三     九

いつも ありがとう

おだいっさん 6,,

2009-04-16 15:32:50 | Weblog
八十八番札所 大窪寺

駐車場から 本堂まで 近ければ  
金剛杖は車に置いて行く事が度々でした。

大窪寺は少し離れた広い駐車場の方に車を止め 本堂まで 
距離がありそうです 最後でもあるし 金剛杖ついて行きました。

最後の最後 忘れたりしちゃってー。
 
な~んて思ったりして 
うん 持ってきてよかった。
階段 登る時 らくちん らくちん。

新しい風格の有る大きな山門を一礼して入って 手を洗います。

山門を入ってすぐ 左手に大きな鐘楼櫓がありました。

人家の多い所にある札所では 
参拝者がご~ん ご~ん 撞いても大変だからでしょうか?
「時間を決めて撞くようにしてあります」等、書いてある所があって
鐘楼を撞けない札所が何ヶ所かありました。


「ここ撞けそうね」お賽銭箱が置いてある所では
「撞いてもいいですよ」と許可貰ったような 勝手に判断目安にしてきました。

「八十八番、最後だし 撞けて 良かったねー」

お賽銭を入れて
鐘を撞く丸太の棒にしっかり巻きつけられて残りの長く下がっている 
紐を握って 丸太が 鐘に触れないようにか~るく 
前後に い~ち・ に~い・思いっきり引いて さ~んと撞きました。 

「ご~~~~~ん」大師様へ
今から がお参りに行かせて頂きます。

同じく お賽銭をいれ ・・・・・・・・。

「ご~~~~~ん」ただ今からも一緒にお参りに行かせて頂きます。

 
境内の頑丈に組み立てられた 
藤棚には 「はい いつでも開花準備 OK!」と
言わんばかりにふくらんだ蕾がい~っぱい付いていました。
満開の時は きれいでしょうねー。

2ヶ所の広い藤棚の下を通って境内の奥へと行きました。

手前に 大師堂がありました。

先に奥の方にある本堂へ(写真)お参りに行きました。


ろうそく線香を点し 納め札とお賽銭を入れ

頭上に鐘があれば2回撞いて

他の参拝の方に邪魔にならないように 左の方に寄って お経を唱えます。

最後です 気合が入ります。


108つの数珠玉の輪に 右中指を入れ 一度ひねって
もう片方の輪に 左手人差し指をいれ
両手を すり合わせて数珠をならします。


☆ 一礼して
  「うやうやしく 御仏を礼拝し奉ります」

☆ 「開経文」 1篇 
  無上甚深微妙法百千万劫難遭遇 我今見聞得受持願解如来真実義

  むじょうじんじん みみょうほう ひゃくせんまんごう なんそうぐう
  がこんけんもん とくじゅじ がんげにょらい しんじつぎー。

☆ 「櫼悔文」 1篇
  我昔処造諸悪業 皆由無始貧瞋痴 従身語意之処生 一切我今皆櫼悔

  がしゃくしょぞう しょあくごう かいゆーむしとんじんち
  じゅうしんごいししょしょう   いっさいがこんかいさんげー。

☆ 「三歸」 1篇
  弟子向某甲 盡未来祭 歸依佛 歸依法 歸依僧
  でしむこう じんみらいさい きえぶつ きえほう きえそう

☆ 「三竟」 1篇
  弟子向某甲 盡未来祭 
  でしむこう じんみらいさい 
  歸依佛竟  歸依法竟 歸依僧竟
  きえぶっきょう きえほうきょう きえそうきょう

☆ 「十善戒」 1篇
  弟子向某甲 盡未来祭 
  でしむこう じんみらいさい 

  不殺生    不偸盗    不邪娞   不もう語 不綺後 
  ふせっしょう ふちゅうとう ふじゃいん ふもうご ふきご 

  不悪口    不兩舌    不慳貪   不瞋に  不邪見
  ふあつく   ふりょうぜつ ふけんどん ふしんに ふじゃけん   

                 (漢字をとり出せない所がありました)

☆ 「發菩提心真言」 3篇
  おんぼうじしったぼだはだやみ

☆ 「三昧耶戒真言」 3遍
  おんさんまやさとばん

☆ 「佛説摩訶般若波羅蜜多心經」 1篇
  観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空度。一切苦厄舎利子。
  かんじざいぼさ ぎょうじんはんにゃはらみったじ 
  しょうけんごうんかいくうど いっさいくやくしゃりし。
  色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識。亦復如是。舎利子。
  しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき  
  やくぶに ょうぜ しゃりし。
  是諸法空相。不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中。無色無受想行識。
  ぜしょほうくうそう ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん
  ぜこくうちゅう むしきむじゅーそうぎょうしき。
  無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界乃至。無意識界。無無明亦。
  むげんにびぜっしんに むしきしょうこうみそくほう むげんかいないし
  むいしきかい むむみょうやく。
  無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦。無得以無所得故。
  むむみょうじん ないしむろうし やくむろしじん むくしゅうめつどう
  むちやく むとくいむしょとっこ。
  菩提薩埵依。般若波羅蜜多故。心無窐げ。無窐げ故。無有恐怖。遠離一切。
  ぼだいさったえ はんにゃはらみったこ しんむけげ むけげこ 
  むうくふ おんりいっさい。
  顚倒夢想。究竟涅槃。三世諸佛依。般若波羅蜜多。故得阿耨多羅。
  てんどうむそう くぎょうねはん さんぜしょぶつえ はんにゃはらみった
  ことくあのくたら。
  三みゃく三菩提。故知般若波羅蜜多。是大神呪。是大明呪。是無上呪。
  さんみゃくさぼだい こちはんにゃはらみった ぜだいじんしゅ 
  ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ。
  是無等等呪。能除一切苦。真実不虚。故説般若波羅蜜多呪。即説呪日。
  ぜむとうどうしゅ のうじょいっさいく しんじつふこ 
  こせつはんにゃはらみったしゅ そくせつしゅわっ。
  ぎゃ諦ぎゃ諦。波羅ぎゃあ諦。波羅僧ぎゃ諦。菩提薩婆訶。般若心經。
  ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい
  ぼじそわか はんにゃしんぎょう。

☆ 「札所のご本尊様御真言」 3遍
  大窪寺(薬師如来)
  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか。

☆ 「光明真言」  3遍
  おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま
  じんばら はらばりたや うん。

☆ 「御宝号」 3遍
  南無大師遍照金剛
  なむだいしへんじょうこんごう。

☆ 「回向文」 1篇
  願わくばこの功徳を以って普く一切に及ぼし
  我等と衆生と 皆共に仏道を成ぜん

  ねがわくは このくどくをもって あまねくいっさいにおよぼし
  われらとしゅじょうと みなともにぶつどうをじょうぜん。



  天下泰平 先祖供養 一族安泰 子孫繁栄を念じ
  生かして頂いている事にありがとうございますと感謝し 
  終了とします。

 
お経の意味は? 少しは理解出来るような 出来ないような 
出来ないがほとんどです。

十番札所 切幡寺で団体さんとご一緒の先達さんが
上手に唱えられているのを   聞かせて頂いて
折角だから 真似させて貰おうと
いくつか省いていた お経も しっかり付け加えて 唱えるようにしました。

上手じゃなくてもいい 下手でもいい  
二人一緒に並んで
各札所でお経を唱える事が出来るというのがいい。 
 
は 最後まで お経本を手放せない状態で私はお経本なしで

八十八番札所 大窪寺 本堂前で
175回目のお経を唱えさせて頂きました。

                       =続く=

おだいっさん 6,

2009-04-15 17:24:01 | Weblog
四国八十八ヶ所巡り 1順目 いよいよ最終回。

平成21年4月11日 午前5時半。
 
最初の目的地 八十七番札所 長尾寺。

カーナビに 電話番号を入力して 広島出発。

今回残すところ 2ヶ寺と高野山という事でこれまでからしたら
ゆっくりの出発。


四国へと走行中 朝の6時10分 正面に太陽のエネルギーを頂き
気持ちのいい ドライブ日和


高速料1000円だからでしょうか 瀬戸中央自動車道 
中ほどのSA与島には まだ8時前というのに 
たくさんの 人 人 人 でいっぱいでした。

日本全国 景気が良くなるといいですね。
 


八十七番札所 長尾寺 8時30分到着。

住宅地の中ほどにあり 鐘楼撞けず。

境内の落ち葉を掃除している男性二人。

もうすでに数組の参拝の方がいて 
若い男性のお遍路さんもお経本を開いて上手にお経をあげておられました。

年配のご夫婦のお遍路さん ペンを持って 何やら書いておられるご様子。

そうそう きっと納め札に住所、名前、願意を書かれているのでしょうか?

本堂 大師堂で お経を あげる前に 納め札に
名前と住所と日付を書いてない時 私達も 同じような事ありました。

一ヶ寺に 本堂1枚、大師堂1枚と 計2枚
 
今回八十七番札所で 夫と私 それぞれ
住所、氏名、日付 願意 書いた白い納め札 174枚目を 
お経をあげる前に納札入れにいれました。
 
 
納経所で 掛け軸と 納経帳に 墨書 御朱印を 頂き、
温かいお茶の接待を頂きました。

ありがとうございました。

 
9時05分
いよいよ四国 最後の八十八番札所 大窪時へと 走行です。 

おだいっさん 6

2009-04-14 22:36:02 | Weblog
八十八ヶ所巡り、最終回をいつにしよう

11~12日に行こうと決めたのが9日。

高野山には2年前 日帰りバスツアーで 行った事があるのですが
覚えているのは 奥の院の事だけ。

53ヶ所の宿坊があるようですが 
奥の院にはどこの宿坊が近い? 遠い? お寺がそんなに沢山あったなんて
さっぱり検討がつかず、どこにお世話になろうか・・・。 

宿坊の情報をネットで ドライブ遍路本 るるぶ等に 目を通しながら

そうだ! 一つ決め手を見つけました。


夫の両親 私の両親 もうすでに この世の人ではなく 
それぞれ戒名があります
○○院 この中に「徳」の字が夫の両親、 私の父と3人に入っています。

そうそう 「徳」の字の付いている宿坊に決めようと探しました。

ありました ありました。

宿坊の名前は 「天徳院」


加賀 前田三代藩主利常公の正室(徳川のお姫様)ゆかりのお寺のようです。

善は急げ。 


11日のお宿のお願いを電話しました。

「いっぱいです」 あら あら これは大変
ご縁がありませんでした。




次の候補は 「光」です。

夫の母と 私の母の戒名に入っています。
  
「遍照光院」

高野山別格本山 弘法大師創建、白川上皇の御座所でもあったとされる
由緒ある宿坊のようです。

電話してみると 
こちらは 「大丈夫です PM 5時までに入ってください、
車で山門から入ってきてください」と
ご縁がありました ラッキーです。
 
どんなところだろう わくわくです。


準備 準備 忘れ物がないように。 


こうして
八十八箇所巡り 満願に向けて 11、12日決行となりました。 
気合をいれて夫も 私も まーす。
 
 

出来上がり

2009-04-10 21:24:58 | まごっち
千葉に住んでいる息子が手術 入院  これは大変、非常事態 
じっとしておれない私は お見舞い方々 みんなに会いに行きました。

もう随分前の話になりました

息子の所に行った時
嫁ちゃんと買い物に出かけ 一緒に生地を選んで
嫁ちゃんが気に入って選んだ物です

「何か作って送るからね」と約束していました。


やっと やっと出来上がり。


孫のはーちゃんの ワンピースを作りました。

ママもお揃いの生地で
ギャザーがいっぱい入った3段に切り替えのティアードスカートを作りました。

早速、あれこれ 荷物をまとめて送りました。


もうすぐ2歳になるはーちゃん
電話でのお話も上手になりました。


荷物を開ける時「わぁ、わぁ」と表情豊かに喜んでくれそうな

そんな はーちゃんの姿を 思うだけで
 
ばーちゃん  は 嬉しくなります。 


息子にも嫁ちゃんにも ありがとうです。

孫は私達   にとっても宝物です。

09-04  満月

2009-04-09 19:42:36 | サンとムーンと
今日は満月です 

10分ほど前に 丁度 食事中、目の高さに きれいな月が見えました。

夫に 「月を見て 一言」 と言ったら 歌ってくれました。 

♪ おっつきさ~ん こんばんは~ うわさ~を・・・・・・♪


きれい きれいな 月です。

おだいっさん 5,,,,

2009-04-09 10:15:05 | Weblog
八十番札所 国分寺  (こくぶじ) 次の札所まで14.3キロ 走行25分
     
  ↓
八十一番札所 白峯寺 (しろみねじ) 8キロ 15分

  ↓  
八十二番札所 根香寺 (ねごろじ)  18.4キロ 35分


お天気はいいし 納経帳と掛け軸に御朱印、墨書を頂いた後
ゆっくりしていました。

♪な~むだ~いし へんじょ~こんご な~むだ~いし へんじょ~こんご♪

な~むだ~いし へんじょ~こんご な~むだ~いし へんじょ~こんご


だんだん近くに聞こえてくる声があります。

先頭は 先達さんでしょうか

ジャラン ジャランとなる 金剛杖 
大黒、恵比寿様?のようないい顔 ローマ法王?のような帽子をかぶって
黒い衣を着た背の高い男性が 先頭に

その後ろに 10人ほどの60~70代の女性のお遍路さんが一列になって

♪な~むだ~いし へんじょ~こんご な~むだ~いし へんじょ~こんご♪

な~むだ~いし へんじょ~こんご な~むだ~いし へんじょ~こんご


太い男性の声の後  輪唱です

かわいい声です ほほえましくて 見とれていました
 
とても すてきな ご一行様に会いました。


次の札所までは18.4キロ 35分

八十三番札所 一宮寺 (いちのみやじ)17.4キロ 35分

  ↓
八十四番札所 屋島寺 (やしまじ)

ドライブウェイを通っての
源平合戦の古戦場跡で香川県の中でも有数の景勝地というだけあって
ひろ~い駐車場には 車と人でいっぱいでした

屋島寺のアイドルはタヌキ
子宝や縁結び、家庭円満の御利益で人気があるそうです
季節もいいし お天気もでいいドライブ日和
広々とした境内にはお遍路さん、家族連れ、観光客でいっぱいでした。


7.5キロ 18分

     ↓

八十五番札所 八栗寺 (やくりじ) 7.5キロ 15分
標高375mの8合目付近にある 札所にはケーブルカーに乗って行きました
 
     ↓

今回最後の予定の巡拝札所へと出発 PM4:10

5時までの納経には 充分間に合いそうです。

八十六番札所 志度寺 (しどじ)


納経所で若いカップルのお遍路さんと会いました
掛け軸を見ると八十八番札所からの巡拝のようです
下方から八十六番札所で 3ヶ寺目の納経をされていました


八十八ヶ所巡り、一番札所から始める時 掛け軸を購入時 最終仕上げの時 
墨を落とせないので(薬品で絹の地を傷める)
「汚さないように気をつけて」と お店の方に、ご忠告頂いたのですが 
墨、朱肉が付いている所があります。


夫は 「これも歴史いい」と
 
「うーんそうよね」と思いながらも 何か いい方法は?

考えたのが

はがき大に切った新聞紙を二人分 数十枚持って行き 
その都度、団扇で乾かして取替える事にしました。
乾かすのも各札所、ドライヤーと団扇があります


込み合う時は 大変です


新聞紙とマイ団扇を 持参して
今回グッドです。

  
納経後の掛け軸をドライヤーで乾かしている
若いカップルの お遍路さん

「最後まできれいに仕上げてくださいね」そんな思いでした
手元に残っている新聞紙を「使ってください」と渡しました。


3月28日早朝 4時半出発~
29日 夜 9時 到着 一泊二日 全走行 560キロ
七十二番から 八十六番まで15ヶ寺の巡拝を無事 終えての帰宅です。

ずっと ずっと 夫の運転です 私は爆睡です こらこら
夫には 本当に 本当に お疲れ様 ありがとう と感謝 感謝 です

残すところ いよいよ最後の 八十七番 長尾寺、 八十八番 大窪寺と
続けて高野山に満願の報告 お礼参りと予定しています。


最後まで  仲良く 
ファイト ファイト  元気でます



 な~むだ~いし へんじょーこんご な~むだ~いし へんじょーこんご 
 時々 鼻歌まじりで 歌っている 私です。

おだいっさん 5,,,

2009-04-08 17:48:37 | Weblog
七十五番札所 善通寺の宿坊に一泊 お宿をお世話になり
翌 3月29日 朝6時からのお勤めに ご一緒させて頂きました。

5時45分頃 白衣に 輪袈裟 頭陀袋 準備完了 
宿坊から ローカ伝いに大師堂(写真)へ行くと
もうすでに 20名ほどの団体さんが 広間に座っておられました。

お勤めの開始時間には 
50~60名 いえもっとでしょうか 大勢いらっしゃいました。



天井から立派な天蓋が下がっていた事、
管長さんが 座るであろう大きな座布団、

大師堂の広間に座っている、なぜかちょっと緊張気味でしたが
嬉しかったのを覚えています。
 
  

外はまだ薄暗く

午前6時 
管長さんの 法話からはじまりました。

般若心経の中の

色即是空の 「色」 
 
ぎゃ諦 ぎゃ諦 波羅ぎゃ諦の 事など お話をして下さいました。
 

お経が始まりました。

3人のお坊さんと女性の尼さん?

きれいなお経です、抑揚のきれいに揃ったいい声です。

早朝にいいお経を聞かせて頂きました。


般若心経 光明真言は皆さん一緒に 読経します。

この時も お坊さん達が読経される時 

音楽で言えば キーでしょうか 自分の声が全く
音程が違っていておかしくなりました・・・が
一生懸命 唱えました。



大師堂の奥の方に 弘法大師のお母さんが使用されて居たという所があり

弘法大師が生まれた地で善通寺で一番尊い所とされているそうです。

奥のほうへ行ってお線香を上げさせて貰いました。


外は もう すっかり明るくなっていました。


「戒壇巡りをしたい人はどうぞ」という事でしたので、
前日に入場料を払って真っ暗闇を精神修養とさせて頂きましたが

折角ですので もう一度 経験させて貰いました。

他の団体さんも 一緒です 
口々に 「南無大師遍照金剛」と 唱えられています。

壁に 何か 書いてあるような そんな気がしていたのです

細い筋 盛り上がりで何かが書いてあるような 手触りでした。

曼荼羅にある 三十七の仏様が 描かれてあるそうです。

弘法大師の お声 再現も もう一度聴いて 出ました。


そのまま朝食に行って 
食事時 昨日からお隣通しに座った親子さんと 
 
「どうぞ お元気で」とここでお別れです。


29日 いいお天気です

七十五番札所 善通寺を後にして 前日の続き
八十番札所 国分寺へと向かいました。 
 
 

おだいっさん 5,,

2009-04-07 16:41:12 | Weblog
3月28日 一日目は 七十二番札所 曼荼羅寺から始まって
七十九番札所 天皇寺まで 予定通り八ヶ寺 巡拝して

1泊のお宿は 善通寺の宿坊 
「いろは館」に着いたのは PM5:30分頃でした。

各札所、納経の受付がPM5:00までとなっているので
丁度 区切りのいい時間 いろは館の受付フロアーには 
何組もの団体のお遍路さんでいっぱいでした。

傘立て? いいえ、金剛杖を立てて 置くところに各宿泊する団体さんごとに
仕切りをして 個人で宿泊の場合 個人名、 団体の場合 団体名を記した
紙があり 翌朝出発時 間違いのないように 又、忘れ物の有る無しが一目瞭然
靴入れも 同じようにしてありました。

たくさんの お遍路さんに間違いのないように 
宿坊の方のお心使いに感謝致しました。 


宿坊といっても 相部屋と言うわけでもなく

個室で ゆっくりとさせていただく事が出来ました。

トイレも明るくてきれいだし 安心しました。

宿坊のトイレだけに ひえじご(長崎弁)怖がりやの私は
明るいきれいなトイレに本当に安心しました。

 
「夕食は PM6:00からです」とのお言葉でしたが
まずは お風呂へ入る事としました。


団体の方々は先にお食事に行かれたようで
満々 たっぷりの 天然温泉水、 私は 
広い 広い きれいな浴槽を一人貸切状態で贅沢させて頂きました。

ありがとうございました。 
 

食堂には たくさんの宿泊の方でいっぱいでした。

夫の隣の席にご高齢の女性 私の隣はその連れらしい女性で
「お母さんと一緒に お参りでいいですね」と声をかけると

どこからの参拝ですか? という話になり

「長崎人であり、今、広島在住で、おかげで八十八ヶ所巡りにご縁が有ます」



お母さんは大分から 自分は東京から 
「母の実家が香川です」と娘さん

香川に来るときは 
「善通寺に先にお参して 実家へ行きます」と
八十歳とご高齢でありながらも聡明な話し方です。


息子さんが 長崎でお仕事されているという事で 話が弾みました。
 

長崎に平戸という所があります。


弘法大師ゆかりの地があって 
善通寺の先代の管長さん、
年に一回 平戸に行かれていたそうです(現在はわかりませんでしたが)
その時一緒に平戸に行った事がありますと
話をされていました。

長崎人でありながら 知らない事でした 
長崎に帰ったら 是非訪れてみたいと思いました。

「こうしてあなた方と話をするのも大師様のご縁です」と 
嬉しいお言葉を頂きました。
 

ご年配の方とお話出来る機会に恵まれた時は 
喜んで聞かせて頂くようにしています。


ご高齢でありながらも 凛としたお姿に 見習わなくては ・・・と
つくづく 思いました。


夕食の楽しい時間を 隣でご一緒させて頂き 感謝でした
ありがとうございました。




28日の夜
宿坊ならではの楽しみ
明朝 6時からの お勤めに一緒に参拝させて頂きたくて
早めに就寝です


おだいっさん 5,

2009-04-06 17:14:03 | Weblog
28日の お宿は 善通寺の宿坊にお世話になる事にしています。

今回は札所から 札所までの時間にゆとりがあって 
先に善通寺での参拝をゆっくり済ませて

午後から 七十六番札所 金倉寺(ごんぞうじ)

妻返しの松 乃木将軍が このお寺に住んでいた時 
寺が女人禁制の為、東京から 尋ねてきた奥さんと会わなかった

途方にくれた奥さんは 松ノ木の下で 途方にくれていたと言う 
松が今でも残っていました。



この妻返しの松 枯死寸前から生還させる事に成功したと言うお方と

金倉寺の駐車場で会う事が出来ました。


私費を費やして樹木の衰退の研究をされている方のようです。

現在 科学的な 成分分析で樹木枯れを木の葉から解明できるようになったと
して 日本全国の 松を収集されているようです。

我が家のでも良かったら 後ほど送りますと 約束してお別れしました。


七十七番札所 道隆寺

七十八番札所 郷照寺

七十九番札所 天皇寺


少し気温の低い日でしたので 本堂 大師堂でお経をあげる時
左右どちらかに寄ってといいながらも 「陽のあたる方でお経あげよう」と私

修行の身としては 甘い 甘いね

下手ながらも お経だけは一ヶ寺 一ヶ寺 丁寧に上げる事は守っています。


いい季節にむかい 土曜日と言う事もあり
どこの札所でも たくさんの巡礼さんに会う事が出来ました。 

 

七十九番札所 天皇寺 

お経を いつものようにあげるのですが 

一日の最後の札所では  

光明真言と御宝号を7回唱える事にしています。

28日は ここまでとして 


弘法大師 生誕の地 七十五番札所 善通寺の宿坊へとUターンです。


PM5時半頃到着した宿坊のフロアには   
数ヶ所の団体さんでいっぱいでした。
 
 

おだいっさん 5

2009-04-05 21:22:57 | Weblog
3月20,21日に続き 次週3月28、29日に

四国八十八箇所 一巡目 5回目 巡拝してきました。

28日 高速料金が 安くなって 瀬戸中央自動車道 途中の
与島SAには 遠くからの車のNOも見られました。

 
今回は次、次の札所が近くて 廻りやすく
15ヶ寺巡拝予定です。


まずは 七十二番札所 曼荼羅寺からです。


さわやかな朝、手入れがよく行き届いた庭には
朝早いにもかかわらず参拝の方が次々と出入りされて
「さあ、今回も がんばろうねー」と 気合が入りました。

うっ? 今回は 最初っから お経が 順調に 夫とそろうよ

出だし好調です。


次 車で2分の所で
 
七十三番札所 出釈迦寺 

寺の背後にある 標高481mの我拝師山に登り、
人々の救済を願いつつ
「もし 願いが叶うなら、釈迦如来よ 現れたまえ
        叶わぬなら命を仏に捧げます」と
眼下の谷底へ身を投じた、
すると 釈迦如来が天女とともに舞い降りてきて大師を抱きとめたと

弘法大師 幼名 真魚(まお)7歳の頃の逸話があり境内に
釈迦如来と 天女に救われる 弘法大師の絵がありました。


「う~~ん すっご~い」感動するばかりです。


山門の前 歩き遍路さんらしき人が托鉢をされていました
夫と 気持ち、お接待をさせて頂きました。


次10分
七十四番札所 甲山寺


そして 次は 5分  
七十五番札所 善通寺、

善通寺は弘法大師が生まれた地で とても大きなお寺です。


善通寺には 今回で3回目ですが 
今までゆっくりではなかったので 
  

本堂と大師堂で お経を一通りあげ 納経帳と掛け軸に揮毫と御朱印を 
頂いた後 ゆっくり散策しました。


まず 大師堂(御影堂)の地下にある戒壇めぐり。

仏様に見守られながら 真っ暗な闇を 進み行く精神修養の場
「戒壇めぐり」です。


左手を伸ばし左側の壁につたって ずっと進んで行きます。
頭陀袋に下げている鈴が歩くたび 
「り~ん」「り~ん」静かなくらい闇の中、きれいな音色が響きます。 

真っ暗な闇 壁には 何か書いてある 手触りで何かを感じながら

全く先の見えない中「ちょっと待って、ゆっくり行って」と前を行く夫に
声かけながら 先へ進みます。


途中 中央広間に弘法大師とその両親 四国八十八ヶ所霊場の
ご本尊様が祀られているようですが 闇の中 見る事は出来ません
弘法大師の声?再現 立ったままでいた夫、 私は 座りました
すると 下の方に明かりが点き 4.5畳ほどの広さに敷物が敷いてあり
しばらく 弘法大師の再現のお声を聞かせて頂きました。

他にもお言葉があったように思いますが
「お参りに来てくれた事を喜んでいます あなた方の幸せが 私の幸せです」と
弘法大師のお声のようでした。

又 暗い闇を先へと進み 出てきた時は 何か満たされたものがありました。

宝物館 又 弘法大師が産湯として使ったとされる井戸の水
「飲まないでください」?と 書いてありました。

「そうねー飲みたくなる人いるかもしれないね」と話をしたものでした。


遍照閣では 四国八十八箇所 お砂踏み道場があって 
八十八箇所のご本尊様が祀られていて 
ここで ミニ?八十八箇所巡りが出きるのでした。

善通寺をゆっくり参拝した後


まずは腹ごしらえ お昼は 折角の香川 讃岐うどんを食べに行きました

長い行列が並ぶ セルフうどんのお店で「まる○○」
大麺の美味しい事 美味しい事 堪能して

午後からの巡拝予定へと進みました。