うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

見たくなくても見えるもの

2014-07-06 06:28:14 | 日記

昨日はちょっと感じるところがありました。

ステージを一段上がったというか…

 

娘と一緒に見舞ったのですが、

病室に入り荷物を置く間もなく、オットは私を睨みつけます。

出ない声を振り絞って、何かい言っています。

耳を澄ませても、内容はほとんど意味不明ながら、怒りの頂点らしいのです。

どうも、病院の扱いに対して不満がある言葉が聞き取れました。

「看護婦さ~んと40分も呼んだのに無視された!」

 

ちょうど看護師さんが、部屋にいられたので、そばに来てもらって

「はい、お父さん看護師さんが来られたから言いたい事を言ったら?」と

促したら、少し勢いが衰え、

看護師さんも

「この部屋には4人の患者さんが居られるので、

40分誰も来ないということは、有り得ません」と言われた。

 

そこで私もオットの怒りが妄想もまじったものだと気付きました。

そして、最近のオットの症状として《怒りを出す》ことが多いと言うこと…

私は、ときどき見舞いを休みたいと言って、

実際行かなかった6/27と6/30が、引き金となっているように思う。

 

その時は、寂しいとか一日が長いとか言いましたが、

看護師さんから「奥さんがいられると人が変わったみたいに穏やか」

と聞いて、「ん?」と思い、それが今日の怒りの態度と結びつきました。

 

一生懸命怒っているオットに対して、妄想だとは思いつつも

こちらも顔を見るなりのアッパーカットは治まらない…

「お母さん、イヤミを言うからまたお父さんが…」と止められる。

ほんと、大人げないワタシ。

 

少し落ち着いたところで、話をする。

いつも「言い聞かせ」らしい話をすると、うるさいとか言うなとか

腰を折られるけど、黙って聞いた。

 

帰り際、娘に「子供をしっかり見て育てろよ」と言ったらしい。

遺言?

 

帰ってから、そう言えば死が近いとどういうことを考えるか?

最近そっち方面を検索していなかったと反省して、早速…これよねぇ。

 死を看取る、死の兆候 

1. 否認⇒

2.怒り⇒

3.取引

4.抑うつ

5.受容

しばらくは、家に帰りたいとうるさく言っていたのは否認だった…

現在の怒りは、2.の怒りなのですよね。

 

よく分かりました。知っておくべきでした。今は理解できます。

 

《穏やかに…穏やかに…》

これは自分への言い聞かせです。

私はきつくても毎日来ているじゃないの?

きつくて冷や汗がでるまで、頑張って看ているのに…

 

これは私の思い上がりでした。

「お前は冷たい」と言われて、腹が立ちましたが

そう思わせる何かがあったのです。

 

まだまだ続くぬかるみですが

先を見渡せば、どうやら薄ぼんやりと見えています。

気持ち入れ替えて、受け入れましょう。

 

私にも否認や怒りがあるようです。