ペンギンハイウェイに続きもう一冊読んでみました。
この本はずいぶん前に週刊ブックレビューという番組で紹介されていた・・・という記憶があります。
ペンギンよりさらに古風な印象で、言い回しに大正浪漫な空気が漂っていて、高野文子さんの『おともだち』という漫画を思い出しました。
でも、現代の学生さんの物語です。作者が京大出身なので京大の学生さんたちという設定だと思います。
人と人のつながり具合、から . . . 本文を読む
Iさんが「泣いた」て言うから、どのへんでくるのかな?って思いながら読みました。
ラスト5ページでした。
読みながら静かに涙が流れてきました。
不思議なことが起こるファンタジーで、息を飲むような場面もあるのに、全体的に静かな印象です。
著者は若い方のようですが、言い回しがちょっと古風というか。昔懐かしい空気が漂っています。
ストーリーの感動に加えて、ノートにメモすることの大切さを改めて学 . . . 本文を読む
タイトルに惹かれて買いました。直感とも言える。
「阪急電車」
なぜか全線車体は小豆色。めずらしいような気もしますが、小さい頃に関東から関西に引っ越し、電車というものを身近に感じたのは引っ越してからだから、小豆色に違和感はないというか・・・それが普通になっていました。
そして、今でも時々大阪方面に行ったときは阪急電車に乗りますが、なんか独特な匂いがあります。
阪急電車の匂い。
この本を手にし . . . 本文を読む
原題『People of the Book』
ジェラルディン・ブルックス著←オーストラリアの人。
この本はフィンランドのTさんに勧められたものです。
どういういきさつでこの本がいいよ・・・ということになったのかは思い出せないのですが、勉強会の折に話題になったのだと思います。
原題から邦題を調べて、図書館に予約してから2ヶ月たって・・・何を頼んでいたのか忘れてしまった頃ようやく借りられま . . . 本文を読む
先日の山本容子展では、買って損はないと思われる図録と、この本を買いました。
会場に、JAZZからイメージした作品コーナーがあったのですが、とても素敵で、夢の世界だった。
本についているCDの曲が流れていて、なんとも落ち着く空間だったな。
小説の挿し絵
お姫さま
各種版画集
・・・たくさんある本の中で「欲しい!」と思ったのはこれでした。
曲は、どこかで一度は聴いたことがあるスタンダードなもの . . . 本文を読む
江國香織さんの本を一気に4冊入手。
読みまくりたいと思って・・・。
一冊は辻仁成さんだけど・・・。
『冷静と情熱の・・・』的な、それぞれの視点から書かれたもの。
読みごたえがありそうなのでこれは冬の休暇までおあずけにします。
今は文庫の『ウェハースの椅子』を読み始めたところです。
『雪だるまの雪子ちゃん』は童話。
挿し絵(というか版画)が山本容子さんというだけで買い。
江國さんの小説 . . . 本文を読む
ここ数ヶ月、私の心を捕えて離さないもの・・・それはパン。
寝ても覚めてもパン。
時間がなくてなかなか面倒がみられない天然酵母1号「もも」をなんとか育てつつ、実技よりも研究だけが続く。←研究より実践だろ・・・とも思うが。
こんなにパンのことばかり考えるようになったのは、母がマクロビや全粒粉や天然酵母にはまっているのもあるけれど、実は「お仕事だから」・・・が一番の理由です。
季節性のお仕事なの . . . 本文を読む
できたてほやほや。
待ってましたー!
多田千香子さんの第2弾です。
今日届きました。
今回はお菓子のレシピ中心。わくわくします。
でも、レシピだけじゃなく、プラスαの面白さアリ・・・です。
装丁はオシャレでありながらなんとなくレトロな印象・・・懐かしい雰囲気が漂う。
カワイイ。
ページをめくると、ふわっとお菓子の香りが広がるような・・・。
ホッとするような・・・。
ひとつずつ . . . 本文を読む
お弁当仕込み前のひととき。
アラビアのムーミンマグを箱から出してみました。
やっぱり口当たりが良いです。
ボダムのコーヒープレスは近所のディスカウントショップで見つけました。
あまりにも格安だったので買ってしまった。
コーヒーはめったに飲まないくせに。
しかもこの前プラスチックのコーヒープレスを買ったばかりなのに。
バカ者だな。
コーヒーを飲みながら、図書館で借りた井上絵美さんの『お . . . 本文を読む
バカンス明け、仕事に集中できません。
今日はプレゼンしなきゃいけないのに、気合い入らず。
ゆうべもそのことを考えなきゃならないのにすでに逃避。
本屋さんで時間をつぶし、逃避本を買ってしまった。
レトロ満載。
古いけど新しいような・・・。亡くなった祖母を思い出す本です。
めっちゃかわいい。
プレゼンのことは頭からすっかり抜けちゃって、この本と共に夢の中へ・・・。
朝起きて . . . 本文を読む
出張から帰るまで封印してあるフィンランド本。
雑貨関係のガイドブックですが、早く見たいな~と思いながら帰宅中です。
雑誌は、クレジットカード会社のもので、今月はスオミデザイン特集だったので捨てられないでいます。
スオミはフィンランドという意味です。
さてさてさて・・・またひと山越えました。
ひとつ何かが終わるたびにホッとしますが、疲労困憊。へとへとです。
職場に戻っても癒されるわけがなく . . . 本文を読む
出張先で思わず購入してしまった本です。
『にせニセことわざずかん』。
ふざけた感じがなんともいえずかわいくて、買わずにはいられなかった。
『大きなポケット』という雑誌(めちゃくちゃおもしろい)に「似せニセことわざ図鑑」のコーナーがあって、それをまとめたものです。
ダジャレっていうのかなぁ、「猫にごはん」とか、「旅はくつずれ」とか・・・かわいいイラストとともにかかれています。
もちろん、本当 . . . 本文を読む
実家の書棚を整理していたら、初めて買ってもらったレシピ本『プーさんのお料理読本』が出てきました。
買ってもらったのは小学校5年生だったと思います。
「はちみつをつけて食べるプーのぶどうパン」とか、「はちみつクッキー」とか・・・プーさんらしくはちみつを使ったものが多いかな。小学生でもカンタンに作れるものがたくさんのっています。
生まれて初めて買ってもらった私だけのレシピ本が嬉しくて、日曜日にな . . . 本文を読む
急にロシア文学。
『スペードの女王』
短編なので、あっという間に読めてしまいましたが、なんというストーリーなのだろう。
悲劇だけど滑稽な印象。
なぜ急にプーシキンかというと、オペラを観るからです。
つまり予習です。
この短いお話を3時間のオペラにするのだから、あまり深く描かれていない登場人物にも光が当たっているのでしょうかね?
楽しみでもあるけど、眠ってしまわないか心配でもあります。 . . . 本文を読む
亡き祖母の本棚を整理していて見つけました。
戦前、祖母はこの雑誌の編集のお仕事をしていました。今でいうアルバイト的な感じだったのだと思います・・・。
祖父が戦争に行ってからは、安定した収入を求めて美術の教師になったそうですが・・・。
大正生まれですが、祖母は社会に出て働く女性だったのです。
そんな話を聞いたのは大人になってからでした。
私は中原淳一さんの絵が子どもの頃から結構好きで、真 . . . 本文を読む