愛する人たち、自分で復讐せず、
神の怒りに任せなさい。
「『復讐はわたしのすること、
わたしが報復する』と主は言われる」
と書いてあります。
「ローマの信徒への手紙」/ 12章 19節
新約聖書 新共同訳
ほんとうに愛したいと願うなら
人をゆるすことを知らなければなりません。
マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』)
▼http://wired.jp/2013/10/08/first-bill-banning-revenge-porn-passes-in-california/

◆「復讐のポルノ」を非合法化、米カリフォルニア州
★AFPBB 2013年10月03日 15:27
【10月3日 AFP】
米カリフォルニア(California)州は1日、離婚した元配偶者や別れた元恋人の裸の写真をインターネット上に流出させる「リベンジ・ポルノ(復讐のポルノ)」と呼ばれる嫌がらせ行為を非合法化した。違反者には最高で禁錮6月の実刑が科せられる。
リベンジ・ポルノ非合法化法案は1日、ジェリー・ブラウン(Jerry Brown)知事の署名を受けて即日施行された。嫌がらせ目的で個人的な写真・映像を流出させたとして有罪になれば、最高で禁錮6月か最高1000ドル(約9万8000円)の罰金刑の対象となる。
早期可決を目指して「緊急」条項付きで法案を州議会に提出したアンソニー・カネラ(Anthony Cannella)州上院議員は、「これまで被害者を守る法律がなかった」ため「あまりに多くの人々が、かつて信頼していた相手の行為によって生活をひっくり返された」と述べ、法案の重要性を認識して法制化を急いだブラウン知事に謝意を示した。
カリフォルニア州には、無許可で撮影した他人の写真を投稿するのはプライバシー侵害だとして禁止する法律はこれまでもあった。だが新法の下では、同意の上で撮影された写真でも、写った人の同意なく投稿されれば違法とみなす。つまりカップルで一緒に撮影した写真を、別れた後に相手の同意を得ずに投稿するのも違法ということになる。
カネラ議員は「リベンジ・ポルノは破局が原因で起きることが多い」「リベンジ・ポルノ専用の投稿サイトさえ存在し、被害者が掲載写真の削除を求めると法外な料金を請求する」と指摘している。
(c)AFP
▼http://m.cinematoday.jp/movie/T0010752

★愛が壊れて復讐に変わった時が怖い
日本でも「リベンジポルノ」が増えている
◆J-cast 2013年10月10日 18:36
恋人だけに許したはずのヌード写真などが世界中の好奇の目に晒される――。そんな恐ろしい事例がインターネット上に蔓延している。
嫌がらせ目的で別れた相手の卑猥な画像を投稿することは「リベンジポルノ」と呼ばれ、元恋人や元配偶者への復讐と手段となっている。アメリカでは、カリフォルニア州がリベンジポルノを禁止する法律を定めるほど深刻化している。しかし、同様の事例は日本でも多発しているようだ。
米では専用投稿サイトも乱立

▲日本でもリベンジポルノ蔓延中?(画像はイメージ)
2013年10月1日、カリフォルニア州はリベンジポルノに関する法律を施行した。これにより、嫌がらせ目的で、相手を特定できるヌード写真や動画を被写体の許可なしにインターネット上に投稿することが禁止された。
法制定の背景には、リベンジポルノ専用の投稿サイトの存在があった。代表的なサイト「IsAnyoneUp.com」は昨年4月に閉鎖されたが、類似サイトはいくつもある。その多くが画像削除には有料でしか応じず、自殺する被害者も出るほど社会問題化している。セキュリティ企業「マカフィー」が実施した調査によると、恋人と別れた人のうち10%が、元恋人のわいせつ写真をネット上に公開すると脅した経験があると回答。さらに、そのうちの約60%が実行に移されているという。
最近の事件の影響もあるのか、日本でもリベンジポルノへの関心が高まっている。ハフィントンポストやBLOGOSなどいくつかのサイトも問題に触れた記事を出している。携帯端末で撮影&投稿を手軽にできてしまう今、インターネット上を見渡せば、無断投稿と思われる日本人の卑猥画像がいくらでも見つかるのだ。中にはファイル共有ソフトのウイルス感染での流出もあるだろうが、意図的な投稿を示唆する画像も目立つ。もちろんこれらは、名誉毀損やプライバシー侵害にあたる立派な犯罪だ。公開するといって脅せば脅迫罪にもなりそうだ。
「愛の印」が人生狂わす「爆弾」に
9月25日には「ニッポン・ダンディ」(MXTV)がリベンジポルノの問題を扱った。お笑い芸人で、裁判ウォッチャーとしても知られる阿曽山大噴火さん(39)は、「裁判を見てても、付き合ったときに撮った裸の写真とか(性)行為のビデオを別れた後に脅しに使っている例が結構ある」と話す。
さらに2年ほど前からは、新たなパターンが出てきているとも指摘。恋人の顔写真と他人のヌード写真をコラージュしてくれる専門の業者がいるというのだ。その出来ばえは、弁護士も本物だと疑うほど精巧だという。顔写真だけででっちあげられてしまうとあれば為す術もないが、まだコラ画像被害は一部に過ぎないようだ。
リベンジポルノ対策には、交際中に安易にわいせつな写真を撮影させないことが最重要であることは間違いない。ところが、流出の危険性を知りながらも撮影させている人は少なからずいる。交際が順調な限りは「愛の印」となるからだ。実際、女性向けサイトの掲示板をみてみると、葛藤しながらも容認している人が多数見つかる。
「確かに恥ずかしいですが、私は嬉しい気持ちの方が大きいですよ」「すごく恥ずかしいですけど、いつもストレスをいっぱい抱えてる彼がすごく喜ぶし、1人エッチする時に役に立ってるみたいだから、仕方ないなぁって感じです」「つい先日、相方にくどき倒されて手ぶら写メを送りました。なかなか逢えないので『浮気防止のお守り』兼『ひとりエッチのおかず』だそうです」
(http://www.j-cast.com/s/2013/10/10185972.html)
