Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

「こども哲学」体験会に向けて

2017-07-05 | 子どもと学び
おはようございます。桑原です。
週末の「こども哲学」体験会に向けて試行錯誤の毎日です。

今回は、3〜9歳のお子さんが対象となるため
どのような内容にすべきか
また、保護者の方に「こども哲学」をどう説明すべきか
悩みはつきません。



一般的に、小学校低学年以下のお子さまとの対話は
展開が読めないという理由で、難しいと言われているように感じます。

難しくなる理由のひとつに
子どもは経験や体験が少ないので、
概念や価値観がないことが挙げられるのではないでしょうか。

それだけに、どうなるか分からない面白さがある訳なのですが。。。





私なりに、小学校低学年以下のお子さまを対象とした
こども哲学のアプローチとねらいをまとめてみました。



こども哲学は
「斬新な発想力(Creative)」
「疑問をもつ力(Critical)」
「思いやりの心(Caring)」

の3つの考えるチカラを育てる教育プログラムとしてスタートしています。



3歳を過ぎたお子さんは
何事にも好奇心旺盛で「なぜ?」だらけ・・・
経験や体験が少ないだけに、常識にとらわれない斬新な発想も得意です。

つまり、
「斬新な発想力(Creative)」
「疑問をもつ力(Critical)」

は、そもそも備わっていると言えます。



その好奇心と探究心を、対話を通じて高めていくことが
「こども哲学」の醍醐味ではないかと思っています。

高めていくために重要なのは、
子どもたちが「面白い」と感じるテーマを提供すること!

楽しみながら対話していると
他の人の意見を聞き入れない傾向にあったお子さんが、
他の人の斬新な面白い意見に気づく感動の瞬間に出会えたりします。





初めて会う子どもたちと何を素材に話そうか・・・
まずは、私が面白がれることが大切かもしれません。