『アダムの呪い』という本を借りて読んで驚きました。
以前こちらで知り会いに教えてもらったものですが、やっと読むことができました。
そこには、男性遺伝子はもう消滅することになっている事実が書かれていました。
メス化する世界。
環境汚染によるものというだけじゃなく、後ろで神の意図というか、遺伝子の思惑が動いていた。
遺伝子はずっと、メスとオスでバランスを取りながら進化していた。
オスはすべてを破壊し、自分の遺伝子だけを残す方法を選び続けた。
いわゆる破壊、戦争。
自分の遺伝子だけを残すことを最優先させるかのように。
メスの遺伝子は、共存し、それぞれがバランスよく平和に生きていく方法を選び続けた。
すべての人類の安定こそが、自らの遺伝子の存続に繋がると感じているかのように。
そして、遺伝子の世界では、メスが勝ったのだ。
オスは絶滅の道を歩き始め(遺伝子に傷があるのでこれはもう数世代先には絶滅するらしい)
メスだけが生まれる世界。
それはもう証明されている。
メスだけでも細胞が2個あれば新しい命は生まれる(クローン)。
だから、オスが消えても、オスだけが滅亡するのであって、人類は滅亡しない。
そんな内容でした。
オス(男性)が嫌いなわけじゃないけど、もと夫が、オス遺伝子の最先端みたいなキャラだったためかもしれないけど、
『男』というものが全面にある人は苦手でした。
強くなるために鍛える。
それは間違っていないと思います。
だけど、この世界には、守るための武器ではなく、攻めるための武器の方が圧倒的に多いこと。
攻撃するんじゃなくて守るための剣。
それならいるけど、相手を殺すための剣ならいらない。
その、攻撃性とか、そのあたりの男性性が苦手なのです。
なので好きなタイプはなんとなく女装させたら似合いそうな人(苦笑)
で、その中でも、性格も中性的というか。
強くてもいいんです。
でもそれは、ワンピースに出てくる男子みたいに、戦うと世界最強クラスなのに、船の上では、一番弱い航海士のナミが一番最強!みたいな漢(おとこ)みたいなね。
これからは平和の時代。
つまり女性の時代。
20世紀を支配していたような封建的な男性は家庭から消えていくわけで。
そして、自立した女性が集まって支えあえい励ましあって、できることをしながら生きていく。
しかも楽しみながら!
そこに、攻撃的ではなく、愛を中心に据えた漢らしい男性が集まってくる。
強い者が弱い者を守り、愛で生きていく。
そんな世界になればいいなぁと思います。