今年も後半に入りました。
もう、半年過ぎてしまった…と思うか?
いや、あと半年も残ってる!と思うか?
お酒の瓶を見ながら、残り少なを嘆くか?
いやいや、まだまだ楽しめると思うか?
指折り数えながら、平均年齢の終わりの少なさを数え凹むか?
今まで生かせて貰えた幸運を感謝するか?
そりゃ、人それぞれで考えがあります、違います。
悲観的性格、楽観的性格で大きく違うでしょう。
境遇、金銭的、健康や病身、いろんな事情が入り混じります。
オットは、悲観的な性格です。楽しみを楽しめないのです。
冗談は言えないし、冗談を言って笑う私を、ニラミました。
笑いながら、口を抑えることは何度も…
ほんと、面白くない…何が楽しみ?口に出せない質問をしていました。
本人は、誠実こそニンゲンと思っていますから、いつも真面目であり。
ま、私から言えば、ソンですよ。
笑う時なのに、苦虫を噛んで打ち過ぎてさ…
病院通いを週4日と決めて、オットにも告げました。
一応「うん」とは言いましたが、納得はしていませんでした、やはり。
昨日、訴えられました。オマエが来ない日の時間の長さ、寂しさ辛さ…
部屋に出入りする看護師さんを、つかまえてはいろいろ話をして引きとめようとしたらしい。
看護師さんがいいました。「奥さんが来られると別人のように穏やかですねぇ」
首の後ろを掻いてくれ。耳を掻いてくれ。口の端を拭いてくれ。
目を目蓋をなでてくれ。鼻を見てくれ(ハナクソ)。口の中を見てくれ(痰)。
足の指が痛い。手の指が痛い(爪が食い込んでいる)。
自分の顔を全然触れないのです(手が動かない)。
不自由この上なく、それでいて、細かい神経は感じられる…
「この世は地獄ねぇ。何にも出来ないで寝ているのは」
思わず言ってしまいます。
「………」
クソ真面目なオットは冗談も返せず、黙っています。
私の頭では
「だから早く極楽にいきたい」「オマエがいたら天国」等々
軽口を言ってくれたら、会話が弾むのにさ。
わたしの要求が無理なんでしょう。
生きるか死ぬか瀬戸際にいるんだものねぇ
分かっているのに望む私もバカなのさ。
と、いろいろ愚痴を並べたところで、褌締め直し(??)
できるだけのことをしましょ。
多分短い期間限定なんだから…