皆様おはようございます。
今日は古代ケルトの人たちにとっての新年にあたります。
ハロウィンはケルトの人たちにとっての大みそかのイベントであるサーウィンが、キリスト教の万聖節(オール・ハロウズとも呼ばれる)と一緒になって生まれたものだそうです。
ケルトでは、収穫の時期が終わり、あらゆる植物が眠りにつく冬がはじまる前に一年が終わる、と考えていて、冬のはじまりであるこの日が新しい一年のはじまりだったそうです。
太陽が生まれ変わる(もっとも日照時間が短かった日から長くなっていくタイミング)冬至が一年のはじまりとなっているところもあり、ケルトでは、冬がはじまりになるベースになっているのかもしれないですね。
日本などは、立春、つまり春から一年がはじまる流れなのですけどね。
古代ケルトの人々は、新年の前夜、つまり10月31日は、生者と死者の世界が曖昧になり、死者たちが戻ってくると信じられていました。
その霊たちは、生きた身体をもとめてさまようので、お化けや魔女の姿になって脅して追い返したそうで、それがハロウィンのあの仮装に繋がっているそうです。
イケニエなんて怖い風習もあったみたいですが…
つまり、いってみればハロウィンは、大みそかとお盆が一緒になったようなもの。
だとしたら、終わりのイベントだけで終わらず、しっかりと、新しい年のはじまり、冬の始まりをしっかり意識の中に入れておきたいですね。
冬が終われば新しい命が芽吹きだす春が来ます。
そうして命は循環していくのです。
どんなに悲しいことがあっても、人生の暗闇にいるような気持ちになっても、それでも季節は巡り、命は循環していく。
いつか暖かい春が来るのです。
そんな冬の始まりの今日は新しく循環することを意識して、その前に浄化をするのがいいそうです。
今までの自分の中でもう必要ないと思うことを手放し、新しい波に乗り、新しい海へと旅立ちましょう^^