✴︎大國魂神社レポート その2(2023年5月20日訪問)✴︎
公式サイトさんからコピペした境内図
大國魂神社は「武蔵国総社」ということもあり、地域の人たちを守る神様や、海の神様、安産の神様、商売繁盛の神様、お酒の神様などが摂社、末社にずらりと並びます。
しかも、江戸(東京)を含んだ武蔵国の国府内にあるということで、江戸幕府の創始者徳川家康公を祀る東照宮までありました。
境外社など一部は時間の都合で回ることができなかったので、公式サイトの説明のみ掲載しています。
(坪宮、瀧神社、天神社のレポートは次回ということで)
【摂社】
宮乃咩神社例祭にて「青袖舞」を奏し終了ののち本社へ参向し「杉の舞」を奏す。
当社は演芸の神、安産の神様として崇敬されている。 創立は本社と同時代といわれている。
源頼朝の妻、北条政子の安産を祈願した神社で、7月12日には安産特別祈願祭を行っている。
(大國魂神社公式サイトより)
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駅から入る正面の鳥居をくぐりすぐ左側にあります。
それほど古いものではなく、全体的にきれいで、女神を祀るだけあり、女性的なエネルギーが溢れていました。
この写真から女性らしさが伝わるかな?
謎のものがたくさんあり、看板を読んだころ、
安産を願う柄杓とのことで。
とてもたくさん奉納されていました。
私も娘が妊娠したら、ここにお願いに来たいと思うほど、母の慈愛のようなエネルギーが溢れていました。
あ、ん、ざ、ん
(薬師丸ひろ子風、古い笑)
と言いたくなる(笑)楽しいのに、優しいエネルギーでした。
坪宮(つぼのみや)
祭神:兄多毛比命(えたもひのみこと)
祭神:兄多気比命(武蔵国初代国造)
例祭:2月15日
出雲臣天穂日命の後兄多気比命が武蔵国造に任ぜられ、以来代々の国造が当社に奉仕せられ、その国造の霊を祀った。5月5日の例大祭で御旅所への神輿渡御の折、当社より奉幣を献ずる式は現在でも行われ、是を国造代奉幣式と称する。
(大國魂神社公式サイトより)
鎮座地:府中市本町2-12
※離れていたためお参りできず※
【末社】
松尾神社祭神:大山咋命
おおやまくいのみこと
寛政12年(1800)武蔵国の醸造家の懇請により京都の松尾大社より勧請された神社である。
御祭神である大山咋命は、太古より醸造の守護神であると共に開拓の粗神として御神徳高き神で、酒、醤油、味噌、麹等の業者及び開拓関係者の信仰厚く霊験顕著で有名である。
(大國魂神社公式サイトより)
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京都の松尾大社も何度か行きましたがとても大きくてドーンとしたエネルギーでした。
(どれだけ好きやねん的な)
こちらも、末社ではありますが、やはり大きなエネルギーが満ちていました。
お酒の神様ということで、清浄なお水のような美しいエネルギーでもありました。
大國魂神社の摂社は、一つ一つのパワーが違っていて、それぞれにとても美しいのが特徴なのかな?と思いました。
緑がきれいでずっと見上げていたくなる。
山の神様のためなのか、木々のパワーが、ほんっとにすごい。
緑の美しさと程よい社の古さがマッチして美しくも強いパワーでした。
お酒の神様ですから。
京都もたくさんのお酒が奉納されていましたが、一流企業さんもしっかり奉納しています。
巽神社(たつみじんじゃ)祭神:市杵嶋姫命(弁才天)
祭神:市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)俗に弁財天
例祭:4月1日
当神社の創立は不明だが、社伝によると享保の頃再興したとある。元は市川にあった市神社で、市場にはその守護神即ち市神社(俗に弁財天)祀った社があった。その社を当神社の御本殿から辰巳南東の方向に遷座されたので巽神社という社号がついた。花柳界の信仰が厚い。一時は久しく廃せられていたが享保年中に小祠として再興された。氏子崇敬者により昭和57年2月に御影石製の神明鳥居と石灯籠2基が奉納された。
(大國魂神社公式サイトより)
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狛犬さん、めっちゃ個性的じゃないですか?
つい、人面魚ならぬ人面狛犬と呼んでしまいました(なんかすいません)
お社はスン!として凛々しい感じ。
市杵嶋姫命は美しくて凛としたエネルギーのことが多いですが、やっぱりスンとしていて美しさ全開。
にしても狛犬がやたら気になる(笑)
東照宮祭神:徳川家康公
元和4年(1618)二代将軍秀忠の命によって造営された。
徳川家康公は大國魂神社の西、今の府中本町駅付近に御殿を建て鷹狩りを行っていたなど神社と縁が深く、歿後、駿河国久能山から下野国二荒山に霊輿を遷された時、その途次この国府の斎場に一夜逗留せられ、当社の宮司が祭祀を務めたのでその遺跡を後世に伝える為造営された。
平成26年に市指定有形文化財に指定された。
(大國魂神社公式サイトより)
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狛犬さんに特徴がありますね。
日光東照宮奥宮の狛犬さんもシュッとしてかっこいいのですが、こちらの狛犬さんもシュッとしていゆす。
朱色のお社がとても美しかったです。
こちらもまさにパワースポットという感じでした。
これは、お隣にある住吉神社からお社を撮影しました。
紅くてきれいです。
住吉神社
祭神:表筒男命・中筒男命・底筒男命
御本社は大阪住吉にあり、その御分霊を祭祀している。
海上守護の神、除災招福の神として崇敬せられている。
大阪の住吉神社境内にある燈台、高燈籠に油商人が菜種油を献上したため民間信仰となり、府中近郊の油商ら18名が世話人となり嘉永2年に当社境内に勧請せられ、油の神とも称された。
(大國魂神社公式サイトより)
大鷲神社(おおとりじんじゃ)
祭神:大鷲大神(おおとりのおおかみ)
御本社は大阪堺の大鳥神社でその御分霊を祭祀している。
元は武運を守護する神として信仰されたが、現在では【おとりさま】と称され開運の神・商売繁盛の神として信仰が厚い。文久3年に府中新宿町に祭祀された大鷲神社を明治43年町内有志者により当社境内の住吉神社に合祀せられ現在に至る。毎年11月の酉の日には熊手市が立ち、多くの参拝者で大変にぎわう。
(大國魂神社公式サイトより)
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大國魂神社拝殿を右からまわると、すぐにあります。
住吉さんがこんな陸の奥にあるのがちょっと不思議でした。
どちらも大阪の神様なのですね。
狛犬さんがなんとも愛らしい。
綺麗なお社で、エネルギーも清浄で、心地よかった。
神戸稲荷神社(ごうどいなりじんじゃ)
旧町内神戸(ゴウド)の方々に崇敬されている神社。
(大國魂神社公式サイトより)
駅から来てすぐの鳥居の右側にあります。
町内会のお稲荷さんなのかな?
という庶民的な親しみやすさがありました。
時間の都合でお参りはしませんでした。
その正面にあった燈篭。
古いもののようで、龍の彫り物が何だから可愛らしい。
水神社
祭神:水波能売命(みづはのめのみこと)
加茂別雷命かもわきいかづちのみこと
玉依姫命たまよりひめのみこと
加茂建角身命かもたけつぬみのみこと
創立年代不明。
社殿は嘉永2年(1849)のもの。
かつては祠が御供所(現休憩所)の東側に鎮座し、本殿と同じく北を向いていた。
昭和58年12月16日に境外末社滝神社より御霊分けをされ、平成17年に現在の場所に移設され祠の下に岩の台座が設けられた。
大國魂神社奉賛会記念事業の一つとして作られた深井戸を利用して地下水を竜頭口より流している。御水取りに来る参拝者で賑わう。
(大國魂神社公式サイトより)
隣にお酒の神社松尾神社があることもあり、水がとても美しくて。
水神社の裏側にあるお水が流れるお庭や岩がとてもエネルギーが高く、この境内の中でも1、2だったかなーと。
一番エネルギーが高かったのは、意外と(意外じゃない?)本殿の裏側です。
このあたりね。
御神木もあったり、椋の木もあったり。
全体的に樹木のパワーがとにかくすごかったです。
そして、水の清らかさで、浄化とエネルギーチャージ、両方ができる神社なのだと思いました。
拝殿でお参りするだけでは終わらず、しっかり本殿の周りを一周することをお勧めします。
【境外社】
瀧神社
祭神:賀茂別雷命・玉依姫命・賀茂建角身命
祭神:加茂別雷命(かもわきいかづちのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
大國魂神社より東に1.5km、清水ヶ丘2丁目のハケの処に鎮座し、この社の東側にある滝は綺麗な水が絶えることが無いので「お滝神社」と呼ばれ、多くの旅人の喉をうるおした。また5月5日の例大祭では、神事の前に奉仕する神職がこの滝で心身を清める。鳥居の脇にあるけやきの御神木は府中の木百選に選ばれている。
(大國魂神社公式サイトより)
鎮座地:府中市清水が丘
※離れていたためお参りできず※
実はここに行こうと、境内の途中から一旦外に出ました。
一番上に貼り付けている境内図を見てもらうとわかるのですが、すぐそばにありそうでしょ?(笑)
ここから外に出ると
目の前にこんな看板が!
ここは国府が置かれていた街で、そのすぐそばに総社であるこの大國魂神社があることは知っていました。
しかし今回は、別に国府を見ようと考えていなかったので、府中市に国府跡があるのかさえ知らなかったです。
いや、目の前!!
見るよねーーー。
同行していたお二人も、こういう施設を興味持って見てくださっていて良かった。
ちなみに私はテンション爆上がりしていました(笑)
そのあと更に進むも肝心の瀧神社は見つからず。
大國魂神社関係者風のおじさんがいたので瀧神社の場所を聞くと、
「地図じゃあ近いように見えるが、かなり遠いよー、その道を15分か20分は歩くよー」
と教えてくださりまして。
うん。
次にする(即答)
ていうか、国府を見るために迷ったに違いないと確信しています(笑)
天神社祭神:少名彦命
祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
大國魂神社東方約500m、宮町3丁目京所の東端、競馬場に面して小高い所にあり、そこを天神山といい欅の巨木数本がある。また別名丸山ともいい、その西北隅、日吉神社の北側に鎮座し、一間半四方の覆屋をもつ小社が北面する。北面の末社としては本社と共に数少ない社である。天神山は競馬場が移転する以前、もっと東方に延び、現在の倍以上の岡であった。一説に国造の墳墓跡ともいわれている。新編武蔵風土記稿に「除地二段、小社、祭神少彦名命」とある。この神は大國主命と義兄弟となって国土経営に当たった神として、国府に多く祀られている。天神山の東方から南方にかけて天地(天神の転訛)または天神下などという広い範囲に亙る地名があり、もとは相当の信仰があった。ここで近藤勇の天然理心流4代目襲名の野試合が行われた。
(嘉慶二年の私案抄文中に「総社の摂社と並べ載たる中に天神の宮とある是れなり」と記されている。)
(大國魂神社公式サイトより)
鎮座地:宮町3-21-1
※離れていたためお参りできず※
すぐそばに武蔵国国府跡がありました。
こちらも大國魂神社と関りがある施設です。
*このレポートのつづき*
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【大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)】
御祭神:
【中殿】
主祭神:大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)
※大国主神と同神とされる。
御霊大神(ごりょうおおかみ)
国内諸神
【東殿】
一之宮:小野大神 - 小野神社(東京都多摩市)
二之宮:小河大神 - 二宮神社(東京都あきる野市)
三之宮:氷川大神 - 氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)
【西殿】
四之宮:秩父大神 - 秩父神社(埼玉県秩父市番場町)
五之宮:金佐奈大神 - 金鑚神社(埼玉県児玉郡神川町)
六之宮:杉山大神 - 杉山神社(神奈川県横浜市緑区)
神紋:
創建:景行天皇41年(西暦111年)5月5日
景行天皇41年5月5日に大國魂大神がこの地に降臨し、それを郷民が祀った社が起源という。
その後、出雲臣の祖神天穂日命の後裔が武蔵国造に任ぜられ社の奉仕を行ってから、代々の国造が奉仕してその祭務を行ったと伝承されている。
例祭日:
住所:東京都府中市宮町3-1
アクセス:
JR東日本南武線・武蔵野線 府中本町駅 (徒歩2分)
京王電鉄京王線 府中駅 ・京王競馬場線 府中競馬正門前駅(徒歩5分)
摂社:
宮乃咩(みやのめ)神社祭神:天鈿女命
坪宮(つぼのみや)
祭神:兄多毛比命(えたもひのみこと)
末社:
松尾神社祭神:大山咋命
巽神社(たつみじんじゃ)祭神:市杵嶋姫命(弁才天)
東照宮 祭神:徳川家康公
住吉神社祭神:表筒男命・中筒男命・底筒男命
大鷲神社(おおとりじんじゃ)祭神:大鷲大神
神戸稲荷神社(ごうどいなりじんじゃ)
水神社
境外社:
瀧神社
祭神:賀茂別雷命・玉依姫命・賀茂建角身命
鎮座地:府中市清水が丘
天神社祭神:少名彦命
鎮座地:宮町3-21-1
その他:
祭神の「松は憂いもの杉ばかり」との謂れから、境内に松の木が植えられることはなく、地元の府中市では正月の門松に松を使わず「門竹」を使う事が多い。
社宝・文化財など:
重要文化財
国指定:木造狛犬
天然記念物(国指定):馬場大門のケヤキ並木
備考:
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