六枚目のコイン

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前世からの記憶とカルマの解消法(6)

2019年01月23日 12時02分01秒 | 未来
次に,「仏・法・僧」のうちの「僧」です。
この「僧」には幾つかの意味があります。当初、「僧」というのは、成仏法を体得して霊的覚醒者となった、僧侶あるいは導師(マスター)を指していました。つまり、成仏法を司る方です。
ところが、
時代が下り仏教そのものが変容してゆき、霊的覚醒者がいなくなってしまったのです。少なくとも、成仏法を使う人がいなくなった。
すると、「僧」はサンガ(僧ギャ)=寺院・教団を指す言葉の意味を持つようになりました。
 供養の対象になったのです。というのも、社会が経済的に進んできたために、富裕層が在家の信者としてたくさん入ってきた。教団としては、その人たちが成仏することを約束しなければ、仏教教団として成り立たなくなるわけです。
在家の信者は世俗の経済活動に忙しくて、とても成仏法の修行を行うことはできません。

そこで、供養を捧げることで成仏できることを説き始めたのです。
そして、「僧」が成仏法を奉持している場所であり、修行をする僧侶を養う場として、供養することで得られる徳を積む対象になったのですね。

以上の三つが「三宝」といって、仏教の成仏の絶対条件となったのです。
そこで、
こういう人もいるのではないでしょうか?
では、私の信心しているところのお寺さんでも、ちゃんと「三宝」を保持していますよ。だから安心ですねと、当然のように言う人が出てくると思うんですね。

(続く)
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