八十八番札所 大窪寺
駐車場から 本堂まで 近ければ
金剛杖は車に置いて行く事が度々でした。
大窪寺は少し離れた広い駐車場の方に車を止め 本堂まで
距離がありそうです 最後でもあるし 金剛杖ついて行きました。
最後の最後 忘れたりしちゃってー。
な~んて思ったりして
うん 持ってきてよかった。
階段 登る時 らくちん らくちん。
新しい風格の有る大きな山門を一礼して入って 手を洗います。
山門を入ってすぐ 左手に大きな鐘楼櫓がありました。
人家の多い所にある札所では
参拝者がご~ん ご~ん 撞いても大変だからでしょうか?
「時間を決めて撞くようにしてあります」等、書いてある所があって
鐘楼を撞けない札所が何ヶ所かありました。
「ここ撞けそうね」お賽銭箱が置いてある所では
「撞いてもいいですよ」と許可貰ったような 勝手に判断目安にしてきました。
「八十八番、最後だし 撞けて 良かったねー」
お賽銭を入れて
鐘を撞く丸太の棒にしっかり巻きつけられて残りの長く下がっている
紐を握って 丸太が 鐘に触れないようにか~るく
前後に い~ち・ に~い・思いっきり引いて さ~んと撞きました。
「ご~~~~~ん」大師様へ
今から がお参りに行かせて頂きます。
同じく お賽銭をいれ ・・・・・・・・。
「ご~~~~~ん」ただ今からも一緒にお参りに行かせて頂きます。
境内の頑丈に組み立てられた
藤棚には 「はい いつでも開花準備 OK!」と
言わんばかりにふくらんだ蕾がい~っぱい付いていました。
満開の時は きれいでしょうねー。
2ヶ所の広い藤棚の下を通って境内の奥へと行きました。
手前に 大師堂がありました。
先に奥の方にある本堂へ(写真)お参りに行きました。
ろうそく線香を点し 納め札とお賽銭を入れ
頭上に鐘があれば2回撞いて
他の参拝の方に邪魔にならないように 左の方に寄って お経を唱えます。
最後です 気合が入ります。
108つの数珠玉の輪に 右中指を入れ 一度ひねって
もう片方の輪に 左手人差し指をいれ
両手を すり合わせて数珠をならします。
☆ 一礼して
「うやうやしく 御仏を礼拝し奉ります」
☆ 「開経文」 1篇
無上甚深微妙法百千万劫難遭遇 我今見聞得受持願解如来真実義
むじょうじんじん みみょうほう ひゃくせんまんごう なんそうぐう
がこんけんもん とくじゅじ がんげにょらい しんじつぎー。
☆ 「櫼悔文」 1篇
我昔処造諸悪業 皆由無始貧瞋痴 従身語意之処生 一切我今皆櫼悔
がしゃくしょぞう しょあくごう かいゆーむしとんじんち
じゅうしんごいししょしょう いっさいがこんかいさんげー。
☆ 「三歸」 1篇
弟子向某甲 盡未来祭 歸依佛 歸依法 歸依僧
でしむこう じんみらいさい きえぶつ きえほう きえそう
☆ 「三竟」 1篇
弟子向某甲 盡未来祭
でしむこう じんみらいさい
歸依佛竟 歸依法竟 歸依僧竟
きえぶっきょう きえほうきょう きえそうきょう
☆ 「十善戒」 1篇
弟子向某甲 盡未来祭
でしむこう じんみらいさい
不殺生 不偸盗 不邪娞 不もう語 不綺後
ふせっしょう ふちゅうとう ふじゃいん ふもうご ふきご
不悪口 不兩舌 不慳貪 不瞋に 不邪見
ふあつく ふりょうぜつ ふけんどん ふしんに ふじゃけん
(漢字をとり出せない所がありました)
☆ 「發菩提心真言」 3篇
おんぼうじしったぼだはだやみ
☆ 「三昧耶戒真言」 3遍
おんさんまやさとばん
☆ 「佛説摩訶般若波羅蜜多心經」 1篇
観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空度。一切苦厄舎利子。
かんじざいぼさ ぎょうじんはんにゃはらみったじ
しょうけんごうんかいくうど いっさいくやくしゃりし。
色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識。亦復如是。舎利子。
しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき
やくぶに ょうぜ しゃりし。
是諸法空相。不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中。無色無受想行識。
ぜしょほうくうそう ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん
ぜこくうちゅう むしきむじゅーそうぎょうしき。
無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界乃至。無意識界。無無明亦。
むげんにびぜっしんに むしきしょうこうみそくほう むげんかいないし
むいしきかい むむみょうやく。
無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦。無得以無所得故。
むむみょうじん ないしむろうし やくむろしじん むくしゅうめつどう
むちやく むとくいむしょとっこ。
菩提薩埵依。般若波羅蜜多故。心無窐げ。無窐げ故。無有恐怖。遠離一切。
ぼだいさったえ はんにゃはらみったこ しんむけげ むけげこ
むうくふ おんりいっさい。
顚倒夢想。究竟涅槃。三世諸佛依。般若波羅蜜多。故得阿耨多羅。
てんどうむそう くぎょうねはん さんぜしょぶつえ はんにゃはらみった
ことくあのくたら。
三みゃく三菩提。故知般若波羅蜜多。是大神呪。是大明呪。是無上呪。
さんみゃくさぼだい こちはんにゃはらみった ぜだいじんしゅ
ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ。
是無等等呪。能除一切苦。真実不虚。故説般若波羅蜜多呪。即説呪日。
ぜむとうどうしゅ のうじょいっさいく しんじつふこ
こせつはんにゃはらみったしゅ そくせつしゅわっ。
ぎゃ諦ぎゃ諦。波羅ぎゃあ諦。波羅僧ぎゃ諦。菩提薩婆訶。般若心經。
ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい
ぼじそわか はんにゃしんぎょう。
☆ 「札所のご本尊様御真言」 3遍
大窪寺(薬師如来)
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか。
☆ 「光明真言」 3遍
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま
じんばら はらばりたや うん。
☆ 「御宝号」 3遍
南無大師遍照金剛
なむだいしへんじょうこんごう。
☆ 「回向文」 1篇
願わくばこの功徳を以って普く一切に及ぼし
我等と衆生と 皆共に仏道を成ぜん
ねがわくは このくどくをもって あまねくいっさいにおよぼし
われらとしゅじょうと みなともにぶつどうをじょうぜん。
天下泰平 先祖供養 一族安泰 子孫繁栄を念じ
生かして頂いている事にありがとうございますと感謝し
終了とします。
お経の意味は? 少しは理解出来るような 出来ないような
出来ないがほとんどです。
十番札所 切幡寺で団体さんとご一緒の先達さんが
上手に唱えられているのを 聞かせて頂いて
折角だから 真似させて貰おうと
いくつか省いていた お経も しっかり付け加えて 唱えるようにしました。
上手じゃなくてもいい 下手でもいい
二人一緒に並んで
各札所でお経を唱える事が出来るというのがいい。
夫は 最後まで お経本を手放せない状態で私はお経本なしで
八十八番札所 大窪寺 本堂前で
175回目のお経を唱えさせて頂きました。
=続く=
駐車場から 本堂まで 近ければ
金剛杖は車に置いて行く事が度々でした。
大窪寺は少し離れた広い駐車場の方に車を止め 本堂まで
距離がありそうです 最後でもあるし 金剛杖ついて行きました。
最後の最後 忘れたりしちゃってー。
な~んて思ったりして
うん 持ってきてよかった。
階段 登る時 らくちん らくちん。
新しい風格の有る大きな山門を一礼して入って 手を洗います。
山門を入ってすぐ 左手に大きな鐘楼櫓がありました。
人家の多い所にある札所では
参拝者がご~ん ご~ん 撞いても大変だからでしょうか?
「時間を決めて撞くようにしてあります」等、書いてある所があって
鐘楼を撞けない札所が何ヶ所かありました。
「ここ撞けそうね」お賽銭箱が置いてある所では
「撞いてもいいですよ」と許可貰ったような 勝手に判断目安にしてきました。
「八十八番、最後だし 撞けて 良かったねー」
お賽銭を入れて
鐘を撞く丸太の棒にしっかり巻きつけられて残りの長く下がっている
紐を握って 丸太が 鐘に触れないようにか~るく
前後に い~ち・ に~い・思いっきり引いて さ~んと撞きました。
「ご~~~~~ん」大師様へ
今から がお参りに行かせて頂きます。
同じく お賽銭をいれ ・・・・・・・・。
「ご~~~~~ん」ただ今からも一緒にお参りに行かせて頂きます。
境内の頑丈に組み立てられた
藤棚には 「はい いつでも開花準備 OK!」と
言わんばかりにふくらんだ蕾がい~っぱい付いていました。
満開の時は きれいでしょうねー。
2ヶ所の広い藤棚の下を通って境内の奥へと行きました。
手前に 大師堂がありました。
先に奥の方にある本堂へ(写真)お参りに行きました。
ろうそく線香を点し 納め札とお賽銭を入れ
頭上に鐘があれば2回撞いて
他の参拝の方に邪魔にならないように 左の方に寄って お経を唱えます。
最後です 気合が入ります。
108つの数珠玉の輪に 右中指を入れ 一度ひねって
もう片方の輪に 左手人差し指をいれ
両手を すり合わせて数珠をならします。
☆ 一礼して
「うやうやしく 御仏を礼拝し奉ります」
☆ 「開経文」 1篇
無上甚深微妙法百千万劫難遭遇 我今見聞得受持願解如来真実義
むじょうじんじん みみょうほう ひゃくせんまんごう なんそうぐう
がこんけんもん とくじゅじ がんげにょらい しんじつぎー。
☆ 「櫼悔文」 1篇
我昔処造諸悪業 皆由無始貧瞋痴 従身語意之処生 一切我今皆櫼悔
がしゃくしょぞう しょあくごう かいゆーむしとんじんち
じゅうしんごいししょしょう いっさいがこんかいさんげー。
☆ 「三歸」 1篇
弟子向某甲 盡未来祭 歸依佛 歸依法 歸依僧
でしむこう じんみらいさい きえぶつ きえほう きえそう
☆ 「三竟」 1篇
弟子向某甲 盡未来祭
でしむこう じんみらいさい
歸依佛竟 歸依法竟 歸依僧竟
きえぶっきょう きえほうきょう きえそうきょう
☆ 「十善戒」 1篇
弟子向某甲 盡未来祭
でしむこう じんみらいさい
不殺生 不偸盗 不邪娞 不もう語 不綺後
ふせっしょう ふちゅうとう ふじゃいん ふもうご ふきご
不悪口 不兩舌 不慳貪 不瞋に 不邪見
ふあつく ふりょうぜつ ふけんどん ふしんに ふじゃけん
(漢字をとり出せない所がありました)
☆ 「發菩提心真言」 3篇
おんぼうじしったぼだはだやみ
☆ 「三昧耶戒真言」 3遍
おんさんまやさとばん
☆ 「佛説摩訶般若波羅蜜多心經」 1篇
観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空度。一切苦厄舎利子。
かんじざいぼさ ぎょうじんはんにゃはらみったじ
しょうけんごうんかいくうど いっさいくやくしゃりし。
色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識。亦復如是。舎利子。
しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき
やくぶに ょうぜ しゃりし。
是諸法空相。不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中。無色無受想行識。
ぜしょほうくうそう ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん
ぜこくうちゅう むしきむじゅーそうぎょうしき。
無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界乃至。無意識界。無無明亦。
むげんにびぜっしんに むしきしょうこうみそくほう むげんかいないし
むいしきかい むむみょうやく。
無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦。無得以無所得故。
むむみょうじん ないしむろうし やくむろしじん むくしゅうめつどう
むちやく むとくいむしょとっこ。
菩提薩埵依。般若波羅蜜多故。心無窐げ。無窐げ故。無有恐怖。遠離一切。
ぼだいさったえ はんにゃはらみったこ しんむけげ むけげこ
むうくふ おんりいっさい。
顚倒夢想。究竟涅槃。三世諸佛依。般若波羅蜜多。故得阿耨多羅。
てんどうむそう くぎょうねはん さんぜしょぶつえ はんにゃはらみった
ことくあのくたら。
三みゃく三菩提。故知般若波羅蜜多。是大神呪。是大明呪。是無上呪。
さんみゃくさぼだい こちはんにゃはらみった ぜだいじんしゅ
ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ。
是無等等呪。能除一切苦。真実不虚。故説般若波羅蜜多呪。即説呪日。
ぜむとうどうしゅ のうじょいっさいく しんじつふこ
こせつはんにゃはらみったしゅ そくせつしゅわっ。
ぎゃ諦ぎゃ諦。波羅ぎゃあ諦。波羅僧ぎゃ諦。菩提薩婆訶。般若心經。
ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい
ぼじそわか はんにゃしんぎょう。
☆ 「札所のご本尊様御真言」 3遍
大窪寺(薬師如来)
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか。
☆ 「光明真言」 3遍
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま
じんばら はらばりたや うん。
☆ 「御宝号」 3遍
南無大師遍照金剛
なむだいしへんじょうこんごう。
☆ 「回向文」 1篇
願わくばこの功徳を以って普く一切に及ぼし
我等と衆生と 皆共に仏道を成ぜん
ねがわくは このくどくをもって あまねくいっさいにおよぼし
われらとしゅじょうと みなともにぶつどうをじょうぜん。
天下泰平 先祖供養 一族安泰 子孫繁栄を念じ
生かして頂いている事にありがとうございますと感謝し
終了とします。
お経の意味は? 少しは理解出来るような 出来ないような
出来ないがほとんどです。
十番札所 切幡寺で団体さんとご一緒の先達さんが
上手に唱えられているのを 聞かせて頂いて
折角だから 真似させて貰おうと
いくつか省いていた お経も しっかり付け加えて 唱えるようにしました。
上手じゃなくてもいい 下手でもいい
二人一緒に並んで
各札所でお経を唱える事が出来るというのがいい。
夫は 最後まで お経本を手放せない状態で私はお経本なしで
八十八番札所 大窪寺 本堂前で
175回目のお経を唱えさせて頂きました。
=続く=