阿含の奇跡の体験談というと、
もうそれこそたくさんありますこれは。
ですが、
やはり、まず自分の体験談を語るのが、
一番の筋だろうと思いますので、
私のつたない体験談を一つ。
仕事を夜8時ごろまでやって、私は毎日帰っていました。
ある時、
職場の上司が私に言うんです。
○○君、君はあの暗い道を歩いて帰ってるそうだが、
あの道は危ないから止めた方が良いよ?
そう忠告してくれたんですが、
私は、いや大丈夫です。
懐中電灯照らして帰ってますから。
と返事して帰ったんです。
帰る道すがら、準堤尊真言を唱えながら帰りました。
ノウバサッタナン・サンミャクサンブッダ・クチナン・タニャタ・オンシャレイ・シュレイ・ジュンテイソワカ、
すると、
坂道を観光バスが登ってきました。
そのバスは私の横を過ぎていったのですが、
過ぎた少し時間が経って、
ドーンというものすごい爆発音が聞こえたのです。
その音を聞いたとたん、
バスと車が衝突するイメージが、パッと頭に浮かんだ途端、こりゃ危ないと。
バスか何かの車の破片が飛んできて、
自分に当たるという予感がパッとしたので、
すぐ全力で走ってその場から遠ざかったのです。
ある程度走って、
もう大大丈夫だと思われるところまで逃げて、
後ろを振り返ると、
道路の崖とは反対側の山側に、
乗用車がテイルランプを点滅させながら
山側にぶつかっているのです。
私は車を運転している人が大けがでもしているのではないかと思って、
すぐそばに近づいて、
運転手と助手席に乗っている者が座っていたので、
「大丈夫か?」と聞くと、
助手席の若い者が、うん!とうなずいたので、
あこれは大丈夫だと思って、
その車のそばを離れて、家に帰っていったのでした。
それを知り合いに話したのですが、
不幸中の幸いだったね、
というのでした。
後で考えると、
これは準堤尊真言を唱えていたおかげだったなと。
準堤尊に守られたと思ったのでした。
上司の有難い忠告の言葉をいただきながら、
その危険を顧みずに、
私はそのいつもの暗い道を帰っていったのですが、
準堤尊様のご加護がなければ、
大変なことになっていたのかもしれないと思うと、
改めて、我が身の因縁の悪さを自覚して、
ご本尊である準堤尊様の御真言のありがたさと、
御利益に心強いものを感じたのでした。
このご時世、外もうっかり歩けなくなって、本当に他人に気を許せない時代になってしまった。
これほど不幸せなことはないのではなかろうか。
それに、北朝鮮も戦争準備を行うことを決定したという。
いよいよ日本も危なくなってきた。
これまでと同じ日常生活を送れると思っている人は、大いに考えを改める必要があるのではなかろうか?
以上で私の拙い体験談を終わります。