日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

さびしい

2006-08-31 | 本=心の糧
今日をもって閉店するという商店街の本屋さんで2冊の本を買いました。
もう50年以上(創業以来80年らしい)続けていたのに、とうとう閉店・・・小さな本屋さんを経営していくのは大変なのだろうとは思いますが、商店街はどんどんお店がかわっていってしまってさびしいです。

その本屋さんには結構貢献したし、お世話にもなったんですよ。
何年くらい前だろう・・・『大地の子』が放映されていた頃か、最終回からしばらくたっていたかもしれないからかなり前の話です。
理由はまったく覚えていないけど、職場で憤慨することがあったのだと思う。
プンプンしながら職場を出て、頭から湯気を出しながら駅に向かっていたら後ろから職場の人の声がして・・・絶対に追いつかれてはならないとあわててその本屋さんに飛びこみました。
私の場合、怒りやストレスは「買い物で発散」という悪い癖があるのですが、そのときも読みたいか読みたくないかではなくて、手当たり次第とにかく「買わなくてはならない状況」だったので、『大地の子』や『蔵』など10冊以上買ったでしょうか1万5千円分くらい買ってしまいました。
紙袋にずっしり・・・電車にのってから、我に返って何で私はこんなに本を抱えているのだろうと思いつつ持って帰るのに苦労しました・・・そんな思い出があります。
帰りに仲間とお食事して帰りたいけど職場の人に見つかってはいけないからと、その本屋さんで待ち合わせしたことも何度もありました。
さりげなく趣味の本が充実している本屋さんだったのにー。そして、逃げ場(隠れ場所)でもあっのに・・・これからどうしたらいいのでしょうかね・・・。

昨日買ったのは『レモンブック』と『アボカドバンザイ!』という2冊。
レモンに関する歴史とか世界のレモン事情、そしてアボカドのルーツやアボカドに関するいろいろ・・・似たような本ですが、アボカドのほうはポップな感じになっています。どちらもおもしろそうです・・・。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大事な本屋さんの閉店、さみしいね (るりら)
2006-08-31 19:10:44
mariさんにとって、そんな大事な本屋さんが閉店になってしまうんだね。

小さなお店がなくなるような社会って変だわ。

大きな安売り店しか残らないようなのって、とっても変だわ。

私も商店街で育ててもらったから、

さみしい気もち、わかります。

ごくろうさまでした、本屋さん。

marieさんたちをかくまってくれてありがとうございました。
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もう・・・ (marie)
2006-09-02 00:48:50
9月1日、仕事帰りにお店の前を通りかかったら、本が入っているであろうダンボールが積み上げられていて、店内はすっかり空っぽになっていました。

本当に終わってしまったんだーと実感しました。

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キリンさん (寂しい象)
2006-09-02 10:38:34
仕事帰りに、疲れていてもさっと立ち寄れる大事な本屋さんでした。何気なく入ったとき、好きな作家の新刊を偶然発見し、「これって運命!」と、幸せな気持ちになったこともしばしばありました。片付けをしているお店の方々に、感謝の言葉を述べたかったよ。恥ずかしくてできなかったけど。
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結局 (marie)
2006-09-03 20:19:45
商店街には一軒の本屋さんもなくなってしまったということです。

少し足をのばせばあるけど、待ち合わせには不便。

時間をつぶせる本屋さんは本当に貴重だったよ。そして、身を隠すところとしてもあんなによいところはなかったのに・・・。
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