あくまでも、独り言で、私見ですので、
お嫌な方は、スルーしてくださいね。
今年の大河ドラマ、我が家では、日本史が好きで、
学生の頃、日本史を専攻していた私は、観ることになりましたが、
夫は観るのが嫌だそうで、観ないことになりました。
(夫は、遊女が痛めつけられているシーンとかが、苦手らしい。
歴史上は、そういうことが当たり前の時代だとは
分かっているけども、映像ではみたくないらしい。)
なので、夫不在の時に、独りで観ています。
後日、第1・2話を観ました。
ネットでも、感想が色々流れていましたが、
今の感覚とは違う身分制度があった時代なので、
今の感覚と同じ感覚で観たらダメな大河ドラマだなあ・・・と、
思いました。
色々悲惨なシーンも出てきます。
具体的には、書きませんが、当時はそういうのが、
当たり前の世の中だったのでしょう。
私は、当時の髪型や衣装に興味があって、大河を観ています。
ドラマを観ていると、今の世の中は、身分制度は無いけれど、
昔は、田舎では、お寺の人は、身分が上だったらしく、子供の頃のお寺で過ごした話を
あれこれ、思い出すのです。
私は、最初からお寺の子で、生まれたわけではなく、
貧しいサラリーマンの子として、産まれて、父親が急に跡継ぎになったので、
お寺の子になりました。
お寺の子になる前は、
父が途中で失業したり、住んでいた家も、
ポットントイレがある古い団地でした。
遊びに来た一戸建てに住んでいる同級生から、
「こんな所に住んでいるんだ」と、からかわれて、
そのトイレがきっかけで、イジメを受けたり、色々嫌な思いをしました。
それが、一転、引っ越して、古くて貧しい田舎のお寺の子になりました。
今までとは、周りの大人や、同級生も私に対する扱いというのか?
態度がガラッと、変わってくるのです。
田舎だから、余計にと言うのもあったかも?しれません。
同級生からも、「りぼんは、先生にえこひいきされている」
と文句を言われたこともありました。
でも、私にしたら、どうしようもないんですよ。そんなこと言われても・・・。
だって、私が何かしたわけでも無いから・・・。
昔は、もっと身分の差が、すごかったらしいです。
祖母は、お寺の娘として産まれて育ち、お寺に嫁いできました。
祖母からは、色々昔話を聞いていますが、
身分制度も、もちろん決して良いとは思いません。
そういう時代もあったという認識でしかありません。
私自身もお寺に縁談がありましたが、断りました。
亡き父は、「お寺の子は、お寺に嫁ぐのが一番幸せだ」という考え方でした。
(お魚が大嫌いな私が、海辺のお寺に縁談があったので、無理でした。)
Xでは、今回の大河ドラマ「べらぼう」を、中止して欲しい
という声が上がっているみたいです。
そういう方は、私の夫のように、観なければ良いのに・・・と、
夫と話しています。
それよりも、今の女性が生きる上で、問題になっている
ホストなどにいれあげて、借金作って、色々問題が起きているそうなので、
そっちをどうにか出来ないか?と私は思うのです。