真の命を得るために、
未来に備えて自分のために堅固な基礎を築くようにと。
「テモテへの手紙一」 / 6章 19節
新約聖書 新共同訳
一つになろう。
世の中にいるすべての父母、兄弟、子女を
自分の真の父母、兄弟、子女として思えるなら
彼は天国の門の鍵を持った者です。

▲解体前の「キノルド館」。
玉ねぎ塔(左上)がデザイン上の特徴だった(藤女子大提供)
★藤女子大旧校舎「日欧技術の融合」…
「キノルド館」国内外から評価
: 北海道発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
◆読売新聞 2013年9月29日
藤女子大学の前身、札幌藤高等女学校の校舎「キノルド館」が、国内外の専門家から注目されている。札幌の大正期を代表するカトリック施設で、校舎は2001年に解体されたが、「日本と欧州の技術が融合した貴重な建築」と評価されている。
大学によると、校舎は1924年(大正13年)に建てられた。木造3階建てで、主棟屋根の「玉ねぎ塔」のユニークなデザインや、上げ下げ窓が多く使われていることが特徴だった。上智大の校舎や函館市の天使の聖母トラピスチヌ修道院を手がけたスイス人建築家のマックス・ヒンデル氏(63年に死去)が設計した。
校舎取り壊しから約2年後、藤女子大は札幌市北区の北16条キャンパスに3分の2のサイズの校舎を復元した。解体を惜しむ卒業生らの要望を受けたもので、資料館として使われている。
欧州のキリスト教建築の専門家からは「ドイツなどライン川流域地方の建築様式をとどめている」と評価されているという。副学長の三宅理一教授(建築史)は「幕末から始まる日本のキリスト教建築の流れのちょうど中期の建物にあたる。日欧をまたぐ文化の移転を知る意味でも示唆に富む」と話している。
◇
藤女子大は2015年の建学90年を記念し、来月5日午前10時から、北16条キャンパスで国際フォーラム「北海道からみるキリスト教文化と建築―修道院、学校、そして教会美術」を開く。ベルギーとルーマニア、ウクライナから専門家が参加する。通訳付きで、入場無料。問い合わせは、同大総務課(011・736・0311)へ。
( 読売新聞 2013年9月29日 )

▲同志社大の礼拝堂での結婚式を前に記念写真を撮る
新郎と新婦=上京区
★青春の地で愛を誓う 同志社、
関学…大学での挙式人気
◆朝日新聞デジタル2013年8月29日

▲ステンドグラスが印象的な同志社大の礼拝堂で、
結婚式のリハーサルに臨む新郎と新婦=上京区
【筒井次郎】
青春の思い出の地である、母校の大学で結婚式を挙げるカップルが増えている。キリスト教系の同志社大(京都市上京区)では重要文化財の建物で、関西学院大(兵庫県西宮市)では名建築家の礼拝堂で卒業生らが愛を誓う。大学側には少子化の中で愛校心を育む思惑もある。
土曜の午後、赤れんがの学舎が並ぶ同志社大今出川キャンパス。創立者の新島襄の肖像画が掲げられた重要文化財の礼拝堂に、オルガンの音色が響いた。
式を挙げたのは、卒業生の久保達治さん(37)と瞳さん(32)。親族や友人ら約20人から祝福された。高校から同志社の達治さんは「学んだ場所で今までのことを思い返すことができた。一生忘れられない式になった」と笑顔。同志社女子中高から同大に進んだ瞳さんも「中学時代の礼拝を思い出し感動しました」。
(朝日新聞デジタル2013年8月29日)