田中一村 純粋に誠実に自分と向き合った人生

自分にしか描けない絵

自分だけが描ける絵画

それを追い求めた一生

生涯、独身を貫き

自分を求め続けた人生



若い頃はまだ人に認められたい

なんとか世の中に認められたい

世の中の人が認める絵を描きたい

そんな人間だった

若い頃に南画(水墨画)で認められた

しかし自分の目指すものを純粋に

自分の描きたいものを純粋に

求め続けた

それは南画の中にはなかった



生い茂る南国の植物

そこに一村(いっそん)の求める世界があった

５０歳で奄美に渡った彼は

そこでやっと本当に描きたいものと出会う

一村は亡くなるまでの19年間を奄美に捧げる



大胆で繊細

南国の絵のような極彩色のない絵

淡い色使いなのに印象は強烈

南国にたどり着いて

南国の絵を描くのではなく


南国ならではの絵を描くのではなくて

俺の絵を描く


そんな大胆さと繊細さ



一村の絵はその時に

感じるままに感じるものを


だから奄美にたどり着いて

彼の絵は変わった


彼が感じるものを感じるままに

奄美でそれが花開き実った


新天地、奄美で花開いた


奄美の自然に身を潜め

自然を全身で感じて描こうとした

自然の中にすっぽりと身を置き

自然の内側から描こうとした

自然の内側から見える景色を

自然の内側から感じる光を


感じるままに

純粋に誠実に

描き方きった


自分の想いに正直に

感じるままに

そのままに

描き切った人

生き切った人



人は皆、そんな生き方にあこがれ

そして諦めている

自分に真っ正直に生きることにあこがれて

そして人生のどこかで諦める


一村は自分の想いのままに生きた人

諦めることなく生きた人

自分に正直に生きた人


人々は、そんな彼にあこがれるのかも


人間は生きれば生きるほど

誠実に生きて行くことが困難になる


そんな世の中で生涯を
自分に正直に生きた人

自分に誠実に生きた人


そんな一村に私もあこがれる


自分の本当にやりたいこと

そんなことに誠実に純粋に

一村のように

今年は向き合ってみたい



(○´∀｀○)



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あなたの想いはあなたそのもの

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