友人が所属する写真集団の、文化祭出品作品の展覧会会場を友人に案内していただいた。写真出品者の人となりなどを説明していただき、ただ写真展を見るだけではない写真の深さというものを感じることが出来た。
院展出品の先生から「構想3年、製作1ヶ月」というような裏話を聞いたときも、作品を見るときの深みを感じたが、そのときと同じような感じで作品を見ることができた。
作品を鑑賞した後友人により、我孫子西部福祉センター→根戸小学校→我孫子ビレッジ→久寺家→布施→利根川土手→あけぼの山農業公園、という「秋の布施弁天路」とも言うべきコースを同伴し案内していただいた。
まずは最初の写真、目的地だった風車のあるあけぼの山農業公園の利根川土手からの遠望(420mm-望遠)。右の林の中に屋根だけ見えているのが関東三弁天の一つといわれる「布施弁天堂」。
市内我孫子ビレッジ付近の紅葉。
同じく落葉松の紅葉。やや緑色の残った美しさをとらえたかったが・・・
農村地帯に入ってすぐのところにあった園芸品栽培場(?)のやや古びた大温室に並べられていたおびただしい「シクラメン」の鉢。一鉢では感じることの出来ないシクラメンのすさまじい美しさがそこにはあった。
利根川堤防沿いに茂るススキも、穂綿を飛ばし終えたり葉が紅葉したりで晩秋の様相を呈していた。やがて「枯尾花」と呼ばれることになる。
小春日和と成ったこの日、利根川堤防には野蒜の若い芽や雑草の若芽が吹き出し、秋というよりは春先のようだった。野蒜を摘みたかったが素手ではどうしようもなく・・・・
あけぼの山農業公園の風車小屋付近に咲いていた「十月桜」。満開だった。やや赤みを帯びてきたということは花期もまもなく終わるサインである。
帰りは我孫子駅前まで路線バスを使ったが、そのバス停付近からの光景。雑草も遠くに見える屋敷林もまさに秋たけなわの感があった。
以上本日の歩行時間小休止や昼食時間を含み4.5時間でした。