抗ウイルス薬「レムデシビル」、抗炎症剤「デキサメタゾン」、リウマチ薬「バリシチニブ」は別疾患薬の転用だが、 今回はコロナ用に開発した、抗体カクテル療法「ロナプリーブ」だ。主に軽症や中等症の患者への使用を想定すると。
中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせ、点滴で投与する。米リジェネロン・ファーマシューティカルズと中外製薬の親会社スイス・ロシュが共同開発した。米国では緊急使用許可を得て使用されている。海外の臨床試験(治験)では入院や死亡のリスクを7割下げる効果があったとされる。
海外治験に一部日本人の結果を加え、中外製薬が6月、厚労省に特例承認を希望して申請していた。同社は5月、日本政府と安定供給で合意済み。2021年分の確保で合意したという。
中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせ、点滴で投与する。米リジェネロン・ファーマシューティカルズと中外製薬の親会社スイス・ロシュが共同開発した。米国では緊急使用許可を得て使用されている。海外の臨床試験(治験)では入院や死亡のリスクを7割下げる効果があったとされる。
海外治験に一部日本人の結果を加え、中外製薬が6月、厚労省に特例承認を希望して申請していた。同社は5月、日本政府と安定供給で合意済み。2021年分の確保で合意したという。