遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

銀色のオオカミと夜空を眺めていた

2024-05-29 02:22:00 | ファンタジーの種(不思議なお話)
母が光の世界に帰っていった。



今月中にそうなることは3月から予感がしていた。
「満月の5月23日頃になるかも」と姉と兄に話していてた。
それまではそれなりに元気だったのに、話もできていたのに。
でもその日から容体が突然悪化した。

その前日にお見舞いにいった時には、両手を合わせて宙を拝んでいたのに。
そんな満月の翌日にわたしは熱を出した。

これも全て運命だったのだ。

命日はどんな日だろうとマヤ暦を調べて、やっぱり運命だったと気づいた。
それは母の誕生日の鏡の向こう日だったから。

鏡の向こうの日は、
「もうひとりの自分」
とか、
「前世の自分」
などと言われている特別な日。
なるほど、自分の前世となる日に命を終えるなんて、なかなかやるじゃないかと、ちょっと誇らしくなる。

そして夢を見た。
夢なのか、ビジョンなのか。

横たわる母に頭をむけ、親族数人で並んで寝た。
集まっていろんな話をして、もう寝ようと電気を消してから、1時間半くらい布団の中で一人でスマホを見ていた。
他の全員はすっかり寝息をたてている。
横になって目を閉じて三分起きていられない私が全く眠気がしないのだ。

2時近くになってやっと眠たくなってきて、ふと、うとうとした。

すると、まるでターバンのように「星空の布」が、わたしの布団を囲むように床からぐるぐると回りながら上っていく。
星空が結界を作っているのだ、と思った。

気がつくとわたしは星空の下に座って空を見上げていた。
「魂が宇宙に帰るよ」と星空を指差して呟くわたしの横には銀色のオオカミがいた。
その横に真面目な顔をした小さな少年がいた。きっと次男だ。
オオカミにくっつくように眠っている小さい女の子は娘だ。

わたしは大人の女性だった。
20代半ばくらいだけど、しっかりと落ち着いた大人だった。
そして、白いバンダナの右の耳の上に、白いイーグルの羽を立てていた。

わたしはホピ族だった。

メディスンウーマンで、結構キリッとしている。
ホピ族なのに戦士みたいな印象だ。

そこで目が覚めて、
ああ、わたしはホピ族でも母の娘だったのだと改めて思った。

知っていたけど、そうなのと言うレベルで、掘り下げたことはなかった。

時間ができたら掘り下げてみよう。
きっと今までと全く違う何かが見えてくるはずだから。
改めて、ホピ族のことを考えていると、
平和を意味するホピと、「平和を恵む」と言うわたしの名前は一致することがすごいと思う。

ふと、母の名前の意味はなんだろうと調べた。

「弓を広げる形であることから、広がること、広げること、遠くまで行くこと」
とあった。
まるで木星だ。
双子座に入ったばかりの。

そういえば私の長男の名前には弓矢の字が入る。
さっき、母と1時間ほど二人きりになったとき、
「長男はきっと、あなたが産まなくて流してしまったわたしの弟だと思うよ、だから彼はわたしよりあなたとの方が縁が深い星を持っているのよ。
なのでこれからも,ずっと彼を助けてね」
と伝えていたことを思い出す。

秦一族のリーダー「弓月君(ゆづきのきみ)に惹かれてずっと追い求めていたわたしは、弓を広げる意味を持つ母と、その弓で飛ばす矢を子に持っていた。

ということは、わたしが弓使いなのか?

あ、月でした。
月??

オオカミも月だよね。
あれは林三郎か。

ちなみにホピ族で長男は、わたしに薬学を教えた仙人のような存在として出ています。

うむ。

もう寝よう。
(でもきっとこの後も眠れないな)


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