今日は、午後から、再びここへ。
浦安市市民会館。
公演は、これ。
浦安シティオーケストラの定期演奏会。
浦安シティオーケストラは、
浦安市にゆかりのあるアマチュア演奏家を中心に
1989年に創立。
メンバーは80名。
年に2回演奏会を開催。
今回は、コロナ禍を乗り越えて二年振りの演奏会。
練習は毎週日曜日の午後。
団費は月2000円。(安いね)
演奏会費として、別途、15000円ほど供出。
つまり、お金を払って市民に聴いてもらうわけです。
多分、市からも補助金が出ていると思われます。
チケット代は、一般1000円。
大学生以下と65歳以上は500円。
500円でフルオーケストラの演奏が聴けるなんて。
↑の写真は、前回のもの。
演奏曲目は、
ブラームス:悲劇的序曲」
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」
ソリストは、日頃からトレーナーもしている
横山俊朗氏(ヴァイオリン)、
桑田歩氏(チェロ)。
指揮は若手指揮者の西口彰浩氏。
アマチュアと軽く見るなかれ。
しっかりと、音を響かせていた。
「新世界より」は、やはり耳になじんでいる曲だから、聴きやすい。
私は、ステージ後方のティンパニの隣の奏者に注目。
この人、ずっと演奏せずに座っている。
第3楽章になって、ようやく立ち上がった。
実は、この人、トライアングルとシンバルの担当。
トライアングルの演奏者は、
第3楽章しか出番がない。
通常、録音したものでは、ほとんど聞き取れないが、
生演奏では、耳がフルレンジなので、
しっかり耳に届いた。
第4楽章ではシンバル担当。
シンバルの出番は、たったの1回。
あとは座っているだけ。
倉本聰の単発ドラマで、
「ああ!新世界!」(1975)というのがあるが、
フランキー堺扮する演奏者が、
緊張のあまり、該当箇所でシンバルを鳴らすのを忘れ、
指揮者が口で「シャーン」と言う。
そんなことを思い出した。
たった500円での耳福。
幸福な午後だった。
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