まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「僕を選んでくれなかったアナタ」 (# 88)

2011-11-21 21:47:37 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
お今晩は~。

11月下旬です。
ずいぶん寒く🍃なってきましたね。

人生生きてて何の意味があるんだろう、なんて
ふと滅入ることもあるでしょうか。

あなたが、あなたの人生を生きていていいんだ、と思えるように。

あなたが、何の心配もなく幸せに手を伸ばせるように。

まかろんは、世界に問いかけ続けます。
その答えがあなたに届くまで。


厚い壁と鎖で閉じ込められている、世界中のあなたに。🙏



2011年11月21日 ブログ直接投稿 「僕を選んでくれなかったアナタ」

柔らかな青空が街を見下ろす
僕は一人 空の下佇む
もうすぐ 僕の恋愛記念日
栄えある 僕の失恋記念日

君に出逢った時から始まった
この恋は失恋に終わる運命だった
もうだめだと 思いながら
ダラダラ坂を登るように
続けてきたこの想い
だけど それは君を幸せにはしなかった
少しでも 振り向いてくれたらと
祈り続けた あの日々も
誰にも気づかれることもなく
ひっそりと ゴミとなって消えてゆく

今こそ ありがとうを言おう
僕を選んでくれなかったアナタに
君は僕では幸せになれなかった
僕は君では幸せになれなかった
互いの最大公約数
きっとアナタは僕より先に
割り出せていたんだね

今こそ ありがとうを言おう
僕を選んでくれなかったアナタに
僕を傷つけない 柔らかな無関心が
痛くないわけじゃないけれど
賢いアナタは
もっと大きな痛みから
二人を守ってくれてたんだね

きっとホントに好きだった
本当の愛じゃなかったとしても
二人の幸せを求めるキモチは
きっと本当だったから
長い長い苦悩の日々を通して
僕とアナタじゃだめなんだって
今は静かな気持ちで思える

黄色味にじみ始めた晩秋の街に
君と出逢ったあの日が近づく
僕の失恋が始まった日
だけど 柔らかな空が僕の上に
どこまでも広がっているから
今こそ ありがとうと言える
僕を選んでくれなかったアナタに

どうか幸せになってくれと
今こそ 言おう
この空の下で
僕を選んでくれなかったアナタに


人気ブログランキング ← 誰かでなく自分の魅力に立ち返ろう。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする