MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ギザ!紅葉(写真俳句)

2008年11月19日 | 写真俳句
メール文を作りながら出来た今流俳句。完成してみて「ギザもみじ」の言い回しがやや感動的な表現のように思われ、面白く掲載した。
漢字以外は3つのカタカナだけというのも表現としては面白くなった。

歩きながらメールを打ち写真も添付して何とか送った。携帯から目を外しまわりを見たらもみじの光景が目に飛び込んできた。「うわーー」

ちなみにこの言葉は「ギザ」「ギガント」など新造語の女王でかつブログの女王、中川翔子ことショコタン作。逸材である。
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「みいさんぽ」 (31-12541)

2008年11月17日 | あらかると
いつもの川沿いの散歩コースで見つけたタンポポの蜜を吸っている蜆蝶の一種。
羽を広げていたところを撮っていたが(灰色だったのでよい写真にはならなかった)羽をたたんでしまったので更に近づいてやや斜め上から撮った。
レンズは蝶から2cm以内に近づいていたかもしれない。

紅葉が本番を迎えている。下の写真は桜の紅葉。幹に射した光が面白くて撮ったがそれだけでは物足りず、落葉した部分を大きく取り入れてみた。


真っ赤に紅葉しているのは「はぜの木」で、落葉したものまでが赤く染まっている。中間後方には黄色の欅と赤の楓の紅葉が見られる。


蔦に取り囲まれてしまった一軒の家を見つけた。蔦もまた紅葉真っ盛りであった。この建物に隣り合った建物にも蔦がかかっていたが、蛍光灯が点灯していて工場のように見受けられた。
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短日(たんじつ-写真俳句)

2008年11月16日 | 写真俳句
雨模様でどんよりとした日は日の暮れるのも早い。今日は17時過ぎにはもう夜のようだった。
立冬を過ぎると昼間の長さもいよよ短くなり、15時を過ぎると光の温度差により写真を撮るチャンスも少なくなる。

先日のあけぼの山農業公園散策中にバーベキュー施設で珈琲を飲んだが、その珈琲が淹れ立ての珈琲だった。香りも良く「淹れ立て」という思いがより珈琲をおいしいものにしてくれ、友との会話も弾んだ。


柔らかい午後の光が黄葉した木々を照らし、近くではヒヨドリの甲高い声も聞こえていた。

友は美味しいそうに紫煙をくゆらせていた。

客は友と私の二人だけだった。

閑散としたテーブルには「かそけさ」が漂っていた。
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いなすずめ(稲雀・写真俳句)

2008年11月15日 | 写真俳句
秋の野原を散策すると、時折、音を立てて飛び出す雀の集団に驚かされることがある。秋の田圃などにも見られる光景で、収穫前の稲を食べたり、河川に生える雑草の実を集団で食べているのである。冬を前に食欲が旺盛なのであろう。
この日に出会った集団も200羽程度はいたと思われる。この写真はトリミングしてしまっているが、元の写真に写っている雀の数を数えたら七十羽近くまで確認できた。
近寄ると警戒してすぐに飛び立ってしまうので、一枚撮っては近づき一枚撮っては近づいた結果、一番近づいたときの写真である。
一本の細い枝に十羽近くが止まっているさまは面白く、小鮒の「すずめ焼き」の語源の元ともなったといわれる。
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「みいさんぽ」 (30-秋の布施弁天路をゆく)

2008年11月14日 | あらかると
友人が所属する写真集団の、文化祭出品作品の展覧会会場を友人に案内していただいた。写真出品者の人となりなどを説明していただき、ただ写真展を見るだけではない写真の深さというものを感じることが出来た。
院展出品の先生から「構想3年、製作1ヶ月」というような裏話を聞いたときも、作品を見るときの深みを感じたが、そのときと同じような感じで作品を見ることができた。

作品を鑑賞した後友人により、我孫子西部福祉センター→根戸小学校→我孫子ビレッジ→久寺家→布施→利根川土手→あけぼの山農業公園、という「秋の布施弁天路」とも言うべきコースを同伴し案内していただいた。

まずは最初の写真、目的地だった風車のあるあけぼの山農業公園の利根川土手からの遠望(420mm-望遠)。右の林の中に屋根だけ見えているのが関東三弁天の一つといわれる「布施弁天堂」。

市内我孫子ビレッジ付近の紅葉。
  

同じく落葉松の紅葉。やや緑色の残った美しさをとらえたかったが・・・


農村地帯に入ってすぐのところにあった園芸品栽培場(?)のやや古びた大温室に並べられていたおびただしい「シクラメン」の鉢。一鉢では感じることの出来ないシクラメンのすさまじい美しさがそこにはあった。


利根川堤防沿いに茂るススキも、穂綿を飛ばし終えたり葉が紅葉したりで晩秋の様相を呈していた。やがて「枯尾花」と呼ばれることになる。


小春日和と成ったこの日、利根川堤防には野蒜の若い芽や雑草の若芽が吹き出し、秋というよりは春先のようだった。野蒜を摘みたかったが素手ではどうしようもなく・・・・


あけぼの山農業公園の風車小屋付近に咲いていた「十月桜」。満開だった。やや赤みを帯びてきたということは花期もまもなく終わるサインである。


帰りは我孫子駅前まで路線バスを使ったが、そのバス停付近からの光景。雑草も遠くに見える屋敷林もまさに秋たけなわの感があった。


以上本日の歩行時間小休止や昼食時間を含み4.5時間でした。
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