✴︎高尾山レポート(2022年4月22日訪問)✴︎
神変堂を過ぎて少し歩いていくと、「男坂」と「女坂」があります。
女坂は緩やかなのですが、男坂は108段の階段があります。
108とは、煩悩の数。
「南無、飯綱大権現(なむ、いづなだいごんげん)」と唱えながら一歩ずつ進むと、悩みや苦しみが踏み越えることができる的なことが看板に書いてありまして。
早速やってみるのですが、録画する方に夢中になり、途中で言うのを忘れてしまいました(ー ー;
結構急でしょ?
まあ、なるようになるさ。
言葉のリズムと、足の速度が全然違うので、一歩ずつ言うのは難しいかもしれないと思いました。
とりあえず先に進んでいきます。
美しい山道が続きます。
あちこちにいるこの子達
見かけたら全部撮影しました(笑)
ふと見ると、こんな魅力的な門が!
ふと見ると、こんな魅力的な門が!
「苦抜け門」「三密の道」
さ、三密?
あの(頭にゆりこが浮かぶ)三密?
「もともとは仏教の言葉なんですよねー」と、一緒に登っていたひのきさんが教えてくださいまして。
もともと仏教にあったのか、と、早速調べました。
弘法大師が伝えた密教の密とのこととあり、「弘法大師(空海)様ーー」となりました。
【三密】
真言宗の三密は、身密(しんみつ)、口密(くみつ)、意密(いみつ)のこと。
「密」とは仏様と一体となる修行を意味するそうです。
体や行動を整えること(身密)、言葉や発言を正しいものにすること(口密)。そうすれば自ずと、心や考え方(意)も整う。
そういうことだったのか(密教ー!)
空海が唱えたとされるのは、
「身密とは、手に印を結ぶこと。口密とは真言を唱えること。心密とは心に大日如来を思い浮かべること。この3つを整えることで、大日如来と一体となり、生きたまま仏になる」
江ノ島の洞窟の空海像
「なあにいいいー!全然違うやん、ゆりこ(都知事)めー!」
となるも、いや、そんな素晴らしい教えの言葉を、密かに日本中に功績を讃えよう、となりまして(笑)
動画からこの三密の門を潜る瞬間を、切り取ってみました^ ^
ちょっとだけ気分を味わってください。
苦抜け門ですから!
山道から見えていた門をくぐり、階段を上っていくと、上にもう一つ門があります。
この2つの門に挟まれているのが三密の道です。
そしてその門の向こうにあるのが仏舎利(ぶっしゃり)。
ガイドブックを見て、男坂の近くに仏舎利があるのは知っていたのですが。
この門の向こうに仏舎利があるとは気づかずに登っていったのです。
むしろ、もうすぐ本殿に着くのに、謎の門をくぐりたいと言い出して、寄り道させてごめんなさいと言う気持ちで行きましたσ(^_^;)
でも、今は断言します。
みんなこの門を、絶対潜ってね!!
上の門をくぐり、聖域に一歩足を踏み入れ、うわ!となりました。
仏舎利がやたらに美しい
仏舎利の左右に観音様がいらっしゃいました。
こちらは向かって左側にいらっしゃった、子育観音様です。
まるで聖母マリアのように赤ちゃんを抱いています。
抱かれている赤ちゃんもスン、としていて、なんだかかわいい(笑)
建物がなんとも品がある。
【仏舎利(ぶっしゃり)】
入滅した仏陀の遺骨のことです。
細かく分けていろいろなところに配り、最終的に八万もの寺院に配られたと言われる。
え?そんなにあって、ほんもの…(略)
いえ、大切なのは信じる心です。
こちらの仏舎利は、タイ国王室より友好の印として伝わったと看板にありまして。
タイ王室から送られたことから、建物がタイの王宮のようになっているようで。
高尾山に登ってタイにきました!
となり、急にタイにも行ってみたくなりました^ ^
ここに、あのお釈迦様の遺骨が?となるだけで、興奮してしまいます。
仏舎利の前に何かすごい気を出していらっしゃるものが!
飯縄大権現像(いづなだいごんげんぞう)とあります。
高尾山の神様です。
こちらでお会いすると思っていなかったので、驚きました。
御朱印を頂いたときにもらったパンフレットによると、
「ご利益のある不動明王・歓喜天・迦楼羅天・荼枳尼天・弁財天の五相を合体されたお姿であります」
とのことで。
不動明王様と、弁財天様が合体するんですか?
謎は深まる。今度しっかりお勉強します。
パンフレットの一部
この写真見ただけで、どわーっと熱くなります。
パワーすごかったです(〃ω〃)
ちなみに長野県に飯縄山があり、そこの神様とのことで。
上杉謙信の兜の前立てが飯縄大権現様だとか。
調べたら、秘仏であるため、お姿を見ることができないとあります。
本殿のほうに祀られているご本尊様は見ることができませんが、こちらでそのお姿を拝見できるのね。
寄り道してごめんねーと思いながらきた場所に、これほどパワーのある像があるなんて(自画自賛)
ほんとみんな見に来てね。
他にもこの場所は素晴らしくて。
例えばこちらは
高尾山百観音御砂踏霊場。
仏舎利を囲んで設けられている、西国と坂東、秩父の百観音の巡礼ができるパワースポット。
他にも仏舎利塔・ 十善戒巡りなるものも。
10の戒めを赤い字で掘った石門が並びます。
それを読みながらもうくぐると、清く正しく生きる誓いを立てることができるそうです。
ううう(回りたい)
さすがに時間がなく、今回は断念。
次回また高尾山に登って色々と紹介できればいいかなと思います。
そして仏舎利の右側に立っていらした、延命観音様。
う、美しい(後ろの椿も)
めちゃめちゃ癒されました。
↓この左側に見えているのが、十戒巡り石門です。
福寿円満とかかれた石碑(幸せになりそう)
愛眼千手千眼観音像
釈迦仏伝四相図
もうお腹いっぱい(間違った表現)なのに、まだ本殿にたどり着いていないのです!
次はやっと本殿ですよー
【真言宗智山派大本山高尾山薬王院】
御本尊:
開山本尊:薬師如来
中興本尊:飯縄権現
創建:744年(天平16年)
住所:東京都八王子市高尾町2177
アクセス:
京王線「高尾山口駅」から徒歩3分
高尾登山電鉄ケーブルカー「清滝駅」→「高尾山駅」から徒歩20分
高尾登山電鉄エコーリフト「山麓駅」→「山上駅」から徒歩30分
その他:
高尾山について
東京中心部から西へ約50キロ。標高600メートルの山中には山岳信仰の飯縄大権現を奉る薬王院の諸堂が点在し自然林のなかに深遠な山容を形成しています。
山では高尾山が富士山と共に三つ星の観光地として選ばれました。
(公式サイトより)
山上の諸堂:
神変堂(本尊:神変大菩薩)
八大竜王堂(本尊:八大竜王)
倶利伽羅堂(本尊:倶利伽羅竜王)
修行大師堂(本尊:弘法大師)
弁天洞(本尊:弁才天)
愛染堂(本尊:愛染明王)
聖天堂(本尊:歓喜天(聖天))
大師堂(本尊:弘法大師)
天狗社(本尊:大天狗・小天狗)
福徳稲荷(本尊:稲荷神)
奥の院 不動堂(本尊:不動明王)
浅間社(本尊:浅間大菩薩
柴燈護摩道場
仏舎利奉安塔
山中の諸堂:
金毘羅社(本尊:金毘羅大権現)
山麓の諸堂:
不動院
交通安全祈祷殿
飯縄権現遥拝所
【建築物】
大本堂
本社(権現堂)
社宝・文化財など:
本社(権現堂)
大師堂・奥の院不動堂(都文化財)
木造不動明王及び二童子立像(都文化財)
木造地蔵菩薩立像(都文化財)
備考:
関東九十一薬師5番
関東三十六不動8番
多摩四国八十八箇所68番
東国花の寺百ヶ寺 東京8番
~パワースポットの見つけ方や自分にあっているかどうかの見分け方などをレクチャー~
~このブログのパワースポットに関する記事のメニュー~
~パワースポットで感じたエネルギーを短編小説にしました~
~北海道の記事と写真担当しました(*^_^*)~
★公式LINEアウント(セラピスト遊月)★
毎朝、その日のメッセージをお届け。
★メルマガ『翼をたたんで今日はお昼寝』
毎週木曜日22時発行(スピ系エッセイと物語)
★YouTube『遊月のパワースポット探検チャンネル』
毎週金曜日の夜アップ(パワスポや潜在意識のこと)
*新規の方はこちらに送付ください*
lovepengel@gmail.com
lovepengel@gmail.com
◆遊月のパワースポットLINEグループ(有料)
◆潜在意識講座LINEグループ(有料)
有料のグループは招待しますのでご連絡ください(*^^*)