今日のpengelカードメッセージ
ルートを変える
ルートを変える
昨日、ちょっとした出来事がありました。
昨日関わった方たちが、私とその人の間に、すごい差があるという感覚が出てくる方ばかりだったのです。
差というのは違いであって、単純に違うだけなんですよ。
でも、なんだか置いていかれてしまったというか、変わろうと一生懸命動いていたのに、なんだか自分がとてもちっぽけに思えたというか。
まさにね、昨日のカードメッセージ、
感情の湖に波がたっていて、
それを見つめているんじゃなくて、波がたっていることに気づかないまま身体をゆさぶられていた状態だったのだと思います。
一生懸命人生を変えようと毎朝かかさず散歩していたのに、朝起きて、行こうと思ったけど、何やっているんだろう私ってふいに思ってしまって、今日雨だし休もうかなぁってふと思って。
一瞬もう一度寝かけたんだけど、は!って気がついて。
あれ?なんだこれ????
と、自分が一瞬、
「あーあ、何やっているんだろう」(脳内リピート)
と思ったことが不思議になって、なんでこう思った?
あ、昨日のあの人とあの話から、なんだかなぁ、私は私でがんばっていたんだけど、その同じ時期に、そんなにすごい現実を手に入れている人がいて、なんだか自分の努力がとてもちっぽけに思えて、何やっているんだろうって突然自己否定はいったんだ!
と気づきました。
で、そのまま起きて散歩に行った訳ですが。
コツコツ地道に変わるつもりが、突然、自分とはまったく違う場所にいて、普通にうらやましいなぁって思う環境にいる人と、なぜかふたりも関わってしまったんですね。
ひとりは15年ぶりに再会した職場の先輩で(またまた昔の知り合いと出会ってしまったのですよ!なんでしょうね、この現象!)
もうひとりは面識ないんだけど、若いのにしっかりと夢に向かって努力し続けて、今はドラマみたいな環境に暮らす女性のある日常の風景を垣間見た友人から教えてもらったエピソードで。
どちらかひとりだけだったら、へぇ、すごい現実をきている人もいるんだなぁ、すごいなぁで終わったのですが、ふたり続けて聞いてしまったことから、散歩したって人生なんてそんなに変わらないよ、と心の奥でふと思ってしまったというか。
そんな自分にあれ?って気づいてすぐに起きて散歩には行ったんですけどね。
歩きながらもう内省ですね(笑)
その中でわかったのは、現実ばなれした日常を生きている人が実際にいるって目の当たりにして、今自分がいる場所とあまりに離れていたので、たかが散歩して変わったなんて満足している自分ってちっちゃいなぁ、みたいな風に感じちゃったんだなぁって(爆)
でも、人は人だし、別にドラマに出そうなすごいマンションに住むために散歩しはじめたわけじゃなかった!!
とすぐに気づけて(笑)
でも、一瞬躊躇したために、時間がいつもより10分遅れてしまったので、目的地を変えようか、それとも時間遅れてもいくべきか迷ったんです。
こどもたちの朝ごはんを作らなきゃいけないので、遅くなるのは困るんです。
で、そのとき浮かんだのがこの
ルートを変える、だったんですね(ここまで長い!)
なので、早足で歩きながら、目的地まで行きまして。
でもやっぱりいつもより5分遅れだったので、近道はないかとあれこれ考えて、ちょっとナナメになっている道路を選んで、ショートカットしたんです。
その道は、はじめて歩くところだったんですよ。
これってほんとうにショートカットかな?と心に迷いがでて、ふと、小路の奥に目をやると、さっき行ってきた目的地のそばの景色らしきものが見えたんです。
そうとう歩いてきたはずだから、それが見えるということは、もと来たところへ戻っている、ってことになるんですよ。
それであわてて、どうしよう?
道戻ろうか?でもそしたらもう朝ごはんとか、むりーーー(涙)
となりかけたとき、ちょっと落ち着いて考えたんですよ。
ちょっと待て、と。
まず、目的地の場所から私の家に向かうと、正面にあの山が見えるのだ。
そしてその山は今も私の正面にある。
つまり、方角はあっている。
だからきっと、一瞬見えたあの景色は、たまたま目的地のそばのものとそっくりだっただけで、目的地のそばに戻ってしまったわけじゃない!
だから道に迷うことを避けるため、この界隈の景色を見るんじゃなくて、山を見ながら進もう!
ということになりまして。
その後すぐに、いつもの道に出たので、私は方向は間違っていないことがはっきりして安心したのですが。
このときに思ったのが、メディスンカード講座でいつも皆様にお話しする、「人生とは旅である』という台詞です。
そう、人生とは長い旅である。
そして、私は目標(山)をずっと見ながら進んでいれば、途中で道に迷っても、いろんな誘惑があって惑わされても、絶対に目的ににたどり着くことが出来る!
いくべき山さえしっかりと見つめ続けていれば!
みたいな結論に達したわけで(笑)
それと、昨日一瞬落ち込んだことがリンクしたんです。
私が昨日見せてもらったすごい現実を生きているおふたりですが、そのかたたちがしていることがほしくて変わりたいと思ったんじゃないんです。
なのに、ぜんぜん目標と違うものなのに、たまたま立ち寄ったその村(え?村?あ、旅だからね!笑)にあるお宝を見せられて、いいなぁ、そんなすごいお宝があるんだ、この村。
みたいに突然旅を続けるのがばかばかしくなった、みたいな。
すごい宝についつい目的のこと一瞬忘れちゃったけど、すぐに思い出すことができて、また、散歩をしてコツコツ変わる自分っていいなぁと思えて(笑)
そしたらね、ぐずぐずしていた空がぱーっと晴れて来て。
これで虹が出たら完璧だったんだけど、まあ、さすがにそこまではなかったですけどね。
ちょっと時間遅れちゃったので、朝ごはんのおかずを作る時間がなかった場合を想定して、コンビニでレーズンパンとか食パンとか買って帰ることにしたんですよ。
それだとパンにハムやチーズ挟むだけですぐ食べられるでしょ?(笑)
それで適当に買ってお金を払ったら、はい、と渡されたおつりが22円。
なんだかニンマリして、そのままそれ、レジ横の募金箱に入れてきたんですけどね。
朝から色々盛りだくさんのルートを変える体験でした。