潟などにやってきます。


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【鹿児島の野鳥】オシドリ

2016年10月27日 | 【ア行の野鳥】


みなさん、おはようございます。今朝は雨です。桜島方面は霧に霞んで何も見えません。「桜島百景」終わったので、11月になったら、「鹿児島散歩」というタイトルで鹿児島のスポットを案内していきたいと思っています。以前やっていた「鹿児島紹介」の焼き直しですが、その後新しいスポットも増えているので、いま整理中です。少しだけお待ちくださいね。(待っている人がいたらです)
間繋ぎで今日は鹿児島の野鳥、オシドリです。
オシドリっていうと、「おしどり夫婦」って言いますよね。
中国の春秋時代宋の暴君「康王」に殺された「韓憑」夫妻の悲話からできた「鴛鴦の契り」という言葉の鴛鴦はおしどりのことです。
こんなにくっきり、はっきり撮れるおしどりさんは去年と同じ場所にやってきていますが、なぜかオスだけで暮らしています。
実際、おしどり夫婦というと一生添い遂げる仲の良い夫婦のことですが、ほんまもんのおしどりが一緒にいるのは交尾後、メスが産卵しヒナがかえるまで温めている間で、オスは卵を他のおしどりや外敵から守るためにそばにいるのですが、ヒナがかえるとオスは旅立って、他のオスたちと一緒に群れを成して生活するんですよね。翌年は新たなメスを相手にして、子供を作るので別に一生相手を変えないというわけではないんですよね。薩摩川内市には群れでやってきて、オスやメスがたくさんいる池がありますが、永田川は一羽だけなんですよね。???

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【鹿児島で見かけた野鳥010 アトリ】

2015年02月10日 | 【ア行の野鳥】

今日の予報は晴れです。朝焼けが見られますかね?

今日の野鳥は、アトリです。シベリアから越冬のため、やってくるみたいです、はるばる鹿児島までやってきたんでしょうか?結構、吹きさらしの寒い場所でしたが。...
大群で来るみたいですが、この時は一本の木に50羽くらいがとまっていました。

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