日本の仏教は唯識や中道を超えてはいないということなんですね。
それは「因縁」というものを捉えていないから、たくさんの数ある日本の仏教教団は正しい認識ができていないんです。
因縁を捉えるとき、それが真実であることに気がつくのです。
だから、並み居る今の日本の仏教教団は、すでに古い宗教だと言えるんです。
『密教誕生』を読んで、改めてそう思い感じた。
『密教誕生』を読んで、改めてそう思い感じた。
それは「因縁」というものを捉えていないから、たくさんの数ある日本の仏教教団は正しい認識ができていないんです。
因縁を捉えるとき、それが真実であることに気がつくのです。
もちろん、
キリスト教やイスラム教やユダヤ教徒などの宗教は、過去の遺物だとしか言えないんです。
だから、仏教を任じていること誇れることであり、先端の宗教ではあります。が、今の大乗仏教には成仏法が形骸化しているので、他の宗教と実質的には同じだと言えるでしょう。
つまり、「因縁」をしっかりと理解すれば、唯識も正確に理解できるようになります。そして、本当の「成仏」が可能となるのです。
だから、本当の認識論を理解出来ていない既成の宗教教団は、成仏もできないし、新しく人類をリードし導いていくことも叶わない宗教教団だということですね。
だから、「過去の遺物」だと申 し上げたのです。
私たちは本当の意味で、存在しなければならない。真の意味で生きていかなければならないのです。
(続きます)!