舞姫

ひぐらし日記

既存薬3種の同時投与でコロナ患者死亡率が2%に減少 日赤が発表

2021-08-19 | 日記
 投与したのは、抗ウイルス薬「レムデシビル」、抗炎症薬「デキサメタゾン」、免疫調整薬「バリシチニブ」。

 新型コロナウイルス感染症の重症患者に3種類の既存薬を同時投与し、死亡率が2%と従来の10分の1程度にまで減少したとする研究結果を、日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)のチームがまとめ、呼吸器専門誌(電子版)に発表した。入院期間も約6日短縮され、逼迫(ひっぱく)しやすい病床状況の改善にも役立つ可能性があるという。

 研究結果は、投与していない重症患者と比較していないため厳密には評価できないとしつつも、同センター呼吸器内科の出雲雄大部長は「3剤を同時投与すれば、手遅れになるのを回避するとともに、早期退院を可能にし、病床も確保しやすくなる」と話した。 (By 田中泰義,8/18 毎日新聞)