昨日、NHKのプレミアムで、日本書紀についての番組が放送されていました。
日本書紀と古事記では、若干中身が違っていますが、皆様お馴染みの神話や、日本の成り立ちが書かれている書物です。
スサノオにまつわる茅の輪くぐり
古事記は稗田阿礼が書いたとされます。
私は天武天皇が大好きなのですが、その兄にあたる、大化の改新の首謀者である天智天皇の娘、持統天皇が書かせたものです。
(天武天皇の妻でもある)
私は聖徳太子派なので、大化の改新についてはアレなのですが(どうアレなのか笑笑)
その辺の裏日本の歴史と言う話は次回にするとして。
藤原不比等が生涯かけて書かせたのが日本書紀。
それがなければ、神話がこのような形で今に伝わっていなかったかもしれないと思うと、感動しました。
パワースポットブームで、日本の歴史が再発見されている番組が増えていてうれしいです。
もともと私はこういう話が大好きで。
でも人に話しても、興味を持ってもらえなかったのですが。
最近はむしろ教えて欲しいと言う人が増えてうれしいです。
縄文のことも真剣に聞いてくれる人が本当に増えました。
神様の事や神話なこと、神社の成り立ち、そこに必ず見えてくる日本の歴史や伝統。
それが若い人たちが、カジュアルな感じで受け入れているのが本当に嬉しいです。
戦後、日本の文化を壊そうとした存在(戦勝国)が、日本の文化や教育を、低次元に落とそうとしたそうですが。
実際それは、戦争と言う歴史の中で昔からある手法なのですけどね。
そうやって文化の伝承を断絶しようとしても、こうやって、自然と噴き上がってくるのだと思います。
令和に変わる式典で、草薙の剣の話がTwitterで若い人たちの間で盛り上がっているのを見て、結構心が震えました。
1300年前に藤原不比等が命をかけて紙に筆で一文字一文字記した日本書紀。
それがネット社会の時代になってもなお受け継がれて学んでいく人たちがいることに心から感動を覚えました。