台風8号さま、御一行が、そろそろとお近づきになっていますね。
どういうコースなのか、滞在時間はどのくらいなのか~
ご接待をどうしたものかと考えております。(笑)
病院で、「台風が来るんだけど、お父さん家や私を守ってよ」と言いましたら、
「うん!」と言う答えの早いこと、返事の力強いこと。
びっくり!!
その前に担当の先生や師長さん、マッサージの方、嚥下を担当される方
事務の係りの方、娘と私7人で今後のオットの病態を中心に
話し合いを終わったところでした。
先生がおっしゃるのには、
「今までの病歴を考えるに、よくここまで持ったものだと感心します。
そして誤嚥性の肺炎と診断していましたが、昨日撮ったの肺の写真を見ると
誤嚥性というものではなく、身体の衰え、年齢的なもの、老衰が適切であり
もう避けられない近くに来ています。
気持ちは元気で前向きなのは、精神科の薬が効いていて、
体の衰えとは裏腹の関係です。いつその時期が来てもおかしくない状態です。」
「精神科の薬を止めたらどうなりますか?」
「それはもう、止めたその日からダメになります。
ご主人が自分を失わずにしっかりしていられるためには、
その薬は続けます」とのことでした。
そして、その薬によって痛い、苦しい、が半減しているとのこと。
顔色とかしっかりと受け答え出来ているので、
先生の言葉がウソのように思えてしまうのです。が…
病院へ着いてすぐ、顔を見たら、帰る帰るを言うが
あとは忘れるのか、バイバイはあっさりと言う。
髭剃りをして、ローションで肌を整えながら、あんまりシワもなく
「お若い」と皆さんに褒められて、どや顔のオットを眺める…
アイスが欲しいと言うが、ひとくち、ふたくちを食べてもう終わり。
指先を揉んでやる。冷たい手を好み、暖かい娘の手はイヤと言う。
なんだかなぁ、ほんとにもうすぐ別れがくるのかなぁ。
ほんとかなぁ、本人は何も知らなもんなぁ
これでいいのかなぁ、会いたい人も娘家族ぐらいだもんなぁ
黙ってそのときを待つしかないもんなぁ
え?わたしの気持ち?
今は落ち着いています。
どうにもならない運命を受け入れようと思っています。
それから、先生が入院前のオットの状態を分かって下さって
あの、気性のお父さんを支えて、よく頑張られましたよ。
お母さんの努力には感謝してくださいと
娘に言われました。
やった~
(ブログで愚痴こぼしたことは先生ご存知ない)